この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

お詫びとお知らせ。

2010-11-21 22:49:12 | 戯言
 本当はこの記事ではMさんがYさんから受け取ったメッセージを転載するつもりでした。
 そのメッセージを初めて読んだときは、うわ、よくここまで人を悪し様に罵れるものだな、と感心しました。
 今で目にしたメッセージの中で最も下劣で、下品で、下種なメッセージであり、このメッセージを読めばYさんがどんな人物なのか、一目瞭然だとそのときは思いました。

 しかし、いざ記事を書く段になってあらためてそのメッセージを読み直してみると、激昂した人間なら誰でもこれぐらいの罵倒の言葉は吐くかもしれない、と思ったんです。
 気持ちが揺れてしまいました。
 気持ちが揺れてしまっては、誰かを告発する記事は書けません。

 今でも「みんなで集まってわいわい楽しくやろうよ」という主旨のコミュが承認制であることは感心しませんし(すべての承認制のコミュを否定するつもりはありません)、真実を知ろうとした自分が、それを理由にコミュから追放されたのは到底納得出来るものではありません。

 でもだからといって個人的なメッセージを公開したのはやっぱり間違いだったみたいです。より正確には理由としてはもう一つ弱かったというべきか。
 自分がメッセージを公開したことで誰かに迷惑をかけたのだとしたら、謝罪します。
 まぁ当のYさんが読んでいるとは思わないけど。

 つきましては拙ブログの記事の更新を年内は停止したいと思います。
 次回の更新は2011年の1月1日の予定です。

 来年はもう少し創作寄りのブログにしようかな。
 現実に期待したり、執着したり、憤ったりするのは疲れました。
 現実に振り回されたり、失望したり、裏切られるのももう真っ平ゴメンです。

 空き缶をポイ捨てしたい人はすればいいよ。
 映画をネットで違法DLしたい人はすればいいよ。
 気が合わない人をコミュから追放したい人はすればいいよ。
 みんなやりたいようにやればいい。
 もう気にしないから。
 現実世界がどうなろうが、もうどうだっていい。
 自分も楽しいことだけ考えて生きていくことにします。

 バイバイ、現実世界。

 よろしく、脳内世界。
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最近のミクシィで。

2010-11-17 21:47:47 | インターネット
 マイミクが一人減りました。
 最初誰がいなくなったかわからないぐらいだったので、特にショックはなかったです。

 逆に切りたいマイミクが一人います。
 自分は絡むことがなくなったからといってこちらから縁を切るということはしない主義なのですが(それが出来るほどマイミクが多くないので)、その人は毎日のように同じことをつぶやいてるんです。「webのアクセス数をアップする方法は!」とか何とか。
 一度つぶやいたことを再投稿すな!!
 あなたが連続して五つも六つも再投稿するせいで、本当に大切なつぶやきを見落としちゃうじゃんか!!

 などとブログで強気な発言をするくせに未だにその人のことを切れない自分。
 強気なんだか、弱気なんだか。

 マイミクが減ったことにはショックは受けなかったんですが、自分が管理人をしている『創作連鶴』コミュの参加者が減ったことは、しかも二人、それなりにショックを受けました。
 まぁ最近は新しくトピックを立てることもないし、新作の公開もご無沙汰だけど、そういうアイディアってボタンを押せばポンと出てくるってもんじゃないんだから、退会は勘弁して欲しいよ。やる気が失せちゃうじゃん。

 もう一つの『マイナー映画』コミュの方は一向に参加者が増えません。三人のまま。
 地道に活動をしていればそのうち賛同してくれる人も出てくるだろ、と思ってたんだけど、まーったく増えない。
 まぁ一度始めたことはそう簡単には投げ出すつもりはないけど、でもやっぱりため息が出ます。

 ところで自分は『福岡でオフ会をしよう』というコミュに参加しているんですけど、そのコミュ主催のカラオケパーティには最近行っていません。
 理由はいくつかあるんだけど、最大の理由は福岡は遠いから。行きは一時間半、帰りは一時間、車で掛かるんだよね(行きは渋滞にハマるので余計に時間が掛かる)。

 それでも人とのコミュニケーションは求めたいな、いや、求めなきゃいけないなと思って、今度は同じようなコミュの久留米版に参加しました。久留米なら二十分も掛かんないので行くだけで疲れるってこともないですから。
 でも自分が参加して一週間ぐらい経った頃、管理人と参加メンバーの間でゴタゴタがあって、コミュが承認制になっちゃっいました。しかも部外者の閲覧禁止。笑。

 みんなで集まって楽しくオフ会をしましょう!!っていうコミュ(のはず)なのに、承認制で部外者の閲覧禁止って!!
 そんな秘密結社みたいなコミュに新しい参加者が現れるとは思えないんだけど。
 管理人に承認制を解除してくださいという要望のメールを出したけど、聞き入られる可能性は低いだろうね。むしろ追放される可能性の方が高い。批判的なコメントはすべて削除してるぐらいだから。
 まぁそんなコミュから追放されたとしても痛くも痒くもないのだけど。
 っていうか、たぶん自主的に退会するべきなんだろうけど、そのタイミングが計れないでいます。
 やっぱり強気なんだか、弱気なんだか、よくわからん。笑。
 
 まぁつまり今日書いたことをまとめると、最近のミクシィでは何もかもが上手く行ってないってことです。
 あ、いやそれはミクシィに限らずインターネットでも、、、いや、人生においてもそうか。笑。

ps.上述のコミュからはいつの間にか追放されてました。笑。すごいな、承認制を解除してくださいというメールを出しただけなのに。しかも承認制は解除してあるのに。わけわからん。。。
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3x5と5x3は同じか?

2010-11-16 21:49:48 | 蘊蓄・雑学
 完全に事情を把握しているわけではないのですが、現在ネットでは「なぜ小2のテストでは3×5が正解で5×3が誤答なのか」という命題について熱い議論が交わされているようです。こちら
 便乗ですが自分なりの考えを述べます。

 3x5と5x3は式としての意味合いは全然違います。
 3x5は例えば体重三キロの赤ちゃんが五人いることであり、5x3は体重五キロの赤ちゃんが三人いることです。
 体重三キロの赤ちゃんが五人いることと体重五キロの赤ちゃんが三人いることはまったく別の事象ですよね。
 だから式としてはまったく別物です。

 ただしそこから求められる答え、この場合は全ての赤ん坊の体重を合わせた総体重は同じ十五キロです。
 式は別物で答えは同じ、何も紛らわしいことはありません。
 6x5と28+2が答えは同じ30であっても一方は掛け算、一方は足し算でその式の意味が違うことと一緒です。
 混乱している人は式と答えがごっちゃになっているだけだと思います。

 ただその概念を小学二年生に理解させることはまず不可能でしょう。
 3x5と書くべきところを5x3と書いてしまったからといって単純に誤答と採点した教師は間違っているといわざるを得ません。

 このことで思い出したことがあって、以前自分は家庭教師をしていたことがありました。
 教えていたのは中学三年の女の子だったんですが、彼女は受験生だというのに九九が出来なかったんです。
 暗記もしていなければ概念も理解出来ていませんでした。
 9x2が18ってことはわかるんですが、なぜなら9+9のことだから、2x9がわからないんです。まぁそりゃ2+2+2+2+2+2+2+2+2って書いてあったらぱっと見ただけでは大人だってわかんないでしょうからね。

 思うに彼女は学習障害児だったのでしょう。
 自分には荷が重過ぎました。
 自分はとうとう彼女に9x2と2x9の答えが同じであるということを理解させることは出来ませんでした。
 程なく自分は家庭教師を首になりました。

 この話には続きがあって、前述の通り彼女は受験生だったのですが、風の噂で聞いたところによると何と無事高校に合格したらしいのです。
 自分の後任の家庭教師が超のつく凄腕だったか、もしくは世間には九九が出来なくても受かる高校があるのか、どちらかですが、、、願わくば前者であればいいですね。
 
 いや、前言撤回、どっちも嫌です。笑。
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奴らに十一月だということを教えてやりたい。

2010-11-15 21:51:33 | 日常
 嘘だと思われるかもしれませんが、昨日の夜も寝ている間に蚊に襲われました。
 証拠もあります。そんなもの誰も見たくないと思うので写真はアップしませんが。

 夜中に蚊に襲われていつも思うのは、奴らには時間の概念があるのではないか、ということです。
 例えば十二時に就寝したとして、奴らは寝入りばなには襲ってきません。十二時半とかでもない。だいたい奴らが襲ってくるのは二時とか三時とか、そのぐらいの時間帯です。奴らは人間が完全に熟睡してから襲ってきます。

 別に窓や戸を開け放して寝てるわけじゃないんですよ。きっちり戸締りして寝ます。
 つまり、襲うまでの二時間か三時間、奴らは暗闇の中でじっと身を潜めているってわけです。
 
 もし彼らが純粋に本能のみで生きるのであれば、同じ部屋に人間がいたら、ソッコーで襲ってきそうなものだけど。もしくは明かりが消え次第に。
 
 でも実際にはじっと身を潜めているわけで・・・。

 そう考えると蚊には時間の概念や思考能力があるのではなかろうか、って思ってしまうわけです。
 待て待て、もう少しだけ待ってみよう、あと一時間、いや、三十分、その方が安全に人間を襲えるはずだってね。

 もしかしたら蚊よりも短絡的な人間も結構いるのかもしれませんねぇ、、、自分がそうじゃないっていえないところがツライです。
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読み終わりました。

2010-11-14 22:26:48 | 読書
 ジェフリー・ディーヴァーの最新作『ロードサイド・クロス』、読み終わりました。
 やれば出来る子だったみたいです、自分。

 などという自画自賛はさておき、途中まではすごく面白く読めてたんですけど、残念ながら終盤に向かうにつれて失速しちゃいましたね。

 ディーヴァーといえば、そしてリンカーン・ライムシリーズといえば超絶的なドンデン返しが売りだと思うんですけど、今回のそれは正直不発。
 確かに読めないことは読めないけど、うわ、やられた!!というより、いや、それはないでしょ、というオチだった。
 それにヒロインのキャサリンを悩ませる、もう一つの案件もやけにあっさり解決しちゃって、、、それこそあまりのあっさり加減にそれはないでしょ、と言いたくなった。

 まぁシリーズものとしてはギリギリ及第点を与えられるかなって感じだけど、単独のミステリーとしてはあえて読む必要はないかな。

 
 それとは別に伊坂幸太郎の最新作『マリアビートル』も実は読み終えていました。
 いや~、こっちの方はめちゃめちゃ面白かったです。途中までは伊坂幸太郎の最高傑作かもと思ったぐらい。
 残念ながらそこまではなかったけれど傑作であるのは間違いないです。

 東京から盛岡に向かう東北新幹線に、偶然か必然かやたら殺し屋が乗り合わせて、、、というお話。
 何がいいって殺し屋のキャラクターがいい!
 人生で大切なものは全て『機関車トーマス』から学んだ檸檬、腕は立つが恐ろしく不運な七尾、寝起きが尋常じゃなく悪い伝説の殺し屋などなど、殺し屋が全員魅力的なんです。

 まぁツッコミどころがまるでないというわけではないけれど、ヘビは誰が持ち込んだんだとか、父親の職業を知らなすぎるだろとか、スーパーマーケットの籤引きの景品にそんなもんがあるわけねぇとか、でも読み終わったあとは素直に「面白かった!!」といえる作品です。

 本作も中村義弘監督の手で映画化されたらって思いますが、さすがに『ゴールデンスランバー』で打ち止めですかね???
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犯人はお前だ!!

2010-11-13 23:02:37 | 読書
 今週末は忙しいです。
 映画を観に行ったり、図書館で借りた本を読んだり、録りだめしておいたビデオを見たり、テレビゲームをしたり、昼寝をしたり、ブログのコメントにレスをつけたり、、、それって本当に忙しいというのか?と突っ込まれそうですが。汗。

 あ、でも図書館で借りた本を急いで読まなくちゃいけないっていうのは本当です。
 先週借りたジェフリー・ディーヴァーの最新刊『ロードサイド・クロス』の返却期限が次の土曜日なのです。
 もちろん読み終わらなかったら借り直すつもりではあるけど(最悪読み終わらなかったら返しに行かなきゃいいんだけどそういうことはしたくない)、予約が入っていたらそちらが優先されますからね。

 リンカーン・ライムシリーズからのスピンオフ、キャサリン・ダンスシリーズ第二弾である本作ですが、さすがはディーヴァー、今回も無類に面白いです。
 現在300pまで読み進めていますが、真相、及び真犯人はさっぱりわかりません。
 ではありますが、わからないなりにそれらについて推理してみたいと思います。
 最後まで読み終えたわけではないのでネタバレしようがないですが、情報は一切遮断したいという方はこの先は読まないでください。

 さて、本作においてロードサイド・クロス事件の容疑者として疑われるのが十七歳の高校生トラヴィスです。
 が、当然のことながら彼は真犯人ではないと思います。
 理由は、ドンデン返しが売りのリンカーン・ライムシリーズで、最初の容疑者であるトラヴィスが犯人であるというのは考えにくい。

 理由はもう一つあってこのシリーズにおいて真犯人は大概白人の中年男性だからです(唯一の例外は『石の猿』ぐらいじゃないかな)。
 しかもほとんどの真犯人は外見が真っ当で人好きのするタイプですあり、なおかつ序盤から捜査陣に接近しています。
 これまでの作品でそうだったからといって、本作でもそうだというのは理屈に合いませんが、どーせだったら本作でもそうあって欲しいのです(どーゆー希望だ)。

 そう考えると真犯人は一人しかいません。
 ロードサイド・クロス事件の犯人はお前だ、ジョン・ボーリング!!

 でもさすがにこれはないかな。
 疑わしいことこの上ないキャラなんですが、なにぶんヒロインのダンスと常に行動をともにしていて、犯行を行う時間がない。
 そうなるとあいつか、有能そうな刑事として登場したデヴィッド・ラインホールド!!

 ま、おそらく二人とも真犯人じゃないでしょうね。笑。
 さ、続きを頑張って読まなくっちゃ。。。
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『マチェーテ』、世界で一番女にモテる男、それは・・・?

2010-11-12 20:18:33 | 新作映画
 ロバート・ロドリゲス監督、ダニー・トレホ主演、『マチェーテ』、11/12、Tジョイ久留米にて鑑賞。2010年46本目。

 ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野がオープンしたときは、上映される映画のラインナップのショボさに、Tジョイ久留米の方が近いし、あんまり利用することはないだろうな、と思ったのですが、いざオープンしてみると一番よく利用するシネコンになりました。
 やっぱり五本観たら一本タダ、というポイント制の存在は大きいのです(Tジョイ久留米にはそういったサービスがない。正確にはあったけれど廃止された。)。
 なので、どちらのシネコンでも上映されている作品はワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野で観るようになりました。

 じゃあTジョイ久留米の存在意義がなくなったかというとそんなこともなく、このシネコン、たまに、一体誰が観に来るんだ、っていうような作品を上映してくれるんですよね。 
 今年でいえば例えば、ジュリアン・ムーア主演の『シェルター』とか、へっぽこ終末映画の『レギオン』とか(今月末の『デイブレイカー』もね)。
 そういったB級臭あふれる作品も嫌いじゃないのでありがたいです。
 この『マチューテ』も福岡県内で上映しているのはこことユナイテッドシネマ・キャナルシティ13ぐらいじゃないかな。
 さすがにキャナルまでは観に行こうと思わないけど、一番近いシネコンでやってるなら観に行こうかっていう気になります。

 キャナルまでは観に行く気になれない、というのはつまり、ぶっちゃけそこまで鑑賞意欲をそそられる映画ではないってことです。
 アクション映画、好きなことは好きなんですけど、自分の好きなアクション映画は例えば『ボーン・スプレマシー』であり、『リベリオン』だったりするわけです。ある程度スタイリッシュなアクション映画。
 あんまり野郎の臭いでむせ返るような映画は、例えば『エクスペンダブルズ』がそれに当たります、悪いとは思わないんですが、あまり好きじゃないんですよね。
 観ていて胸焼けするので。笑。

 『マチェーテ』もそんな胸焼けするようなアクション映画かと思っていたのですが、幸いそこまではありませんでした。
 主人公の「マチェーテ」を演じるダニー・トレホは何ていうか、これ以上ないってぐらい、、、スクリーンでドアップになると胸焼けしそうな容貌なのですが、その彼が主役であるにも関わらず、作品がまともに観れたのはヒロインを演じていた女優が魅力的だったこと、それも二人とも(本作はダブルヒロイン)、これに尽きます。

 本作は永遠の悪人面ダニー・トレホの初主演映画として(一部で)話題ですが、メキシコからの不法移民問題が取り上げられているためか、二人のヒロインにジェシカ・アルバとミシェル・ロドリゲスという二大ヒスパニック女優が起用されてるんです。二人の共演は初めてじゃないかな。二人ともスクリーンの中でお互い負けじと輝いていましたよ(その点でも女優の印象がまったく残らない『エクスペンダブルズ』とは大違い)。

 ダニー・トレホ初主演作にして、ジェシカ・アルバとミシェル・ロドリゲスの初共演作である本作、あのスティーブン・セガールが初めて悪役を演じ、さらにスクリーンの中で死亡するシーンがあるという、記念すべき映画でもあります(『エグセクティブ・デシジョン』では飛行機からパラシュートなしに飛び降りただけなので。まぁフツーは死ぬけどね。)。
 セガール好きにはたまらない一本といえましょう。
 世の中そんなにセガール好きって人がいるとは思えないけどね。
 まぁそれをいうならダニー・トレホもだけど。笑。

 それにしても最初のシーン、マチェーテがどうやって危地を脱したのかさっぱりわかんないんだけど、、、わかる人、います???

ps.『マチェーテ』のことをずっと『マチューテ』だと間違げーてました。関係者の皆々様に深くお詫び申し上げます。

 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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今日は何の日♪

2010-11-11 22:27:37 | 日常
 十一月十一日、さて今日は何の日でしょう。
 そう、1の四並びでポッキー&プリッツの日です(テレビのバラエティでゆーてた)。

 でもさぁ、ポッキーの形が棒状で1に似てるからって理由なら、ぶっちゃけうまか棒だって1に似てるよね。つーか棒状の食べ物ならみんな似てるだろ。

 ってなことは個人的にどーでもいいんですが。

 個人的にどーでもよくないのが今日が『タクティクス・オウガ 運命の輪』の発売日だったってことです。
 
 あれだけ「神ゲーム、再臨!」とか騒いでいたくせに結局買いませんでしたよ、奥さん。

 ソフト本体の五千円はひねり出せないこともないけど、PSP本体の一万五千円がなぁ。他にPSPでやりたいゲームもないし。
 今月他に何もしない!映画も観ない!ゲーセンも行かない!おやつも買い食いしない!本も買わない!っていうならまた話は違うんだけど、さすがにそこまではね、ちょっと。

 っていうか、二万円の金がひねり出せないお前は本当に社会人なのか!?と自分で自分に問い掛けたいです。自自討論。

 そんなわけで発売日当日に『タクティクス・オウガ 運命の輪』を購入された方、おめでとうございます。どーぞ心行くまで楽しんでくださいませ♪

 でも、最高に面白かったからといって「最高に面白かったですよ!!」などとわざわざ教えてくれないで結構です。むしろ教えてくれるな。

 自分には『風来のシレン』(もちろんスーファミじゃよ)があるからそれで充分!!
 例え誰にもその面白さが理解されなくても『風来のシレン』は史上最も面白いテレビゲームなんじゃああああああ!!!!


 あ、何か涙が出てきた。
 この涙のわけを教えて、夜空に輝く星たち・・・。
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期間限定発売も考えもの。

2010-11-10 23:12:02 | 日常
 どこかのスーパーか、ドラッグストアで何気なく買った森永の抹茶キャラメルにはまってしまいました。

 帰宅途中の車の中で舐める抹茶キャラメルは最高やね。弟切草とまではいかなくても薬草並みに体力が回復するよ。ってこの例え、だれもわかんないか。

 それはさておき、抹茶キャラメルも食べ物である以上食べ続けていればなくなっていくわけで。
 あ、こりゃいかん、なくなりそうだと思って、買いだめするべく何軒かスーパーや回ったんですが、これが売ってない売ってない。
 たぶんここで買ったに違いないと思われる郊外のスーパーまで出張ったんですが、やっぱり売ってませんでした。

 仕方なくそこのパートのおばちゃんに「森永の抹茶キャラメル置いてませんか?」って尋ねたら、「あー、しばらく前まで置いてあったけど、期間限定の商品みたいで今はないね~」とのことでした。

 は~、期間限定って響きはいいけど、要はどんなに気に入ったとしても長くは楽しめないってことじゃんねぇ。


 さよなら、抹茶キャラメル。短い間だったけど、君と過ごした日々をぼくは忘れないよ・・・。


   


 写真は左が残り一個となった抹茶キャラメル、右が代わりに買った栗キャラメル。栗キャラメルも悪くないんだけどね。。。
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夢の終わりに。

2010-11-09 23:32:02 | ショートショート
 人は誰でも見たい夢を見る権利がある。
 だがそれはレム睡眠潜在意識誘導装置、通称「ドリーマー」が発明されて初めて保証された権利だった。
 ドリーマーを使えば見たい夢を見ることが出来る。映画俳優になるのも、プロのスポーツ選手になるのも、好きな場所に行くのも、好きなものを好きなだけ食べるのも思いのままだ。
 だが現実の世界で法律によって禁止されていることを、例えば人を殺す、女を犯すといった犯罪行為がそれに当たるのだが、ドリーマーを使って夢で見るのはやはり法律によって禁止されていた。
 禁止した奴らの言い分はこうだ。
 犯罪行為の夢を見れば、そのことが犯罪行為の助長に繋がる、だそうだ。
 俺の考えは違う。
 夢の中で女を散々レイプした奴が朝起きて女を襲うか?
 性犯罪者だって無限に性欲があるわけじゃない。寝ている間に二度も三度も文字通り“夢”精すれば、起きてから女を襲うのは無理ってもんだ。
 むしろ性犯罪者や殺人願望を持つ者など危険な連中には奴らの願望を叶える夢を見せるべきだ。そうすれば現実の犯罪は確実に減る。
 お偉方はそのことがわかっちゃいないんだ。
 そんなわけで一般に販売されているドリーマーでは殺人や強姦といった犯罪行為の夢を見ることが出来ないようになっている。
 そこで俺の出番だ。
 禁止された夢もそうでない夢も夢に変わりはありゃしない。要はドリーマーに掛けられたプロテクトを外せばいいだけの話だ。
 俺の元には毎日のように大量のドリーマーが送られてくる。送られてきたドリーマーをプロテクトを外し送り返す。
 無論違法行為だ。
 だが、いや、だからこそ金になる。
 俺は寝る間を惜しんでプロテクトを外し続けた。もう何日も仕事場から家に帰っていない。愛しいミアにも会えていない。
 くそっ、会いたいぜ、ミア。会っておまえを強く強く抱きしめたい。
 もう少しだけ待っていてくれ。
 全てを清算したらおまえの元に必ず帰る。
 俺はおまえの不味いチキンパイを死ぬほど食べたいんだ。

 
 目が覚め、それが夢であると知り、私は落胆した。
 彼はドリーマーの調整技師だった。それも違法の。
 危険なことはやめて、私は何度も彼に懇願したが、彼は笑って、危険なことなんて何もないさ、と聞き入れなかった。
 だが彼は組織同士の抗争に巻き込まれ、命を落とした。
 人は誰でも見たい夢を見る権利がある、というのが彼の口癖だった。
 彼の考えていたことを理解しようとして、私は何度となくドリーマーで彼の夢を見た。
 そしてそのたびに失望し、落胆した。
「おばあさま、起きていらっしゃる?」
 孫娘のエミリーが寝室に顔を覗かせた。
 えぇ、とっくに、私は破顔して答える。
「おばあさま、耳につけているそれはなあに?」
 ドリーマーはとうの昔にプログラムの如何に関わらず法律によってその所有自体が禁止されている。エミリーが知らぬのも無理はない。
「これは、おまじないみたいなものね。昔の機械。ぐっすり眠れるの」
「ぐっすり眠れるの?素敵ね。私もつけてみたい」
 孫娘の無邪気な願いに苦笑する。
「駄目よ、あなたにはまだ早いわ。あなたみたいな年頃の子がぐっすり眠りたいのであれば昼間たくさん運動すればいいことよ。これは私のような、運動ができなくなった年寄りのためにあるものなの」
「なーんだ、つまんないの」
 そう言ってエミリーはぷぅと頬を膨らませた。
 エミリーとの他愛ない会話に心の安らぎを覚えながら、もしかしたらこの光景も穏やかな老後を過ごしたいと願う、誰かの夢なのかもしれないと私は思った。
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