この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

11月の予定。

2015-11-30 22:59:40 | 日常
 11月の予定です。
 11月は何となく忙しいような、そうでないような…?


   

 11月のカレンダーのモデルはまきさん。この写真の彼女は写真写りが悪い気がするなぁ、、、って、日本語が正しいのかどうかがわからない。笑。


 11/7は第10回一箱古本市inけやき通り。時間があれば行ってみようかなって思ってます。

 11/7『グラスホッパー』の公開日。前売り券は未購入ですが、観に行くつもりです。

 11/20~29までギャラリールーモにて『となりの本棚展 vol.7 at Lumo』があります。出品者として参加することになりました。

 11/22は折紙探偵団九州友の会例会です。先月はサボったのですが、今月は参加するつもり。

 11/28はフクオカきのこ大祭です。去年楽しかったんで今年も参加しようと思っています。でも去年とだいぶ形式が変わっているような?


 珍しく映画は少なめですが、いろいろそれなりに忙しそうです。
 充実した1ヵ月間になればいいなぁ。
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エンターティメントとしては及第点だと思った『007 スペクター』。

2015-11-29 22:34:11 | 新作映画
 ダニエル・クレイヴ主演、サム・メンデス監督、『007 スペクター』、11/28、TOHOシネマズ天神にて鑑賞。2015年43本目。


 土曜日のもう一つの用事というのは映画鑑賞でした。
 先行上映で『007 スペクター』を観てきたのです。
 先行上映、いい響きですね。
 昔は先々行上映なんてものもありましたけどね。
 もうそうなると本上映がいつなのか、よくわかんなくなりますけど。笑。

 感想をまず述べると、エンターティメントとしては及第点かな、と思いました。
 ただ、毎度のことだけど、細かいところが気になったかな。

 007こと、ジェームズ・ボンドの今度の敵は情報によって世界を支配しようとする組織《スペクター》。そしてその頭領であるフランツ・オーベルハウザーはボンドと個人的な因縁があります。ボンドの養父の実子という関係です。
 ボンドを養子として迎え入れた父親を逆恨みして事故に見せかけて殺し、以後自身は行方をくらまし、闇の世界で生きてきた、という設定です。
 ただ、この設定の時点で何だかな、と思わないでもないですね。
 自分の父親が養子を迎え入れたことが気に入らない、っていう感情はわからないでもないです。
 でも、その感情の矛先ってまず養子であるボンドに向けられるのではないですかね?
 養子であるボンドを事故に見せかけて殺したことを父親に見破られてやむを得ず父親も殺した、という流れならわからないでもないですが、先に父親を殺すっていう感覚がよくわからなかったです。
 まぁフランツは大人になってから、ボンドに事あるごとに嫌がらせをしていたことが判明するので、それでよし、ってことにしなくちゃなんないんでしょうけどね。

 また、今回の敵はありとあらゆる情報を武器とする敵なのですが、さすがにそれは知りようがないだろ、ということまで知っているのはどうなのかなぁと思いました。
 一例を挙げると、ボンドが唯一本気で愛した女性がヴェスパー・リンドであること、ですね。
 ボンド自身はそれを自覚していて、また観客である我々は知っていても、それを敵組織が知るわけがないですからね。
 ボンドだって別に、俺が唯一愛したのは彼女だけだ、なんてことをぺらぺらと他人にしゃべったりはしないでしょうしね。
 なぜそのことをフランツが知りえたのか、本当に不思議です。

 不思議なことは他にもあって、その中でも最大のものは、スペクターのアジトの防火対策ですね。
 囚われていたボンドが何とか脱出し、ヘリに乗り込む前に何かに向けて銃を撃つのです。
 何に向けて銃を撃ったのか、正直わかりませんでしたが、驚いたのは直後に敵アジトが大爆発を起こすんですよね。
 何に向けて銃を撃ったにしても、あの大爆発はあり得ないだろうと思ってしまいました。
 なぜ大爆発を起こしたのか、理由をご存知の方は教えてください。

 まだいろいろあるんですが、切りがないのでやめておきます。
 いろいろ細かいところを突っ込みましたが、気にならないって人は気にならないと思います。
 アクション自体は充分満足出来るクオリティでした。アジトの大爆発も映画の爆破シーンとしてはギネスに載るほどの規模だったそうです。
 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』が公開されるまでに何か娯楽映画を観たいという方は、観に行ってもいいのではないかと思います。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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イベント巡りをしてきました。

2015-11-28 23:45:14 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 28日の土曜日はイベント巡りをしてきました(イベントといってもそのうち2つは展示会ですが)。
 自分は基本的に貧乏性なので、映画を観に行くにしても映画だけを観て帰るということはあまりないのですが、それにしても同じ日に3つのイベントに行くというのは欲張りなような気がしますね。笑。


 一つ目のイベントは【フクオカきのこ大祭】
 去年は警固神社で行われたのが、今年は会場が上川端商店街へと変更されました。
 イベントの会場変更自体はよく聞く話ですが、屋内で行われていたイベントが屋外で行われるようになるというのは珍しいんじゃないでしょうか。

 きのこをモチーフにした作品や、


   

 きのこそのものが売られていたりしていました。


   

 家庭用のしいたけの栽培セット。
 お?と一瞬食指が伸びかけましたが、上手く育てられないような気がしたので断念。

 代わりにきのこの形をしたお菓子を買いました。


   

 「きのこのフロマージュ」と「きのこのランタン」(だったかなぁ)。
 どちらもよくきのこを模していると思いましたよ。


 きのこ大祭の次に行ったのがサナトリウムで開催中の【不思議の国のアリス出版150周年記念展】
 なかなか力作揃いでしたよ。


   

   

 撮影自体は可だったのですが、一つの作品だけの撮影は不可でした。何かしら事情があったのでしょう。

 作品には販売価格がついていました。中には「え?」と思えるような値のものもありましたねぇ(安いものもあれば高いものも)。

 実は今回の記念展、自分も誘われてはいたのですが、アイディアや時間、それに画材がないことを理由に辞退させてもらっていました。
 実際展示会に足を運ぶと、自分も出品しとけばよかったかなぁ、なんて思ってしまいます。
 200周年記念展には是非出品したいですね(おめー、いくつだよ!)。


 三つ目のイベントはでギャラリールーモで開催されている【となりの本棚展vol.7】。
 実はこちらの企画展には出品していたりします。
 だってこっちはお気に入りの本についての紹介文を書くだけでよかったからね。

 企画展ではお気に入りの本だけでなく、その本にインスパイアされて作られた作品も展示してありました。


   

 福岡在住のアーティストや著名人に混じって、一般人である自分のお気に入りの本が置いてあるのはやっぱり気恥ずかしかったですね。


   

 自分のお気に入りは『クラバート』と『ユタと不思議な仲間たち』です。
 どちらも超がつくほどお薦めですよ!Amazonでの評価も高いです。『クラバート』が36人からレビューがついて5つ星のうち 4.8、『ユタと不思議な仲間たち』が13人からレビューがついて5つ星のうち 4.5です。


 ギャラリールーモを後にしたのが夕方の4時ぐらいだったな。
 この日はまだもう一つ用事があったのです。


                                   続く。
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正月休み、でぇとに誘われました。

2015-11-27 21:49:35 | 日常
 正月休み、でぇとに誘われました。
 といっても相手は姪っ子のなるみ。
 以前、映画を一緒に観に行き、その後不思議博物館に連れて行ったのが楽しかったみたいで、正月休みにこっちに来るとき、またどこかに連れて行って欲しいとお願いされました。
 まぁそれはいいんですよ。
 姪っ子、甥っ子の面倒を見るのも叔父の務めと思っているので。
 問題は時期ですよ、時期。
 兄貴一家が来るのが12/31で、帰るのが1/2らしいんです。
 どこかに連れて行くにしても、実質1/1しかないようなんです。
 元日に一体どこに連れて行けと?
 たいがいどこも閉まってると思うんだけど。
 太宰府天満宮とか人が多すぎて絶対行きたくないし(←罰当たりな発言)。
 結局映画を観に行くぐらいかなと思っているんですけど、映画館以外で、15歳の女の子が喜びそうな、正月から開いている福岡市近郊の施設をご存知の方は教えてください。

 サナトリウムが開いていたら連れて行くんだけど、、、さすがに開いてないよね?
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三谷幸喜の新刊を買いました。三ヶ月遅れで。

2015-11-26 20:49:09 | 読書
 映画『ギャラクシー街道』の大不評の嵐は未だ衰えを知らず、三谷幸喜はこの作品で少なからずファンを失ってしまったようですね。
 中には虎の子の『古畑任三郎』のDVDボックスを売り払ってやる!と言ってる人もいるみたいです。自分に安く売ってくれないかな。笑。
 自分はというと、『ギャラクシー街道』を駄作だとは思ったものの、三谷幸喜のファンを辞めるつもりは今のところありません。
 『ギャラクシー街道』を指して、三谷幸喜は終わったという人もいるようですが、彼も人の子、昔から駄作はありましたよ。
 テレビドラマでいえば、『今夜、宇宙の片隅で』とかね。あれは本当に面白くなかったですから。
 舞台も全部が全部傑作ってわけではないはずです。

 三谷幸喜の仕事の中で一番外れが少ないのは実はエッセイじゃないかと思っています。
 エッセイというのは朝日新聞に連載している『ありふれた生活』のことですけどね。
 その連載期間はかれこれ15年にもなるそうです。
 だいたい一年に一巻、まとめられたものが刊行されるのですが、すべてのエッセイを読んでいるにもかかわらず買っていて、そして再読し、笑わせてもらっています。
 
 で、最新巻となる『三谷幸喜のありふれた生活13・仕事の虫』を買いました。刊行されて三ヶ月遅れで。
 あれ?って感じです。
 別に故意に買わなかったわけではないのです。
 単純に刊行に気づかなかっただけで、、、いつの間に出ていた?って首をひねらずにはいられません。
 朝日新聞連載ですから、刊行される場合はそれなりに大きく広告が打たれるはずなんだけど、気づかなかったなぁ。

 たまたまネットで存在を知ったのですが、何しろ12巻も続いている長期シリーズですから、13巻目が出ても果たして購入済みなのかどうかがイマイチよくわからない。笑。
 もちろん手元にはないのですが、購入して紛失している可能性も無きにしも非ずですからね。
 本屋で見つけたときも、中身を改めてチェックし、未購入だあること確認してからレジに持って行きました。
 それだけ確認しても購入済みだったらどうしようと気が気でなかったですけどね。笑。
 家に帰ってゆっくり読んでから、よーやく未購入である確証を得ました。ほっ。

 中身は安定した面白さでした。
 上手なエッセイのお手本と言ったところ。
 そのお手本を欠かさず買っているお前の文章がイマイチなのはなぜなんだ?と問われたら、それはそれ、これはこれと答えるしかないですね。
 ほんと、自分の文章が上達するのはいつの日になるやら。。。 
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音楽映画ベストテン!

2015-11-25 23:52:18 | 旧作映画
 人気ブロガーワッシュさんの【男の魂に火をつけろ!】の年末企画「映画ベストテン」に今年も参加させてもらいます。
 今年のお題は音楽映画!
 と聞いて、最初、音楽はあんまり聞かないし、音楽映画もそれほど詳しくないから参加するのは無理かな?と思ったんですが、ブログの記事のネタには常に事欠いているので、脳みそを雑巾のようにギュウギュウに絞って10本選出しました。
 自分らしいベストテンを選べたかな、と思います。
 リンク先は拙ブログの記事ですが、一部アマゾンにリンクしているものもあります。
 

第1位『シュガーマン 奇跡に愛された男』(2012年 マリク・ベンジェルール監督)
第2位『セッション』(2014年 デミアン・チャゼル監督)
第3位『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(2009年 サーシャ・ガヴァシ監督)
第4位『きっと、うまくいく』(2009年 ラージクマール・ヒラーニ監督)
第5位『善き人のためにソナタ』 (2006年 フローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)
第6位『ワンチャンス』(2013年 デヴィッド・フランケル監督)
第7位『くちびるに歌を』(2015年 三木孝浩監督) 
第8位『ジャージーボーイズ』(2014年 クリント・イースト・ウッド監督)
第9位『フィッシュ・ストーリー』(2009年 中村義洋監督)
第10位『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年、石黒昇/河森正治監督)


 以下簡単なレビュー。
 第1位の『シュガーマン』は音楽映画というより一人の人間の生き様を描いたドキュメンタリー。こんなカッコいい生き方が出来る男がいたのか!と驚かされます。
 第2位の『セッション』は自分にとって音楽映画というより教育映画ですね。一人の天才を産むために99人の凡人を犠牲にしてよいのか?もちろんそんな教育方針は間違っているに決まっているのですが、間違った教育にさらに間違ったやり方で1人の生徒が反撃を試みて、それがカタルシスを生むのだから映画ってわからないです。
 第3位の『アンヴィル!』は本当に夢をあきらめない男たちのお話です。夢を諦めそうになった時見る映画。
 第4位の『きっと、うまくいく』は音楽の使い方も含めて本当に楽しい映画です。
 第5位の『善き人のためのソナタ』は感動作として『ショーシャンクの空に』に匹敵すると思います。
 第6位の『ワンチャンス』はクライマックスのオーディションのシーンは鳥肌ものです。
 第7位の『くちびるに歌を』は乙一原作の映画の中ではピカイチの出来。
 第8位の『ジャージー・ボーイズ』は本国アメリカではイマイチ評価が低いそうです。その理由が「舞台版に比べたら出来が劣るから」。そんな理由でダメ出ししなくてもいいじゃん!って思います。
 第9位の『フィッシュ・ストーリー』は伊坂幸太郎X中村義洋タッグの中では『アヒルと鴨のコインロッカー』の次に好きな映画です。
 第10位の『超時空要塞マクロス』は、テレビ版で(劇場版でも)主人公の一条輝が最終的にメインヒロインであるリン・ミンメイではなく、サブヒロインである早瀬未沙を選ぶんですが、子供心にもなぜそのような選択をするのかわかりませんでした。大人になったらわかるかもとその時は思ったんですが、未だにわかりませんね…。


 以上です
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何だかいろいろとよくわからなかった『リトルプリンス 星の王子さまと私』。

2015-11-24 23:31:36 | 新作映画
 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ原作、マーク・オズボーン監督、『リトルプリンス 星の王子さまと私』、11/23、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2015年42本目。


 3連休最終日は映画を観てきました。
 何を観てきたかというと『リトルプリンス 星の王子さまと私』。
 自分で言うのもなんですが、何だか自分らしくないチョイスですね。笑。

 最初は『クラスホッパー』を観る予定だったんですよ。今月の予定にもそう書いてありますしね。
 ただ『グラスホッパー』の評判があまり芳しくないんですよねぇ。同じ伊坂幸太郎原作の『陽気なギャングが地球を回す』を観終わった時、そのあまりの出来の悪さにブチ切れたことがあって、その轍を踏みたくないなと思って別の映画を観ることにしました。

 さて、何を観るか、結構迷いました。
 『コードネーム U.N.C.L.e.』にするか、 『PAN ネバーランド、夢のはじまり』にするか、『俺物語』にするか、それとも『ラスト・ナイツ』にするか(これはない。笑。)、迷ったのは決め手がなかったからなのですが、結局『リトルプリンス 星の王子さまと私』を観ることにしたのは、上質のアニメを観ることで癒されたかったのかもしれません。そういう気分だったってことですね。

 ただ、鑑賞後、残念ながら癒された気分にはならなかったですね。
 思っていたような作品ではなかったです。
 何だかいろいろとよくわからなくて…。

 作中、この作品がいつの時代の、どこの街を舞台にしたお話なのか、説明されることはありません。
 ただ、現代を舞台にしたお話だということはさすがにわかります。
 冒頭、主人公の女の子が臨むのは名門校への編入試験ですからね。彼女のお母さんはいわゆるお受験ママなのです。
 これで1930年代のパリを舞台にした物語だということはないでしょう。笑。

 編入試験に失敗した女の子とお母さんは名門校に通える学区へと引っ越すことにします。
 格安で家を借りられたのはいいのですが、隣りにはちょっと(というか大いに)変わった老人が住んでいました…。

 最初自分はその老人が『星の王子さま』と思しきお話を書いた紙で紙飛行機を飛ばしていたので、てっきり『星の王子さま』を座右の書としているのだとばかり思ってました。
 が、違うんですよ。
 その老人こそが『星の王子さま』の作者なのです。つまり彼はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリってことですね(作中そう呼ばれるわけではないですが)。

 ですから、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』はサン=テグジュペリがどのようにして『星の王子さま』を産み出したのかというメイキングストーリーなのです。

 そして同時に老人が沙漠で出会った王子との、その後の話を描くアフターストーリーでもあるのです。
 一つのお話が、ある作品のメイキングストーリーでもあり、アフターストーリーでもあるのですから、なぜ自分が混乱してしまったのか、おおよそわかってもらえると思います。

 さらに混乱を来たすのは、現代を舞台にしたお話であるにもかかわらず、サン=テグジュペリが(年老いてはいるものの)生きているってことです。
 フィクションであることは重々承知していても、あれ、このお話っていつのお話なの?って思わずにはいられません(ちなみにサン=テグジュペリが亡くなったのは1944年7月31日のことでした。享年44歳。)
 
 サン=テグジュペリに詳しい人によると、結局この老人は作中『星の王子さま』の作者ではあっても、サン=テグジュペリその人ではなく、サン=テグジュペリの知人にサン=テグジュペリを投影した姿なのだそうです。
 ってわからんわ!!

 何だか文句ばかり言いましたが、決して悪い作品だとは思いません。
 分単位でスケジュール管理をされていた女の子が、老人との出会いによって、人生において本当に大切なものは何かを学び、お母さんに反旗を翻すところなんてやっぱり観ていて痛快です。

 それに映像は文句なく綺麗でした。
 女の子の現実のパートはCGで描かれ、星の王子さまのパートはストップモーションで描かれていて、凝ってるなぁと感心しました。

 鑑賞後、正直疑問に残る部分もあったのですが、おそらく『グラスホッパー』を観に行くよりか高い効用を得られたと思います。
 今回はそれでよしとすることにしましょう。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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折紙探偵団九州友の会の11月の例会に行ってきました

2015-11-23 21:01:03 | 折り紙・ペーパークラフト
 昨日の記事にも書きましたが、22日は折紙探偵団九州友の会の11月の例会に行ってきました。
 会場であるアバンセの3Fの美術工芸室のドアを開けてビックリ。
 なぜなら川崎敏和教授がいたからです。
 折り紙に興味がない人には、「川崎敏和?誰それ?」って感じだと思いますが、折り紙の世界では超有名な方なのです。
 もっとも著名な折り紙作家を5人挙げろ、と言われたら、確実にその中に入りますね。
 そんな有名人が事前の予告もなく例会にいたらそりゃビックリするでしょ。
 例えて言えば、町なかにあるバッティングセンターに行ったら、ホークスの柳田が隣りのボックスでバットを振っていた、って感じでしょうか。上手い例えではないね。笑。

 ちなみに川崎教授がいらっしゃったんですが、11月の講師は川村みゆきさん。
 実はこの方も有名な折り紙作家で、折り紙作家を50人挙げろ、と言われたら確実に入ります。
 ちなみに自分は500人でも入るかどうかといったところ。笑。

 講習作品は川村さん考案の『クレマチス』。
 川村さん考案の作品は作品そのものもさることながらタイトルがいつも素敵です。
 さて、どんな作品かというと…。


   

 クレマチスというのは「鉄仙」のことだそうです。クレマチスは「鉄仙」のことだと説明されても、その「鉄仙」を知らないんですけどね。笑。

 その『クレマチス』を若干アレンジしたのがこちら。

  
   
 
 『リトル・マム』という作品だそうです。違いは花弁だけなのですが、川村さんは別作品としているようです。
 皆さんはどちらが好みですか?

 
 さて、講習が終わり、それぞれが創作した作品を披露する時間が来ました。
 個人的には講習よりもこちらの方が重要な意味を持ちます。
 なぜかというと自分が考えた作品がオリジナルなのかどうか、確認をしたいからです。
 どういうことなのかというと、例えば、誰の作品も参考にせず、自分の頭の中にあるものをイメージして絵を描いたら、その絵は間違いなくオリジナル作品ですよね?
 しかし、折り紙の場合、誰の作品も参考にせず、自分の頭の中にあるものをイメージして作品を作ったとしても、まったく同じのを先に考えた人かいるかもしれないのです。しかもその確率は非常に高かったりします。
 まぁ同じ思考をたどって作品を作ったら、同じ作品が出来るのは当たり前と言えば当たり前なのですが。

 自分の新作の場合、先日拙ブログで公開した『クルリング』はすでに折り紙作家の布施知子さんが同様のものを作られているとのこと。マジですか。
 ショックといえばショックでしたが、悪い気はしなかったです。
 布施さんといえば、川崎教授に勝るとも劣らない折り紙作家なので、その人と同じ作品を自分も作ったのかと思うと、自分もなかなかやるなぁと思ってしまいます。

 六芒星の箱と五芒星の箱に関してははっきりとはしないが、先行して考えた人はいるのではないか、とのことでした。
 はっきりとはしないが、先行して考えた人はいるだろうという指摘は乱暴といえば乱暴ですが、自分もそうじゃないかって気はしますね。
 シンプルな作品なので、先行して考えた人がいないという方が考えにくいので。

 この日一番評価が高かったのは『プラスチック・ローズ』でした。
 『プラスチック・ローズ』というのは川崎教授が考案した川崎ローズをプラスチックで折っただけの作品なのですが、同じことを考えた人はさすがにいなかったみたいです。
 実はこの作品は新作というわけでも何でもなくて、たまたま持参したのを川崎教授に見せただけなのですが、流れで新作として発表することになりました。
 川崎教授は甚く気に入ってくれたみたいで、今度の川崎ローズの講習会の時に参加者に見せると約束してくれました。
 教授の言葉はかなり嬉しかったです。

 それにしても、『プラスチック・ローズ』の原型は川崎ローズだし、『クルリング』は先行者がいるし、本当に自分だけのオリジナル作品が作れる日は来るのかなぁと思わずにはいられません。
 まぁ来ないかもね。笑。
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ヒデジマライスを食べてきました。

2015-11-22 21:41:50 | グルメ・おやつ
 3連休の真ん中の22日は折紙探偵団九州友の会の11月の例会でした。
 例会は13時からなので、お昼は必然的に例会が開かれるアバンセ周辺で食べることになるのですが、例会が開催される日曜日は開いているお店が少ない!
 仕方なく家から持ってきたおにぎりをアバンセの駐車場で食べたこともありましたよ。
 しかしそれだとさすがに味気ないので、食べログで調べていたら、アバンセに程近い『ミール珈屋凪』という喫茶店が日曜日にも開いているという情報をゲットしました。
 ミール珈屋凪、一発で読める人ってどれぐらいいるのでしょうね?
 答えがわかった人はコメント欄に!
 と言って、答え合わせを忘れるといけないので、さっさと答えを発表しますが、「珈屋凪」と書いて「こやなぎ」と読みます。
 ははぁ、なるほど、、、ってその当て字は強引すぎるやろ!!

 それはさておき、『ミール珈屋凪』の看板メニューが「ヒデジマライス」なのです。
 まぁいきなり「ヒデジマライス」と言われても、何だそりゃ?としか思えないと思うので、早速紹介しましょう。
 これが佐賀大生御用達(と思われる)のヒデジマライスだっっっ!!


   

 カレーピラフを卵で包み、さらにその上からカレーのルーをかけたものをこの店では「ヒデジマライス」と言います。
 なので、味はどこまで行ってもただのカレーなのですが、特筆すべきはその量。大きさの比較対象でスプーンを置いていますが、わかりますかね?
 フツーのこじゃれたレストランで食すオムライスの2倍弱ぐらいはあるかと思います。
 お腹は空いてはいましたが、果たして食べられるかなと不安になりつつも最初の一口を頂きました。
 こ、これは、、、繰り返しになりますが、どこまで行ってもただのカレーでした。笑。
 汗なのか、涙なのか、大量の水分を流しながらどうにか完食しました。うえっぷ。


   

 この『ミール珈屋凪』、ヒデジマライス以外にも何だそりゃ?と言いたくなる俺ジナルメニューが充実しています。


   
 何ですかね、「ソバゲッティ」って。まぁ予想はつくけどね。笑。

 ところでヒデジマライスは通常盛り以外にも大盛り、超大盛りがあり、話によると超大盛りは1.5キロもあるそうです。カレーライスの重さじゃねぇ。
 あ、ちなみに値段の方ですが、ヒデジマライスは通常盛りで¥670でした。コスパ良すぎ。笑。
 しばらくは佐賀に行ったときはここに通おうかと思います。うぇっぷ。
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紅葉を観に…。

2015-11-21 23:40:20 | 日常
 今日から2015年最後の三連休ですね!
 などとこの記事を書いている時点でもう二日目ですが。笑。

 せっかくの三連休なのだから、どこか遠くに行きたいなぁと思ったのですが、真ん中の22日に用事があったので、それはさっぱりすっぱりきっぱり諦めましたとさ。めでたしめでたし。
 いや、まだ続くけど。笑。

 三連休でずっと遊びっぱなしだとお袋の機嫌が悪くなるので、一日ぐらいはどこか連れて行くか、と思いました。
 じゃあどこに連れて行くか。
 毎年この時期は小城まで清水の竹灯りを観に行っていたのですが、もう、三年か四年立て続けに行っているので、去年の段階で来年は行かなくていいか、ということになりました。
 だとすると有田まで秋の陶磁器祭りに行くか、、、有田も遠いしなぁ、、、と考えていたところに、地元の鳥栖の河内町というところにある大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)で21日と22日に紅葉がライトアップされると聞き、それを観に行くことにしました。
 う~~~ん、安上がりな親孝行だよ。笑。
 
 大山祇神社、行ったことはなかったのですが、山間部の結構奥まったところにありました。
 どのくらい奥まったところだったかというと、神社近くの宿泊施設の庭先にこんな立札が立ててありました。


   

 いや~、出ますか、マムシが。
 自分は爬虫類は決して嫌いではありませんが、毒を持つものは当然その限りではありません。マムシは勘弁して欲しいなぁ。

 しかし、そんなド田舎にもかかわらず、ライトアップの点灯式はかなり大掛かりで、わざわざ鳥栖市長までやって来てましたよ。
 点灯式の司会者に紹介されるまでそれが市長だとは思ってもみませんでしたけどね。笑。

 点灯式では自然塾の塾生の女の子たちが合唱をしてました。


   

 なぜか女声合唱でしたよ。男の子の塾生はいずこに?
 
 ちょっと前置きが長くなりましたね。
 ではご覧いただきましょう、これが九州でも幻想的という噂の大山祇神社の紅葉です!!


   

 こう言いたくなりましたよ、紅葉はどこうよう?
 11月に入ってからのあまりの暖かさに、例年であればこの時期見頃を迎える大山祇神社の樹々の葉がまだ思いっきり青々としていました。笑。
 仕方ないといえば仕方ないんですけどね、11月なのに九州では夏日を記録したりしてますから。

 そんなわけで紅葉は観れなかったんですが、振る舞われただご汁がとても美味しかったのでお袋は満足してくれたみたいです。今度こそめでたしめでたし。

 大山祇神社の紅葉は日を改めて観に行きたいと思います。
 まぁそのときにはライトアップはされていないと思いますけどね。笑。
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