この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2020年を振り返ってみる。振り返るほどのこともないけど。

2020-12-31 15:09:10 | 戯言
 2020年も大晦日を迎えました。
 早いものですね。
 今日は2020年を振り返ってみたいと思います。
 まぁ振り返るほどのことでもないんですけれど。

 コロナ一色の感もある2020年ですが、個人的にはいつもの年とさほど変わらない一年でした。
 つまり、ろくでもない年だった、ってことですが。

 今年の8月に所属していた映画サークルを追放されました。
 追放、というのは語弊があるかもしれません。
 退会せざるを得ない条件を突き付けられたのです。

 事の発端は去年、サークルのlineのグループチャットに書き込んだ自分の『ゴーストランドの惨劇』というホラー映画についての書き込みでした。
 『ゴーストランドの惨劇』、すごくよかったのですが、暴力描写がハンパないのでそういったものが苦手な方は鑑賞に注意してください、と書き込みました。
 ホラー映画と一口に言っても心理的なホラーから人体破壊描写に容赦がないスプラッターまで様々な種類がありますから、一言注意しておくことが必要だろうと思ったのです。
 するとある人からこんな返信がありました。
 自分の書き込みがネタバレに当たるという内容でした。
 ホラー映画で暴力描写がハンパないと指摘することがネタバレ?
 何を以ってネタバレとするか、人それぞれ基準は違うと思いますが、自分が件の書き込みをネタバレだと認めることは一生ないと思います。

 今年になって『ミッドサマー』というホラー映画を観たとき、驚いたことがありました。
 自分はこれまで数え切れないぐらいホラー映画を劇場で観ましたが、一度として劇場が観客で満員になったことはなく、さらにホラー映画の上映で女性客を見かけることも稀でした。
 しかし自分が観に行った回の『ミッドサマー』の上映では劇場が満員で、しかも六割方女性客でした。
 自分はすごく驚いて、そのことをやはりグループチャットに書き込んだんですよね。
 そしたら『ゴーストランドの惨劇』のときと同じ人が、こう返信してきました。
 マジレスすると福岡市民の半分以上は女性なんだから、そういうことが起きても珍しくないと思います、と。
 何やねん、コイツ、と思いましたよ。

 その後の自分の対応も問題はあったのだろうとは思います。
 問題があったというのは、例えば今こうしてやっているように、サークル内で起きたことをそのままブログで書くことなどです。
 でも自分の心の中だけでは解決できない問題を誰かに相談することはごく当たり前のことだと思います。
 そして相談する相手に心当たりがなければ、ネットに書き込むしかない場合もあるんじゃないでしょうか。
 自分に関して言えば限界を感じていましたしね。

 知りたいのは、自分の書き込みへの返信に対してどう対応するのが正しかったのか、ということです。
 ネタバレです、と指摘されて、自分ではそうは思わなくても、ネタバレしてすみません、と謝罪するべきだったのか?
 そういうことが起きても珍しくないと返信されて、そうですね、珍しくないですね、と同意するべきだったのか?
 自分にはわかりません。

 この世界は限りなく広いですが、本当に憂鬱なことばかりで、たまに優しい言葉をかけてくれる人がいてもそれもただの気紛れでしかない。
 その映画サークル自体には未練はないですが、自分の“居場所”を失ったこと、もしくはそのサークルが“居場所”ではなかったことは少しばかり大きなため息をつかずにはいられません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月の予定。

2020-12-30 00:02:38 | 日常
 12月の予定です。
 今月もスッカスカだぜ!

 12/5は『魔女がいっぱい』の公開日。さてどこに観に行こうかな?

 12/18は『ワンダーウーマン1984』の公開日。この映画が年内に公開されることに感謝したいです。

 12/25は『AWKE』の公開日。この映画が2020年の見納めになるかな。

 12/28が仕事納めで29日から1/4までが正月休み。
 29、30日のどちらか天気のいい日にに英彦山の望雲台にアタックしようかと思っています。

 今月のお薦め記事はこちら
 通りすがりでコメントする方には是非読んでもらいたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVDを借りまくり!そしてさらに、、、

2020-12-29 22:29:11 | 日常
 先日の記事でお正月はDVD三昧です!と予告しましたが、その予告通りツタヤとゲオでDVDを借りまくりました。
 ツタヤでは『The Witch 魔女』と『ハッピー・デス・ディ2』、『ホース・ソルジャー』、『勝手にふるえてろ』、『わたしに運命の恋なんてありえないと思ってた』、それに『サヨナラまでの30分』、ゲオでは『YUMMY/ヤミー』、合わせて7本のDVDを借りました。
 これに加えて現在『超時空要塞マクロス』のDVDを鑑賞中なので(DVDレンタル中はストップ)、お正月休みは見るものがなくて困る、ということきさすがになさそうです。

 それにしても、やっぱりというか何というか、『ビルとテッドの大冒険』&『ビルとテッドの地獄旅行』はツタヤにもゲオにも在庫はなかったです。
 それだけじゃなく、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『イグジステンズ』も…。
 クローネンバーグ、著名なホラー映画監督のはずなのになぁ。

 まぁそれはいいんですよ。
 必ずしも見たかった作品を借りられるとは限らないので。
 しかし問題は別のところで起きました。
 ゲオにはレンタル落ちの中古DVDを置いているコーナーがあるのですが、そこに『ミスミソウ』のDVDがあったのです。
 『ミスミソウ』のDVD、1000円を超えていたら買わないけど、550円だったら買いだと思いました。
 最初は買うのは『ミスミソウ』のDVDだけにしようと思ったんですよ。
 最近、DVDが増えて置く場所にも考えなくちゃいけなくなっているので。
 でも『ミスミソウ』のDVDを持ってレジに行こうとした自分の目にそのコーナーのPOPが目に入ってきました。
 年末年始セールにつき、550円のDVDを5枚で1100円!!
 5枚で1100円?1枚220円ってこと?
 その場でくるっとUターンして残り4枚のDVDを選ぶことにしました。
 それがもうメッチャ時間がかかりましたね。
 軽く30分ぐらいは考えて、悩んで、迷いました。
 特に5枚目をどれにするか迷いました。
 候補は次の3作。
 1枚目が『イコライザー2』のブルーレイディスク、2枚目が『エスター』のDVD、3枚目が『時間回廊の殺人』のDVDです。
 『イコライザー2』はめちゃめちゃ好きな映画です。
 もちろんDVDは持っています。
 でもブルーレイディスクは持っていなかったので欲しいといえば欲しかったんですけど、DVDで充分だという気もして…。
 『エスター』は王道のホラー映画で、お薦めのホラー映画20選みたいな記事でよく紹介されている作品です。DVDは
未所有。
 『時間回廊の殺人』はこの3作の中で唯一未見で、ベネズエラのホラー映画『マザー・ハウス 恐怖の使者」の韓国リメイクです。オリジナルはそれなりによかった記憶があります。
 めちゃめちゃ迷いましたが最終的に『エスター』を選びました。
 今考えると『時間回廊の殺人』の方がよかったかな、とも思いますが、『時間回廊の殺人』を選んでいたら『エスター』にしとけばよかったなと思うんでしょうね、きっと。

 というわけで最終的に選んだDVDがこちら。

   

 『ミスミソウ』、『エスター』、『プロメア』、『スパイダーマン:ホームカミング」(これのみブルーレイ)、『バイバイマン』の計5枚です。
 年末になっていきなり5枚も所有するDVDが増えたので、きっちり収まっているDVDの棚に5枚のDVDを置くスペースを作らなければいけません。 
 さて、どーしよっかな。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイ・フェイバリット乙一作品ベスト5!

2020-12-28 23:36:10 | 読書
 乙一の話題が続いたので、というか続けたので、この機会に自分が好きな乙一作品のベストテンを決めちゃおうかと思います。
 あくまで自分が好きな乙一作品なので、作品の完成度やお薦め度とはあまり関係ありません。
 
1位 『小梅が通る!』(『百瀬、こっちを向いて』収録)
 男なら誰しも心を奪われるほどの美少女でありながら、あることが原因で普段はブスメイクをしている女の子のお話。
 いや、この作品、好きなんですよね。
 表題作の『百瀬、こっち向いて』も悪くはないのだけれど、読み返すのは断然こちら。
 主人公の小梅こと柚木もいいけど、寛太もいいし、寛太の弟の慎平くんもいいし、土田さんも松代さんもみんないい。応援したくなる。
 ちなみに今回『小梅が通る』のことを調べていたら、この作品、舞台化されたみたいですね。
 超絶的美少女である小梅を誰が演じたか気になるところですが、イメージを壊しそうなので確認するのは止めておきます。
 今ちょうど『小梅が通る』を読み返しているところなんですけど、242pの「寛太くん」は「慎平くん」の間違いですよね。
 柚木が寛太のことを「寛太くん」って呼ぶわけないのだし。
 文庫版などでは修正されているのかな?

2位 『ラクガキを巡る冒険』(『吉祥寺の朝比奈くん』収録)
 この『ラクガキを巡る冒険』も『小梅が通る』と同じぐらい好きです。
 ただ『ラクガキを巡る冒険』に関しては作者の乙一に一つ言いたいことがあって。
 それは何かというと、『ラクガキを巡る冒険』、文庫版では単行本の内容に大幅な、それこそ作品に対する印象が変わるほどの加筆修正がなされてるんですよね(自分の勘違いだったら申し訳ない)。
 版を重ねるにあたって、もしくは文庫化の際に誤字脱字を修正する、というのはわかります。
 また雑誌に連載されていたものを単行本にする際加筆修正する、というのもわかる。
 でも文庫化の際に大幅に加筆修正をする、内容を変える、というのは止めて欲しいなぁ。
 そんなことをされたら高い金を出して単行本を買う気がしなくなるもの。
 まぁそれだけ作品に対してこだわりがあったのだとは思うけれど、一度出版された作品は決して作者だけのものではないはずだからね。

 3位 『GOTH』
 自分の拙い読書体験の中で、『GOTH』を読んだときほどの衝撃を受けたことはないですね。
 まるで頭をハンマーでぶん殴られたような…?
 でもこの先どれほど乙一の愛読者であり続けたとしてもあの時のような衝撃を受けることはもうないような気がします。

 4位 『暗いところで待ち合わせ』
 この作品も好きですねぇ。
 ただ映画は主人公のアキヒロがなぜか中国人に変更されてて、そのアキヒロが母国の母親に電話する際、なぜか日本語を話すという謎演出があって微妙です。
 
 5位 『手を握る泥棒の話」(『失われる物語』収録)
 この作品も好きだなぁ。
 最後のヒロインの表情が目に浮かぶようです。

 以上5作品です。
 あらためて自分は乙一のどこに魅力を感じたのかについて考えたのですが、誰も思いつかないような奇抜な発想に加え、主人公がスクールカーストの底辺にいる(ことを自覚している)自虐キャラであるところもですね。
 読んでいて共感するというか、応援したくなるというか。
 今の乙一にスクールカースト底辺キャラを生み出せるのかなぁと少し疑問に思いました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断りを入れようと思います。

2020-12-27 19:10:32 | 戯言
 皆さんは新刊が出たら無条件に買う、贔屓の作家はいますか?
 自分にはそんな作家が現在三人います。
 伊坂幸太郎と森見登美彦、そして乙一の三人です。
 ただ、新刊が出たら無条件に買うからといって、その新作を無条件で褒め称えるかというとそんなことはしません。
 新作を読んでつまらないと思ったら「つまらない」と(このブログに)書きますし、面白くないと思ったら「面白くない」と書きます。
 なぜ新刊が出たら無条件で買う作家の新作を無条件で褒め称えないのか?
 それはそこで忖度をしても最終的にその作家の為にはならないと考えるからです。
 田中芳樹という作家がいます。
 自分が知る限り最も小説を書く力が衰えた作家です。
 田中芳樹は現役の作家ですが、今の彼の作品に『銀河英雄伝説』の一巻の頃のような文章の切れや冴え、構成の妙などはありません。
 田中芳樹の小説を書く力が衰えたがお前が勝手にそう思っているだけだろ、と仰る方がいるかもしれませんが、そういう方は『天涯無限アルスラーン戦記16』のAmazonのカスタマーレビューを読んでみるといいでしょう。
 そこには長く『アルスラーン戦記』に付き合ってきた愛読者の心の叫びみたいなものが読み取れるので…。
 なぜ田中芳樹は小説を書く力が衰えたのか?
 単純に彼の才能が枯渇しただけ、とも考えられますが、読者が彼の作品を持て囃し過ぎたことも無関係ではないと考えます。
 やっぱり、読者は好きな作家の作品だからといって、必要以上に持ち上げたり、褒め称えてはいけない、と思うのです。
 そのことが作家に対してよくない影響を与えることがあるので。
 ですから、自分は贔屓の作家の作品に対しても忖度はしないように努めています。

 以前、乙一のの初めてのファンタンジー小説である『Arknoah 1 僕のつくった怪物』のレビューを書いたことがあります。
 多少厳しめのことを書きました、、、といっても書いた本人にはあまりその自覚はありません。
 「凡庸な印象しか受けなかったが、最終的な評価は(シリーズ最終作である)三作目を読んでからにしたい」というまとめ方でしたからね。
 最終的な評価を下したわけではないので、厳しいとも厳しくないとも言えないと思うのですが、そのレビューは一部の乙一の愛読者から猛烈な反感を喰らいました。
 コメント欄はかなり荒れています。
 逆に『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を支持する人に伺いたい。
 自分は乙一の作品の中では『GOTH』や『SEVEN ROOMS』、『暗いところで待ち合わせ』などが好きです。
 『GOTH』を初めて読んだとき、ハンマーで頭をぶん殴られたような衝撃を受けました。
 これは乙一にしか書けない作品だ、そう思いました。
 それに比べると『Arknoah 1 僕のつくった怪物』は凡庸な印象を否めません。
 乙一じゃなくとも別の作家でも書けそうだ、正直そう思います。
 『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を面白いと思う人は、どこら辺が面白いと思うのか、どこら辺が乙一らしいと思うのか、是非教えて欲しいです。

 その件のレビューに久しぶりにコメントがつきました。
 また否定的なコメントか、と思ったのですが、若干毛色が違いました。
 記事の書き方が読み手のことを考えていないと指摘されて、耳が痛かったです。
 実際自分は読み手のことはあまり考えていないので。
 というか、自分は自分が好きな作品を酷評されていたとしてもそのことだけで不愉快になる、ということはありません。
 傷つくこともないし、凹むこともない、ただ、世の中にはいろんな考えの人がいるのだな、と思うだけです。
 でも世の中には自分が好きな作品を酷評されことで自分自身のことを否定されたように受け取る人もいるのですね。
 これからはレビューが酷評になったという自覚があるときは、一言冒頭に断りを入れようかと思います。
 ただ、前述のように酷評であるという自覚がない場合もあると思うので、その際はご容赦ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お正月はDVD三昧。

2020-12-26 21:59:43 | 旧作映画
 参った、お正月にすることがまったくありません。
 というのは半分本当で半分嘘です。
 お正月に人と会う約束もなければ、何かのイベントに参加する予定もありません。
 ただ、1/1、元日に映画を観に行くつもりです。
 なぜ元日に映画を観に行くかというと理由は単純、映画が安く観れるからです。
 元日は普段1800円の鑑賞料金が1000円になります。
 これだけ安くなれば元日に映画を観に行く理由になりますよね。
 何を観に行くか、何本観るかは上映スケジュール確定後に決めるつもりです。

 というわけで1/1を除いて何も予定がないので正月休みはDVDを見まくろうかと思っています。
 気になる映画があってもDVDを借りに行くと忘れてしまうことが多いので、今日は備忘録代わりにDVDを借りようと思っている映画のタイトルを書いておきます。

 まずは『ビルとテッドの大冒険』&『ビルとテッドの地獄旅行』。
 先日観に行った『ビルとテッドの時空旅行』が存外に面白かったので、シリーズ前作及び前々作も見たいと思っているのですが、ツタヤやゲオには在庫はないでしょうねぇ。

 続いて岡田准一主演の『ザ・ファブル』
 原作は(ほぼ)既読。
 映画は全く食指が動かなかったのでスルーしたのですが、パート2の予告編を劇場で観て、あれ、面白そうだぞ?と思ったので急遽パート1も見ようかという気になりました。

 同じく邦画から『勝手にふるえてろ』
 こじらせ女子のお話にはあまり興味が持てなかったのですが、Amazonでのレビュー評価が尋常じゃなく高いので見ようかと思っています。

 続いてホラー映画から『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』
 前作は鑑賞済みですが、大して面白いとは思えませんでした。
 でもパート2である本作はやたら評価が高いんですよね。
 気になるので見てみます。

 少し前の作品から『イグジステンズ』
 内容紹介を読む限りはすごく面白そうです。
 なぜこれまで見なかったのだろう?
 少し不思議です。

 あと『ロックアウト』や『マウス・オブ・マッドネス』、『わたしに命の恋なんてありえないって思ってた』、『九月の恋と出会うまで」、『君は月夜に光り輝く』、!『タイラー・レイク ―命の奪還―』、『オールド・ガード』などが気になっています。

 とりあえずはこれぐらいかな。
 在庫で置いてなかったり、貸し出されていて借りれなかった時は手持ちのDVDを見返すことにします。
 出来れば見たことがない映画を見たいのですが…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ハラハラドキドキの展開に血が騒ぐ! 怒涛のアクション映画5選!】。

2020-12-25 22:23:42 | 日常
 昨日の記事で【ハラハラドキドキの展開に血が騒ぐ! 怒涛のアクション映画63選!】というまとめ記事を紹介しましたが、63選というのはいくら何でも多すぎるだろうと思って、個人的にお薦めのアクション映画を5作選んでみました。
 この5作さえ見れば他のアクション映画は見なくてもいいと言っても過言ではありません(過言です)。

まずは『ターミネーター2』
 今さら『ターミネーター2』かよ、と思わないでもないですが、公開から30年が過ぎ、若い人の中には見てないという人も多いんじゃないかと思って選びました。
 ともかく自分がこれまでに見た中で最高のアクション映画ですし、この先これ以上の作品に出合えるとも思えません。
 『ターミネーター』シリーズの二作目であり、純粋にストーリーが繋がっているので前作も見た方がよいですが、見ていなくても充分楽しめます(3以降は見る必要はないです)。
 DVDで見る場合は「ターミネーター2 特別編 日本語吹替完全版」がお薦めです。

 続いて『ボーン・スプレマシー』
 『ジェイソン・ボーン』シリーズ第二作ですが、監督が代わってこれほど面白いものになるのか!と驚愕しました。
 この作品の以前と以後でアクション映画そのものが変わった、と言われるほどのリアルヒッティングバトルアクションの傑作です。
 ちなみに超絶的に面白いのは本作と続編である『ボーン・アルティメイタム』だけで、スピンオフである『ボーン・レガシー』、満を持して作られたシリーズ最新作「ジェイソン・ボーン』は特に見る必要はありません。

 三作目はインドネシア発の傑作アクション映画『ザ・レイド』
 およそ100分の上映時間のうち、90分ぐらいはひたすら超絶アクションが繰り広げられます。
 見終わった後、あなたはこう思うでしょう、
 スタントマン、何人か死んでない?

 四作目は韓国映画の『アジョシ』です。
 どんなに鍛え抜かれた肉体であっても素手よりもナイフを持っていた方が戦う際有利です。
 もっと言えばナイフよりも拳銃、拳銃よりも機関銃の方がさらに有利であることは言うまでもありません。
 しかしアクション映画の中で敵味方がひたすら機関銃を撃ち合うだけだったら、さほど面白みはないかと思います。
 アクション映画において登場人物たちは機関銃ではなく拳銃、拳銃ではなくナイフ、ナイフではなく素手で戦うことが宿命づけられているのです。
 その点『アジョシ』は銃撃戦とナイフによる近接戦、そして素手による格闘戦のバランスが非常に優れています。
 韓国版『レオン』といった感じですが、見ていて燃えるのはこちらですね。

 五作目は近未来アクション映画の傑作『リベリオン 反逆者』です。
 銃と格闘術を融合した“ガン=カタ”は映画史上最強の武術といっても過言ではないと思います。

 以上お薦めのアクション映画5選でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まとめてないにも程がある。

2020-12-24 22:16:57 | 新作映画
 NAVERのサービスこそ終了してしまいましたが、何だかんだ言ってまとめ記事って便利ですよね。
 自分もブログの記事を書いたり、旅行の計画を立てたりするときなどに参考にさせてもらっています。

 ただ、「おぃおぃ」と言いたくなることもあります。
 例えば次に旅行に行くところのことを調べていたら、「〇〇のお薦め観光スポット41選」という記事があって、この記事を書いたライターは本当にここに書かれてあるお薦め観光スポットに自分の足で行ったのか、単にネットで紹介されている観光スポットを適当にまとめているだけでは?って思ったりもしますね。
 何を薦めるのも、また薦めないのも、それは個人の勝手だとは思いますが、自分が行ったことのない観光スポットをよいとか悪いとか評価したり、ランク付けしたりするのは論外ですよね。

 先日ヤフーニュースを見るともなしに見てたら、とある映画のまとめ記事に目が点になりました。
 その記事とは【ハラハラドキドキの展開に血が騒ぐ! 怒涛のアクション映画63選!】です。
 アクション映画63選というのもすごいですが、記事の総ページが何と全26ページ!!
 誰がそんなページ数の記事を読むんだと思ったので、とりあえず自分が読んでみました(斜め読みで)。
 ツッコミどころが盛りだくさんでした。

 鑑賞済みの作品でツッコミを入れさせてもらうと、例えば『1917 命をかけた伝令』が紹介されてたりするんですよ。
 『1917 命をかけた伝令』はいい映画だと思いますが、これを怒涛のアクション映画だと言われたら、それは違うだろ、と言いたくなります(アクションシーンはありますが)。
 他にも『パルプ・フィクション』や『ツインズ』など、それってアクション映画なの?と言いたくなる映画もありました。
 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが二作紹介される一方で、アクション映画の傑作である『ジェイソン・ボーン』シリーズはなかったりとどういった基準で63作品が選ばれたのか、さっぱりわかりません。

 この超絶的に長い記事を書いたライターは誰なのだろうと思っていたら、文末に書いてありました。
 ライター5人の名前が。
 5人で書いたのかよ!!そりゃまとまってなくて当然ですよね。

 まとめ記事は長くてもいいので一人で書いて欲しい、切に思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年劇場鑑賞映画ワースト5!

2020-12-23 22:16:38 | 新作映画
 昨日の予告通り2020年劇場観賞映画ワースト5を発表します。
 個人の感想なので軽く聞き流してください。
 ベストテン同様1位からの発表です。

1位 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
 yahoo映画で★四つの作品にこんなことを言うのも気が引けるのですが、ゴメンなさい、まったく受け入れられませんでした。
 両手が義手の人間が海に飛び込んだら、フツー、溺れると思うんですけど、あの義手って材質は何なんですかね?
 というようなことを疑問に思う人間は世の中に自分しかいないっぽいです。笑。

2位 『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』
 ミステリー仕立ての映画ですが、整合性はまるでないです。
 ちなみに実際に起こったことから着想を得て作られた作品ですが、事実を元にした作品ではありません。
 あしからず。

3位 『シライサン』
 『シライサン』の何が驚きかって、登場するシライサンが自分のことを「シライサン」と「さん」付けで自称していることですね。
 自分で自分のことを「さん」付けで自称するのってトレンディエンジェルの「斉藤さん」ぐらいのものかと思ってましたよ。

4位 『今日から俺は!!劇場版』
 テレビで見る分にはそこそこ楽しめても劇場で観るに耐えない作品があることを学びました。
 とりあえず福田作品を劇場で観ることは二度とないでしょう。

5位 『ペット・セメタリー』
 正直可もなく不可もないホラー映画ではあるのですが、昔の作品をリメイクしてこの程度かよ、とは思いますね。
 リメイクがオリジナルを越えた作品って(ホラーに限らず)何かありましたっけ?

 2020年劇場鑑賞映画ワースト5は以上です。
 来年はワースト5を選べないぐらい面白い映画ばかりを観れますよーに!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年劇場鑑賞映画ベストテン!!

2020-12-22 22:37:21 | 新作映画
 2020年劇場鑑賞映画一覧をまとめたので、さっそく日本一早い(かどうかはわからない)2020年劇場鑑賞映画ベストテンを発表したいと思います。
 今年は1位からの発表です。

1位 『サヨナラまでの30分』
2位 『鬼手』 
3位 『ライド・ライク・ア・ガール』
4位 『ムルゲ 王宮の怪物』
5位 『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』
6位 『TENET テネット』
7位 『1917 命をかけた伝令』
8位 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』
9位 『薬の神じゃない!』
10位 『アルプススタンドのはしの方』

 とうとうこの日が来ましたね!
 と言っても何のこっちゃかわからないと思いますが、何とその年のベスト1ムービーに初めて邦画が選ばれたのです。
 いや、自分で選んだだけですが。笑。
 ある程度映画を観るようになると、是枝裕和や黒沢清といった一部の映画監督の作品を除いて、邦画を観なくなる傾向にあるように思えます(逆に普段あまり映画を観ない人はテレビ局主導の映画を観るような気がします)。
 まぁそれもわからないでもないんですよね。
 テレビ局主導で作られた映画ってとにかく人気俳優をやたらと起用しただけの中身がスカスカの作品が多いようですから(どの作品がとは言いませんが)。
 でも、無名の若手監督が撮った作品にもいい作品はあるんだよ、ってことを言いたいです。
 去年で言えば『殺さない彼と死なない彼女』はすごく面白かったですからね。
 『サヨナラまでの30分』は本当に良い映画なので一人でも多くの人に見てもらいたいです。

 2位の『鬼手』もべらぼーに面白かったですよ。
 これだけ面白い映画がKBCシネマでは一週間限定の上映というのは勿体ない!と思いました。

 3位の『ライド・ア・ライク・ア・ガール』もよかったなぁ。
 周りで「見た」という人がいなかったのですが、実話を元にした映画としては傑作だと言ってよいと思います。

 4位以下はその日の気分次第って奴ですね。
 どの作品も好きですけど。

 明日はトホホ映画の発表です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする