『マーターズ』について改めて考察してみる。

　映画『マーターズ』についてのレビューはすでに一度アップしていますが（こちら）、そのときはネタバレを気にしすぎ、また作品が作品だけに腰の引けたレビューしか書けなかったんですよね。
　なので改めて『マーターズ』についてのレビューを書いてみたいと思います。
　この作品はホラー映画なので、その手の映画が苦手な方、またこれから観に行こうと思われている方は読まない方が賢明です。


　雨がそぼろ降る日曜日の朝。
　食卓に着いた妹はガールフレンドのことで兄をからかい、兄は妹をあしらいつつも高校を退学したことで気分が晴れない。
　父親は兄妹喧嘩をする二人を見ながら、やれやれといった感じで首をすくめ、母親は喧嘩を諌めるためか、とんでもないものを食堂に持ち込む。
　配水管の詰まりの原因となっていた鼠の死骸だ。
　やめてよ、ママ！！妹は本気で嫌がりながらも、いつしか家族の間で笑いが生まれる…。

　映画『マーターズ』の一シーンです。
　映画はこの後闖入者によって家族は皆殺しにされ、後半はさらに延々と残酷なシーンが続きます。
　しかしながら自分は、この家族団欒の一シーンこそ映画の中で一番恐ろしいのではないか、そう思っています。

　母親と父親は実はある組織に属していることが中盤になって判明します。
　その組織とは、若い女性を徹底的に暴力で痛めつけ、そうすることで強制的にトランス状態に陥らせ、その女性の口から発せられる言葉をご託宣として崇める、というものです。
　まぁ到底まともな組織とはいえませんが、それはこの際置いておきましょう。
　ともかく、組織は、徹底的に女性を痛めつけはするが、それが目的ではないので、同時に虐待する女性の健康管理にも非常に気を使う、ということです。

　さて、上述のシーンでは母親は朝早くから配水管と格闘をしている、という描写がされています。
　また組織において食事や身体を拭くといった面倒は男性の役目ではなさそうです。
　ではこの日の朝、監禁している女性に食事を与えたのは誰なのでしょうか。
　そもそも家の中に地下室があって、そこに女性を監禁していて、同居人である子供たちが気づかない、ということがありえるのでしょうか。
　理論的に考えて、子供たちは地下室に女性を監禁していることを知っていた、むしろ細々とした世話は彼らがしていた、と見るべきです。

　そう考えると家族の団欒シーンが空恐ろしいものに思えてきませんか。
　監禁している女性の様子を見ることを朝の日課にしている子供たち。
　女性に食事を与え、身体を拭いて、そしておそらくは虐待を加えたであろう後にどこ家庭でも見かけるような喧嘩をする兄と妹。
　想像すると心底ぞっとします。

　ホラー映画は数え切れないほどのモンスターを生み出してきました。
　しかしそれらのモンスターは一歩映画館の外に出るとさほど恐ろしいものではありません。
　何故かといえば我々は、我々が日常に暮らす社会の中に、ホッケーマスクを被った大男が潜むような隙間はないということを知っているからです。
　ゾンビや、宇宙生物、死霊などにも同じことが言えます。

　では『マーターズ』の組織も空想の産物と片付けられるのか？
　自分はこの組織の概容から、まずナチスドイツや旧日本軍、それに一部のカルト宗教を想起しました。
　無論、構成人数や規模、さらに目的など違いは多々ありますが、自らの正義のために他者を害するのも厭わないこと、それに家庭の中ではよき家庭人であったことなどは共通すると思うのです。

　映画『マーターズ』を、その残虐さ故に否定するのも自由ですが、人類の歴史にも血塗られた一面があったのだ、ということを忘れてはならないと思います。

『ふたつのスピカ』、完結。

　発売されたのは一週間ぐらい前になるんですけど、『ふたつのスピカ』（柳沼行著）が十六巻をもって完結しました。

　ＮＨＫではアニメにもなったし、さらには桜庭ななみ主演でドラマにもなったけど、やっぱり原作の漫画が一番だと思います。
　アニメは未見ですが、ドラマはやたら駆け足だった印象があります。
　原作はものすごく丁寧な筆致で主人公たちの成長を描いた作品でしたからね。

　作品的に盛り上がりのピークは十二、十三巻あたりだったと思います。
　やっぱり秋の突然の死は衝撃的でしたから。反則だろう、と思いましたよ。

　十二、十三巻が盛り上がりのピークだったといいましたが、その後の展開が退屈だったとかそういうわけことは全然なくて、幕の引き方の丁寧さはむしろ自分好みでしたね。
　この幕引きの丁寧さは自分が好きだったアニメ『ペリーヌ物語』に通じるものがあります。
　あのアニメも盛り上がりのピークも最終回ではなく、その三回前である第四十九話でした。

　全十六巻という長さは、気軽に読めるものではないかもしれませんが、これほど上質な感動作はそうそうお目にかかれないと思います。ものは試しに一巻だけでも購入して、読んでみて下さい。
　そうですね、、、一巻を読んでもし面白くなかったら、作者と出版社に代わって、代金を自分が負担しちゃいましょうか。
　といっても返金は実際に会ったときに限らせてもらいますけど。笑。

『エスター』を観損ねる。

　『エスター』というホラー映画がやたらと評判がいいみたいです。
　映画レビューブログをざっと見回った限りではこの映画を悪く言ってる人はいなかったな～。
　自分も観たかったんですよ。
　実際観る機会はありました。
　今月の十日に映画のハシゴをして映画を三本観たんですけど、そのうちの一本を『エスター』にするという選択も出来ないではなかったんです。
　ただ、先に『マーターズ』というホラー映画を観ることが自分の中で確定していたので、三本のうち二本をホラー映画にする気にはなれず、この日は『ワイルドスピードＭＡＸ』、『ＡＴＯＭ』、『マーターズ』の三本を観ました。
　単独であればよほど『ワイルドスピードＭＡＸ』よりも観たかったんですけどね。
　その評判のいい『エスター』もホラー映画の宿命かロングランにはならず、（自分が観に行ける範囲内では）もうほとんどの映画館では上映が終了しています。
　最後まで粘っていた地元のシネコンであるＴジョイ久留米でも明日までの上映で、せめて夜中にあってくれたら観に行けるんですけど、上映開始時刻が朝の９：３０から。
　どこのどいつのゲルマン人が朝っぱらからホラー映画を観るんだっつーの！とツッコミをいれたくもにりますが、まぁ夜中にホラー映画は観る気になれないという人もいるみたいだから仕方ないのかな。
　観たかったなー、『エスター』。やっぱり『ワイルドスピードＭＡＸ』じゃなくて、こっちを優先するべきだったな～。でも三本のうち二本がホラー映画ってきつすぎるような気がするしなー。

　などといいつつ、１１／７（もしくは１１／８）は『ＲＥＣ２』、『スペル』、『ＳＡＷ６』と三本立て続けにホラー映画を観る予定なんですが（観たい映画の選択肢が他にない）。笑。
　ホラー映画の鑑賞って結構体力を使うんですが、しかも一日二本以上ホラー映画を観たことがないのですが、果たして耐えられるでしょうか。
　まぁ『マーターズ』を鑑賞した今なら、並みのホラー映画の二本や三本は平気だと思いますけどね。。。

伝説の天才投手の半生を、あのジャニーズのトップアイドルが演じる！！

　伝説の天才投手の半生を、あのジャニーズのトップアイドルが演じる！！映画かと思いましたよ、『ＢＡＮＤＡＧＥ』。

　でも違ったみたいです。

　音楽バンドの映画のようですね。

　でもさー、『ＢＡＮＤＡＧＥ』って、「板東英二」としか読めないよね。

　って自分だけですか？？？あれー、おっかしいな～～～。

先日の記事の補足など。

　まず勘違いして欲しくないのは、自分は別に動画サイトそのものを否定しているわけではないし、動画サイトで映画を見るのがダメだといってるわけでもないってことです。
　自分が問題視しているのはあくまで動画サイトに“違法に”アップロードすることであり、そうしてアップロードされた映画をダウンロードして鑑賞することです。
　健全な動画サイトで、例えばＧｙａｏ！など、映画を鑑賞することは全然構わないと思っています（といっても自分はＧｙａｏ！でも映画を見たことないですけどね）。さすがにＧｙａｏ！でダウンロード出来る映像は著作権の問題をクリアしているでしょうから。

　となるとどの動画サイトが健全で、どの動画サイトがそうでないかが重要だと思いますが、、、問題提起をしときながら無責任と謗られるかもしれませんが、正直よく知らないし、わからない。何しろ動画サイトそのものに興味がないので、大手の動画サイトは健全じゃないの？ぐらいの不確かなアドバイスしか出来ません。

　けれど、動画サイトのまったくの門外漢である自分にも断言出来るのは、日本での劇場公開が来週、もしくは来月というふうにまだ先の映画がネットでは今見ることが出来るというのは、やっぱりおかしいってことです。
　どこかの誰かが何らかの違法な手段によって映像を入手し、アップロードしているからに他ならない。
　そうしてアップロードされた映画を、無料だから、人より早く見れるからといった理由で、嬉々としてダウンロード、鑑賞している輩はやはり到底映画ファンとはいえないと思います。
　そういった連中に面白いだの面白くないだのと批評されるためにスピルバーグやシャマランやキャメロンやセガール、その他の映画製作に関わる人たちは映画を作っているわけではないはずです（セガールはそこまで考えてないかもしれないけど。笑。）。


　どうすれば違法な動画サイトでの映画鑑賞をなくせるか、、、結局のところ、その人の映画ファンとしての良心に訴えるしかないのだけれど、他に出来ることはないかと思って考えたのが、映画レビューにその映画を鑑賞した映画館名と鑑賞日を付記すること。
　違法な動画サイトで映画を見る連中って、話題作を人より早く見たってことを自慢したくてしょうがないんですよね。
　でも動画サイトで映画を見た以上はどこでいつ観たかなんて書けないわけで、、、だから、世の中のすべての真っ当な映画レビュアーが、自分の観た映画をいつどこで鑑賞したかをレビューに付記すれば、違法な動画サイトで映画を鑑賞する連中も肩身が狭くなって、やがて駆逐出来るのでは、、、そう思ったことがあります（恐ろしく迂遠な方法だし、効果も期待出来ないかもしれないけどね）。

　それで、実際に以前、有名どころの映画レビューブロガーの方々にその件を交渉（というかお願い）したことがあったんですよね。
　映画レビューに、鑑賞日と映画館名を付記してはもらえませんかって。
　ことごとく断られるか、無視されてしまいました。笑。
　鑑賞日と映画館名を付記したところで、何もデメリットは発生しないと思うけどなぁ。
　そんなに他人に行動範囲を知られるのが嫌ですか？
　そんな中、唯一協力してもいいと言ってくれたのがryoddaさんだったんですよ、Ｅさん。
　だからこの人は信用出来る人だと思ったんです。
　自分は今もそれを実行しています。
　これまでそうすることで特にデメリットやトラブルが発生したことはないので、映画レビューを書かれている方、よかったら次の作品からでもいいので、協力して下さい。
　よろしくお願いします。

この前友だちが万引きしたＤＶＤを借りたんだけど。

　この前友だちが万引きしたＤＶＤを借りたんだけど、スッゲー面白かった。
　
　そいつはパクったＤＶＤをたくさん持ってるからまた借りるつもり！

　タダでＤＶＤを見れるなんてオレって超ラッキーだよね。


　なんてことを日記に書いてる人がいたら、どう思います？
　ここまであからさまに犯罪行為に関することを日記にアップする人は（最近は）いないでしょうけれど、過去にはミクシィで似たようなことを日記に書き、日記は炎上、ミクシィを退会する憂き目に合った人がいたそうです。
　冷酷なようですが、自業自得ですよね。
　その人にはいい薬になったんじゃないでしょうか。

　では次のケースはどうでしょう。


　最近ある動画サイトに日本ではまだ公開前の映画があったから見たんだけど、スッゲー面白かった。
　
　その動画サイトにはまだまだ見たい映画がたくさんあるからまた見るつもり！

　タダで映画を見れるオレって超ラッキーだよね。


　自分には万引きしたＤＶＤを友だちから借りるのも、動画サイトにアップしてある映画を無料で見るのも違いは見出せません。
　唯一違いがあるとすれば、それは単に後者は前者と違って、最初に違法に（まさか公開前の映画を合法的にアップロードは出来ないでしょうから）アップロードした奴の顔を知らないっていうことだけですよね。
　
　まぁそりゃ動画サイトにアップしてある映画をいくら見たところで警察に捕まるってことはないでしょう。
　誰でもやってることでしょうからね（誰でもやってるからやってよいというのは小学校低学年の言い訳でしかない）。
　でも、動画サイトにアップしてある映画を見て喜んでる人には、映画ファンだと名乗って欲しくありません。
　映画について語って欲しくもないです。
　あなたにはその資格がないから。

　仮にスピルバーグの新作を公開前に動画サイトで見たとして、実際スピルバーグに会うことがあったら、「あなたの新作、最高によかったですよ！動画サイトで見たんですけどね」って言えますか？
　スピルバーグがそれを知ったらきっと悲しむでしょう。

　映画ファンであれば、映画を観ることで一度ならず感動したことや、励まされたことや、癒されたことがあるはずです。
　にも関わらずタダだからっていう理由で（それが違法だと半ば知りながら）動画サイトで映画を鑑賞するというのは、映画に対する裏切り以外の何ものでもないと思います。

　無論、このブログの常連さんにそんな恥知らずで恩知らずな人はいないと思いますけどね。

秋の新ドラマ。

　いよいよ秋の新ドラマが始まりましたね！
　二十二日に始まる『交渉人』でほぼ出揃うんじゃないでしょうか。

　自分は『不毛地帯』を見るつもりでした。
　原作の山崎豊子は嫌いじゃないですし、脚本の橋部敦子は結構いいなって思ってますし、出演者の中に「顔を見るのも嫌！！」って俳優もいなかったですしね。
　しかし、あのドラマ、第一回目が二時間を超える超拡大版だったんですよね。
　平日に、二時間を超えるドラマなんて見れねーっつーの（少なくとも自分は時間が取れない）。
　仕方なく、録画をして休みの日にでも見るか、って思っていたのですが、思っている間に二回目の放送日が来ちゃいました♪
　さらば『不毛地帯』、いつかフサフサになることを願わん（そーゆードラマなのか？）。

　『東京ＤＯＧＳ』は何となく見ようかな、と思っていたのですが、主題歌が某ホストクラブだったのでやめました（毎週毎週そんな苦痛を味わいたくない）。

　『ギネ』は藤原紀香が嫌いなので見る気になれません。

　『小公女セイラ』も同じ理由で見ません。

　『ＪＩＮ　－仁－』も同じく。

　『乙男』や『交渉人』は前シリーズが未見なので見るつもりはないです。

　じゃ、何も見ないかというとそういうこともなく、『相棒シーズン８』は見ていくつもりです。
　一話と二話を見る限りではパッとしなかったけど、シーズンを通して見れば「おぉっ！！」と思える出来のものもあるでしょう。

　そんなもんかな、、、おっと大事なものを忘れていました。
　今クール始まったドラマで自分が今のところ毎回放映を楽しみにしてるもの、それは『新・三銃士』です。
　三谷幸喜が脚本っていうのがウリですが、ＣＧ全盛の今の時代に、人形劇を蘇らそうという心意気だけでも買いですよね。
　まだ始まって間もないので、興味がある方は夕方六時に教育テレビで放送していますので、タイムリーに見るなり、録画して見るなりして下さい。
　お薦めですよ♪

文章力UPの秘策！

　普段あんまり気にすることがない、このブログでは左上にあるｇｏｏブログからのお知らせに、気になる文言を見つけました。
　文章力UPの秘策!
　文章力UPの秘策ですよ、皆さん！！まるでそれを実行さえすればたちどころに文章が上達するかのようではないですか。
　で、ｇｏｏブログ推奨の、文章力UPの秘策とは何かというと、ブログを始める☆こと。
　舐めとんのかいな、と思いましたよ。
　もちろんブログを始めることが悪いといってるわけではないですし、何を目的にブログを始めるのかもそれはまったく個人の自由だと思いますが、ただ、ブログを始めたからといって文章が上達するかというと、断言してもいいですが、全然そんなことはないと思います。
　そのいい例がこのブログですね。
　ブログを始めて、かれこれ五年になるのかなぁ、その間文章が上達したかというと全然そんなことはなく、むしろ下手になってる。
　ぶっちゃけ、ブログを始めた頃はそれを目的にしていたこともありましたよ。
　毎日何かしら文章を書いていれば、いずれ文章が上達し、創作に役に立つに違いないって。
　しかし、まーったくの幻想でしたね。
　現在の自分の文章力は、ブログ開始時と同じか、むしろ下がり気味。
　昔は、もっと自由に文章を書けてた、、、よーな気がする。そうであって欲しいという願望かもしれないけど。

　だいたい五年も続けていて、未だに方向性が見出せないブログって何なんだって思います。
　未だに自分がブログで何がやりたいかがわからない。
　さらにいえば、自慢じゃないですが、毎日結構な数の方が拙ブログを訪問してくれるんですけれど、その人たちが自分に何を望んでいるのかもわからない。
　フツーのブログだったら、訪問者の数が増えれば、自ずとコメントの数も増えるじゃないですか。
　うちのブログのコメント欄、恐ろしく閑散としてますからね。
　毎朝会社に着いて、始業時間までの間にブログのコメントをチェックするのが常なんですけど、今日なんて唯一ついているコメントがまったくもって意味不明な酔っ払いの戯言ですからね。
　もうホント一日どよ～んとした気分で過ごしましたよ。

　話が横道に逸れたので元に戻しますが、とにかく、文章力の向上を目指してブログを始めても大して意味はないってことです。
　もし本当にそれを目指している人がするなら、自分が特別にその秘訣を教えてあげましょう。
　どうすれば文章が上手くなるのか、その方法とは、、、まぁ一冊でも多く本を読むことですね。
　それも漫画やケータイ小説ではあまり意味がありません。
　文章巧者といわれている現代の作家の作品か、もしくは名作と呼ばれている小説を読むといいです。
　特に名作は、現代の感性では内容が退屈なものもしばしばありますが、長く評価される以上は文章が我々の書くそれとは比較にならないほどこなれています。
　そういった文章に身を浸せば、自ずと文章も上手くなる、、、はずです。

　というようなことを学生時代の自分にアドバイスしたいですね。
　もう手遅れだけど。笑。

感慨深いなぁ。

　若木民喜作、『神のみぞ知る世界』の六巻を購入♪

　ひっじょーに感慨深いです。
　何故感慨深いかというと作者の前作『聖結晶アルバトロス』は五巻で打ち切られちゃって、『神のみ～』の連載が始まったときはお願いだから今度は長期連載になってくれ～、せめて六巻は超えてくれ～、って祈願したからです。
　成就してよかった。

　もう一つ感慨深いことがあって、それはこの六巻をコンビニで購入した、ってことです。
　フツーの人はあまり意識していないと思いますが、コンビニで発売されるってことはコミックスにとって一つのステータスなんですよね。
　コンビニでは本当に売れ筋の商品しか取り扱いませんから（オーナーの意向も多少はあるだろうけど）。
　『神のみ～』もいよいよ人気コミックスの仲間入りか、と思いました（もちろんサンデー連載陣の中では充分人気作なんだけど、サンデー自体が今はショボイからね）。

　六巻ではおなじみのハクアも、新しく登場したみなみちゃんも、一話限りっぽいあさりちゃんも、再登場が嬉しいかのんも、みんな可愛くてよかったけど、一番いい味を出していたのは何といっても雪枝さんですよね。
　この人には誰も敵わねぇ！！って思いましたよ。笑。

誰か教えて！

　たま～にですが、昔自分で書いた小説を読み直すことがあります。
　そして夜中に一人で「コイツ、なかなか面白い小説を書くなぁ」なんて自画自賛したりしているわけです。

　まぁそれだけなら単にキショいだけの話ですが、不思議なのはその際意味がよくわからない単語を見つけることです。
　自分で書いた小説なのに！！
　不思議だなぁって思います。

　同じようなことは連鶴を折るときにもあって、最近知人に頼まれて昔自分で考えた連鶴を折っているのですが、折り方がよくわかんなかったりするんですよね（正確には上手く折るコツがわからない）。
　出来たのがコレ。

　
　　　


　鶴が水面に我が身を映すかのように、裏と表が繋がった連鶴。
　写真ではわからないかもしれませんが、その出来が不満です。前に折ったときはもう少し綺麗に折ったようなきがするんだけどなぁ。
　誰かに上手く折るコツを教えてもらいたいです（自分で考えたんだろ！！）。


　　　


　これも最近折った作品なのですが、やはり出来はイマイチ。
　でもこちらは紙のゴージャスさに助けられてるよね（その分金粉銀粉が手について難儀したけど）。
　やっぱりいい紙で折ると作品の印象も違ってくるなぁ。

　ともかく、今日は不思議なこともあるもんだなぁというお話でした（誰だよ、単にボケただけだろっていってるのは！！）。