この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

3月の予定。

2023-03-31 21:08:28 | 日常
 1月はそれなりに充実した一ヶ月で、2月はもっとそれなりに充実した一ヶ月でした。
 3月はもっともっとそれなりに充実した一ヶ月になるといいなって思っています。

 3/3は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の公開日(イオンシネマ筑紫野にて鑑賞予定)。

 3/17は『シャザム!〜神々の怒り〜』『シン・仮面ライダー』の公開日(イオンシネマ筑紫野にて鑑賞予定)。

 3/19は久留米シティプラザに渡辺美里のコンサートを観に行きます。

 3/24は『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の公開日(中洲大洋映画劇場にて鑑賞予定)。

 3/31は『エスター ファースト・キル』の公開日(中洲大洋映画劇場にて鑑賞予定)。

 『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』と『エスター ファースト・キル』は4/1の映画サービスデーにまとめて観るつもりです。
 最近は映画を観に行っても結構ハズレが多いのですが、3月はそんなことがないと思います。いや、思いたい!

 3月の予定は以上です。
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受験戦争の勝者と敗者。

2023-03-30 21:12:04 | 戯言

 自慢じゃないですが、自分は大学受験で国立大学二校と私立大学二校に合格しました。

 一言で言えば受験戦争の勝者ですね。

 何だよ、やっぱり自慢かよ、と思われたそこのあなた!

 勘違いなされずに。

 本当に自慢ではないのです。

 受験戦争の勝者はその後どうなったかというと、学歴なんぞクソほども関係ない地元の企業に就職し、今に至ります。

 リアルでは彼女どころか、友だちすらまともにいません。

 一言で言えば人生の敗者ですね。

 受験戦争の勝者にして人生の敗者。

 出来れば逆であって欲しかった。

 

 大学受験に意味がないとは言いません。

 希望大学に合格すれば確実に将来の選択の幅は広がります。

 けれど、選択の幅は広がりはしても、正しい選択が出来るかどうかは別です。

 また希望大学に合格できたからといって、バラ色の人生が約束されているわけじゃない。

 逆に希望大学に合格出来なかったからといって、それで人生が終わりというわけでもない。

 選択肢は少ないかもしれないが、それで正しい選択が出来なくなるわけじゃない。

 

 甥っ子の旺一郎が大学受験に失敗して今兄の家は荒れに荒れているようです。

 やっぱりね、って感じですね。

 この「やっぱりね」というのは旺一郎が大学受験に失敗するのを予想してのものか、それとも大学受験に失敗すると荒れることを予想してのものかというと、まぁ半々かな。

 だいたい大学に合格する人は(自分もそうですが)余力を残して合格するものなんですよ。

 最大限の努力をするのは当然としても、自らの限界を超えてまで努力をすることはないというか。

 旺一郎にはその余裕が感じ取れなかったかな。

 旺一郎が大学受験に失敗したらまず間違いなく荒れるだろう、と思っていました。

 彼がまだ五歳か、六歳の子どもの頃、兄が風呂に入る前の彼に一人前のアイスを食べさせていたんですよ。

 自分が子どもの頃は子どもだからという理由で半分しか食べさせてもらえなかったなと思いつつも、まぁ厳しく言うこともないかとスルーしてたら、兄は風呂から上がった旺一郎にまたアイスを食べさせていました。

 自分が「風呂に入る前に食べさせてたじゃん」と言うと、兄は「本人が食べたいって言うんだから仕方ないだろうが」って言いました。

 これは子どもがダメになる典型的な育て方だなと思いました。

 子どもの望むことを聞くことも大事ですが、何でもかんでも聞き入れていては堪え性のない子供になってしまいます。

 大人が大人の責任で子どもにダメなものはダメと言ってあげないと。

 受験に失敗して旺一郎が荒れていると聞いて、その時のことを思い出しました。

 

 旺一郎には大学受験に失敗してもそれは大したことじゃないと言ってあげたいです。

 それで人生が終わったわけではないと。

 まぁ聞く耳を持っているかどうかは知りませんが。

 4月は予定がないのでどこかに遊びに誘おうかなぁ?

 まず間違いなく断られると思いますけどね。笑。

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4月1日に何の映画をどこの映画館に観に行くのか、それが問題だ。

2023-03-29 20:11:12 | 新作映画

 明々後日、4月1日は映画サービスデーです。

 映画サービスデー、ご存知ない方に説明すると、12月1日が映画の日であることにちなみ、毎月1日に映画料金が1100円になるサービスのことです。

 ほとんどの映画館で実施されています。

 いくら映画料金が1100円になっても平日だと映画は観に行けないですから、土日が映画サービスデーになるときは、絶対に映画を観に行かねば!という使命感に駆られます。

 4月1日ももちろん映画を観に行く気満々で、当初は中洲大洋劇場に『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』『エスター ファースト・キル』を観に行くつもりでした。

 この日は午前中にマイナカードの手続きに行かなくちゃいけなくて、朝から映画を観に行くということが出来ないんですよね。

 昼過ぎか、夕方からしか映画を観ることが出来ない。

 時間があまりないようなので、同じ映画館で続けて映画を観れたら都合がいいな、と思ったのです。

 しかしこの計画は早々に崩れました。

 映画サービスデーが来るのを待たず、さっさと『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』を観てしまったのです。

 やっぱり観たい作品は公開週に観たかったのです。

 一週間待つ、ということが自分には出来ませんでした。

 となると4月1日に何を観るか、改めて考えないといけません。

 『エスター ファースト・キル』を観に行くことは確定しているので、あと一本、何を観るか?

 中洲大洋劇場で『エスター ファースト・キル』を観て、キノシネマ天神で『マッシブ・タレント』でも観るかなぁ。

 『マッシブ・タレント』かぁ、あまり気乗りしないなぁ、まったく面白くないってわけではなさそうだけど。

 めちゃめちゃ考えて、天神・博多周辺の映画館の上映作品リストをチェックして、これだ!という作品を見つけました。

 それが『グリッドマン ユニバース』です。

 『グリッドマン』、テレビ放映時は結構面白く見ていたんですよね。

 『エスター ファースト・キル』と『グリッドマン ユニバース』、どちらもユナイテッド・シネマキャナルシティ13で上映されるので、映画のハシゴをするのにも都合がいい。

 あとは何時から、どちらから観るかだなと思って、更新された上映スケジュールをチェックしたのですが、う~ん、、、と考えてしまいました。

 4月1日の『エスター ファースト・キル』の上映開始時刻が10:30、19:00、21:15で、『グリッドマン ユニバース』の上映開始時刻が10:00、13:45、19:00、22:00なんです。

 午前中は市役所に用事がありますから観に行くとしたら『グリッドマン ユニバース』の13:45回からですけど、そうなると『エスター ファースト・キル』は19:00になります。

 めちゃめちゃ接続が悪い…。

 さらに考えて、考えて、考えていた時、あるお知らせに気づきました。

 ユナイテッド・シネマキャナルシティ13が27周年記念キャンペーンで、3月31日から4月2日の三日間、映画料金が1100円なのです。

 これだ、と思いました。

 結局当初の予定では4月1日に中洲大洋劇場で『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』と『エスター ファースト・キル』を観るつもりでしたが、4月2日にユナイテッド・シネマキャナルシティ13で『エスター ファースト・キル』と『グリッドマン ユニバース』を観ることにしました。

 

 どうでもいいことをだらだら~と書きましたが、ともかく、映画を観るだけでもいろいろ考えることはあるってことです。

 日曜日が居間から楽しみです。

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2023年劇場鑑賞映画一覧(3月末時点)。

2023-03-28 21:10:42 | 新作映画

 2023年になって3月末までに劇場まで映画を15本観に行っています。
 3ヶ月で15本なら一年だと60本というペースですね。
 例年通りのペースと言えますが、例年と違うのは、最近は映画を観に行っても理解出来なかったり、面白いと思わないことが多いとということでしょうか。
 映画は、日々の暮らしの憂さを晴らすために観に行っているようなものなので、単純に鑑賞後「面白かった!」と思える作品が観たいです。
 残り9ヶ月に期待します。


 1.『非常宣言』、1/7、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットBC1③にてにて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★、お薦め度★★★

 2.『ノベンバー』、1/14、KBCシネマにて鑑賞(スタンダード会員につき鑑賞料金1300円)
 お気に入り度☆、お薦め度☆

 3.『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』、1/20、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

 4.『イニシェリン島の精霊』、1/28、Tジョイ久留米にて鑑賞(レイトショーにつき鑑賞料金1400円)
 お気に入り度★★、お薦め度★★

 5.『バイオレント・ナイト』、2/4、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(割引チケットにて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆

 6.『FALL/フォール』、2/4、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

 7.『呪呪呪/死者をあやつるもの』、2/11、Tジョイ久留米にて鑑賞(ムビチケにより鑑賞料金1500円)
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★

 8.『バビロン』、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケットBC1④にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★

 9.『エンパイア・オブ・ライト』、2/23、イオンシネマ佐賀大和にて鑑賞(ACチケットBC1⑤にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★、お薦め度★★

 10.『アントマン&ワスプ:クアントマニア』、2/25、イオンシネマ佐賀大和にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞)
 お気に入り度?、お薦め度?

 11.『BLUE GIANT』、2/25、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットBD7①にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★

 12.『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットBD7②にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆

 13.『シャザム!~神々の怒り~』、3/18、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケットBD7②にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

 14.『シン・仮面ライダー』、3/18、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケットBD7③にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆

 15.『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』、3/26、イオンシネマ大野城にて鑑賞(ACチケットBD7④にて鑑賞料金1000円)
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆


 ★は五つで満点、☆は★の半分です。

 *2007年劇場鑑賞映画一覧

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柑橘類がいっぱい♪

2023-03-27 20:40:09 | グルメ・おやつ
 突然ですが、皆さんは果物は好きですか?
 そして一番好きな果物は何ですか?

 自分が一番好きな果物は何と言っても「苺」です。
 子どもの頃から苺は好きで今もそれは変わっていません。
 ただ、ここらへんのスーパーなどで苺を買うなるとだいたい品種は「あまおう」が多いのですが、「あまおう」を食べてもあまり美味しいとは思わないんですよね。
 子どもの頃に食べていた苺ってもっと甘かったような気がする…。
 思い出補正って奴なんですかね?

 柑橘類も好きでよく食べるのですが、スーパーで買ったり、もらったり、庭で生えたり、ゲーセンで(!)取って来たりして、今家にやたら柑橘類が家にいっぱいある状態です。
 写真をどん。

   

   

   

 写真を見ただけですべての品種がわかった方には「柑橘王」の称号を与えましょう。
 まぁさすがにそれは難しいと思うので紹介していくと、一枚目の写真は左から、【八朔、ネーブル、甘夏】です。
 この三つの中だとネーブルが甘くて好きかな。
 八朔もさっぱりとしていて美味しいですけどね。

 二枚目の写真は左から、【パール柑、晩白柚、デコポン】です。
 晩白柚のラスボス感といったらないですね。
 ご近所からのもらい物なのですが、正直いつ食べればいいのかわかりません。笑。

 三枚目の写真の柑橘類は、実はどちらも品種がわからなかったりします。汗。
 小さい方は自分がゲーセンのUFOキャッチャーでゲットしました(最近のゲーセンのUFOキャッチャーは青果も珍しくないのです)。
 もちろん一個だけじゃなく、袋入りのものをゲットしたのですが、家に持ち帰ったら、袋に品種が書かれたタグがついていませんでした。
 確か広島県産の「たんかん」だったと思うのですが、、、自信はないです。

 右の方の「たんかん(仮)」よりちょっと大きめのものは、実は家の庭に生えている柑橘類です。
 家の庭に生えているのにその品種がわからないという、家庭菜園あるあるですね(本当にあるあるなのかは知りませんが)。
 お袋曰く、「パール柑」ではないかという話ですが、やっぱり自信はありません。

 さて、明日はどの柑橘類を食べようかな…。
コメント (3)
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久しぶりに映画を観て面白いと思った『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』。

2023-03-26 21:42:10 | 新作映画
 阪元裕吾監督、高石あかり&伊澤彩織主演、『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』、3/26、イオンシネマ大野城にて鑑賞(ACチケットBD7④にて鑑賞料金1000円)。2023年14本目。

 映画鑑賞が趣味です。
 映画鑑賞が趣味ということは映画を観ることが好きということだと思いますが、最近はどうも映画を観てもまったく理解出来なかったり、素直に面白いと思えない作品が多いのです。
 
 もちろん世の中の映画のすべてが理解出来ると思っているわけでも、面白いと思えるわけではないと思っています。
 けれど、自分の意志で観に行く以上、ある程度は理解出来るだろう、もしくは面白いだろうと思って観に行くわけです。
 それが実際観に行って、理解出来なかったり、面白くなかったりすると、あれ、自分のアンテナが狂ってる?って思うんです。
 それって自分のことがいよいよ信じられなくなるので精神的にかなりきついことです。
 でも『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は面白いに違いないと思って観に行って、実際面白かったので、ホッとしています。

 一言で言えば「ギャップ」の映画ですね。
 まずは腕利きの殺し屋が若い女の子二人組だった、というギャップ。
 映画の七割、いや八割はその二人組の女の子、ちさととまひろのグダグダな日常が描かれます。
 映画で描かれるのが二人のグダグダな日常だけだったら、さすがにつまらないでしょう。
 でも散々グダグダの日常シーンを見せて精神を弛緩させたところで、残りの二割、つまりクライマックスでキレキレのアクションを見せつけられるんです。
 そのギャップがたまらない。
 ハマる人はハマる映画だと思います。

 まぁいろいろ重箱の隅を突けないわけではないんですよね。
 銀行がショボすぎるだろとか、銀行の金庫がショボすぎるだろとか、銀行強盗がショボすぎるだろとか、主に銀行強盗のシーンですが。
 でも最後には、まぁいっか、と思ってしまいました。
 元からそんなにリアルにこだわった作品というわけではないし、とにかく極上のアクションシーンを観ることが出来て満足しましたしね。
 
 おそらく間違いなくパート3が作られることでしょう。
 パート3ではもうちょっとだけアクションシーンが増えることを希望します。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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それはちょっといただけないと思った『未曽有の出来事』。

2023-03-25 21:00:36 | 読書
 何かにつけて悪名高き朝日新聞ですが、個人的に一番「それは人としてどうなのよ」と思うのは、将棋の名人戦です。
 元々名人戦は毎日新聞の主催でした。
 しかし現在は毎日新聞と朝日新聞の共催です。
 なぜそんな中途半端な状態になっているかというと、朝日新聞が金に物を言わせて毎日新聞から名人戦を奪おうとしたからです(詳しくはこちら)。
 道義もへったくれもありゃしない、それが新聞社のやることか、と言いたくなります。

 他にも腹立たしかったことがあって、三谷幸喜のエッセイ『ありふれた生活』がある日を境に紙面から消え去ったことです。
 当初は三谷幸喜も何かと忙しいだろうから、連載が終わっちゃったのかなと思っていたのですがさにあらず、連載の場が朝刊の文化欄から夕刊の文化欄に移ったのでした。
 そりゃないよ、と思いました。
 夕刊の文化欄に空きがあるなら、別の文化人に連載を依頼すればいいことじゃないの?
 腐っても天下の朝日新聞なんだから、しっぽを振って依頼を受ける輩は少なくないでしょう。
 それをどうして朝刊で好評を博している連載を引き抜くんですかね?
 あの時は本気で朝日新聞の購読を止めようかと思いましたよ(と言いつつ、今でも購読していますが)。

 そんなわけで三谷幸喜のエッセイ『ありふれた生活』は朝日新聞の朝刊に連載されていたころから読んでいますし、連載の場が夕刊になってからも単行本で読んでいます。
 その単行本、『三谷幸喜のありふれた生活⑰未曾有の出来事』を読み終えました。

 実はこの単行本、発売が去年の年末だったんですよね。
 で、購入したのが今年の2月になってからです。
 なぜ購入がそんなに遅れたのか。
 理由は簡単、発売されていたのを知らなかったからです。
 これは夕刊連載におけるデメリットでしょう。
 朝刊に連載されていたころ買い遅れたことはなかったので。

 逆に夕刊連載での唯一のメリットがすべてのエッセイが新作で読めるということですね(まぁありがたくもないメリットだけれど)。
 ただ、ぶっちゃけ以前に比べるとエッセイにキレが無くなったような気がします。
 以前は視点は斬新で、語り口は巧妙、さらにオチのつけ方は秀逸と文句のつけようがなかったのですが、今巻のエピソードはそこまで感心するほどではないかな。
 まぁでも連載も1000回(!)を越えれば、多少文章にキレも無くなるだろうし、マンネリにもなりますよね。
 ただ、それはちょっといただけないと思うことがあります。
 それは何かというとイラストです。

 ご存じの方も多いと思いますが、『ありふれた生活』のイラストを担当してきた和田誠氏が亡くなりました。
 なので前巻の表紙絵は三谷幸喜本人が、今巻ではイラストレーターのヨシタケシンスケ氏が手掛けています。
 問題は挿画で、前巻も、今巻も亡くなった和田氏のものを使っているのですが、これがまたエッセイの内容とはまったくシンクロしてなくて。
 例えば「シットコム」について書かれたエッセイのイラストがこちら。

   

 ハイヒールなんでしょうね。
 でもエッセイの中に「ハイヒール」なんて単語、出て来やしません。
 内容もまったく関係ないのです。

 三谷幸喜が和田誠氏を敬愛していることはよくわかります。
 自分も和田氏のイラストが嫌いだと言っているのではありません。
 でも書かれてある文章とはまったく関係のないイラストが挿画に使われるのってどうなんでしょうね。
 そういうふうにイラストが使われることを亡くなった和田氏も望んではいないと思うのですが。
 表紙絵を別のイラストレーターが手掛けたのであれば、挿画もそれに倣うべきなんじゃないでしょうか。
 カルロス・ゴーンについて書かれてあるエッセイの挿画が玩具のロボットで、どういう意味があるんだろうと考えてしまった自分はそう思います。
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2023年4月スタートの新ドラマ、新アニメについて。

2023-03-24 22:20:26 | テレビ
 昨日の記事の続きです。

 2023年の冬ドラマは三本しか見ていないと昨日の記事で書きました。
 まぁ一般的な社会人ならそんなものかと思います。
 もちろんもっと見ている人は見ているだろうし、まったく見ていないという人もいるでしょうけどね。

 年金暮らしをしているうちのお袋はというと、『大奥』、『星降る夜に』、『夕暮れに、手をつなぐ』、『リバーサルオーケストラ』、『しょうもない僕らの結婚論』、『6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱』の計七本見ていたそうです。
 我がお袋ながらよく見るなぁと感心しました。
 我が家にネットフレックスやアマゾンプライムといった配信サービスがつけ入る隙はしばらくなさそうです。笑。

 ちなみにお袋的によかったのは『星降る夜に』と『夕暮れに、手をつなぐ』だそうです(『大奥』と『リバーサルオーケストラ』もよかったそうですが)。
 え、ネットで散々酷評されている『夕暮れに、手をつなぐ』がよかったんだ?(見てはいませんが、酷評されているのは知っている)。
 ドラマの好き好きは人それぞれですね。
 今度広瀬すずに会うことがあったら、「『夕暮れに、手をつなぐ』、うちのお袋は良かったって言ってたよ」と伝えるつもりです。
 いつ会えるのかは定かではないですが。笑。

 さて、気になるのは4月スタートの春ドラマです。
 めちゃめちゃ食指が動くドラマはないのですが、見てもいいかなと思えるのは『それってパクリじゃないですか?』(4月12日スタート)と『波よ聞いてくけれ』(4月21日スタート)ぐらい、かな。
 評判が良い作品があったら、それも見るかもしれません。

 アニメだと、何はともかく『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』は見るつもりです。
 あとはまぁぼちぼち見ていきます。
 ところで2023年4月スタートの新アニメって60本以上あるみたいなのですが、全作品見る人って果たしているんですかね?
 とてもいるとは思えませんが、絶対にいないとは言えないのがオタクの怖いところです。
 
 4月スタートの新ドラマ、新アニメ、あなたは何を見ますか?
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2023年1月期ドラマ総括。

2023-03-23 21:29:17 | テレビ
 2023年1月に始まったドラマの総括です。
 といっても三本しか見てないんですけどね。

 一本目は北川景子主演の『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』
 とりあえず最終話まで見たのですが、ドラマとして面白いかというと正直微妙。。。
 話の軸がぶれまくっているというか、途中サスペンスの要素が強くなるのですが、それが何とも中途半端で、風見刑事のエピソードはまるまる要らないような気がしました(実際最終話には全く出てこなかったし)。
 最終話では主人公の柊木が受け持っていた5人の生徒たちが全員司法試験に合格するのですが、いくらドラマとはいえ、それはちょっとあり得ないだろうと思ってしまいました。

 二本目は門脇麦主演の『リバーサルオーケストラ』
 これは面白かったですよ。
 老若男女、誰でも安心して見ることが出来るドラマだったと思います。
 演奏シーンも秀逸でしたね。
 本当に演者が演奏しているんじゃないかと思えるほどの迫力でした。
 パート2、もしくはスペシャルドラマ制作を希望です。

 三本目は高山一実主演『超人間要塞ヒロシ戦記』
 さすが天下のNHK、変なドラマを作るなぁと感心しました。
 一見するとどこにでもいそうな青年ヒロシと箱入り娘しずかが繰り広げるラブストーリー、、、なのですが、実はヒロシは内部に6000万人ものスカベリア人が暮らす移動要塞だった、というシュールなSFでもあります。
 奇抜な設定の作品なのですが、その設定って(他の人も指摘していますが)B級SF映画の『デイブは宇宙船』にそっくりなんですよね。
 「そっくりなんですよね」と言いながら、『デイブは宇宙船』は未見なのですが(一応ツタヤとゲオで探してみたのですが、在庫はありませんでした)。
 両作品とも見た、という方は二つの作品がどの程度似ていたのか、教えてもらえると幸いです。

 あと、ドラマではなく、アニメですが、『NieR:Automata Ver1.1a』も見ていました。
 正直、面白いかどうかよくわからないアニメだったのですが、絵がめちゃめちゃ綺麗だったのです。
 ただ、3話目だったか、4話目だったか、録画していた分を見ていたら、やけに既視感のある内容で、一瞬超能力に目覚めたのかと思ったのですが、何のことはない、一話目の再放送でした。
 新型コロナの感染拡大で製作スケジュールが遅延したのだそうです(え、今になって?と思わないでもなかったのですが)。
 まぁそういうこともあるかと暢気に構えていたら、知らぬ間に本当の最新話が放送されていて、結局何が何だかよくわからないまま途中で見るのを止めてしまいました。
 現在も絶賛放映中、、、もしくは絶賛放映断念中のようですが、このアニメを見ているって方はいますか?

 4月スタートのドラマやアニメにも面白い作品があればいいなぁと思います。
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厚顔無恥なバースディ。

2023-03-22 21:23:18 | 日常
 3月21日は姪っ子のメイ子の誕生祝いで手巻き寿司を食べました(メイ子の誕生日は3月22日なのですが、この日は平日なので、21日にお祝いをすることにした)。
 親元を離れ、会社の寮で一人暮らしをしているメイ子が、お袋に、誕生祝いをして!とお願いしたのです。
 そのこと自体は別にいいと思いますよ。
 誰かに誕生日を祝って欲しいという心情は充分理解出来るものですから。
 ただ、それはどうかと思うことがあって。

 1月31日がお袋の誕生日でした。
 しかしその日、メイ子からお袋への誕生プレゼントや電話などは一切無し。
 お袋は孫からの祝いの言葉がないことに少し悲しげにため息をついてました。

 誰の誕生日を祝おうと、もしくは祝おうとしまいと、それは本人の自由だと思いますよ。
 でも誕生日を祝わなかった、もしくは誕生日がいつか知らない、知ろうと思わない相手に誕生祝いをして欲しいとお願いする了見って何なんですかね?
 自分はお袋から話を聞いて唖然としましたけれど。

 寮の駐車場にメイ子を迎えに行って、早速説教ですよ。
 本当は説教なんてしたくないんです。
 説教自体が悪いことだと思っているわけではないですよ。
 自分の言葉で相手が己の過ちに気づき、反省し、行動を改めたら、それって素晴らしいことじゃないですか。
 
 でも長年の付き合いでメイ子が反省するような人間ではないということは充分わかっているので、説教なんてしたくなかったのです。
 とはいえ、この日誕生祝いをすることは既定なので、説教をしないという選択はありませんでした。
 誕生日を祝わなかった相手に誕生日を祝ってもらおうなんてそんな虫のいい話はない、と道理を説きました。

 それから誕生プレゼントを買いに行きました。
 誰の?
 当然メイ子から、お袋への誕生プレゼントです。
 駅前のショッピングモールの中にある花屋でメイ子はソープフラワーのギフトを買いました。
 仕事が忙しくてお祝いをするのを忘れていました、と言うようにと指示を出しました(何でそんな指示をしなくちゃいけないのやら)。

 次にメイ子へのプレゼントを買いに行きました。
 金額を伝え、欲しいものがあったら買ってあげると言うと、最初普段飲み用の野菜ジュースが欲しいとメイ子は言いました。
 いったい何本の野菜ジュースを買うつもりなんだよ、おぃ。。。
 結局ツタヤでよく知らないライトノベルを三冊買ってあげました。

 その後ケーキを買いに【アンジェココ】に行きました。
 【アンジェココ】、博多阪急にも出店していた高級洋菓子店なんですが、久しぶりに行ったら、イートインのお客さんが多くて閉口しました。
 確かにオシャレなお店だとは思うけど、イートインでケーキを食べるようなところじゃないと思うけどな。

 最後に基山にある【スズキアリーナ】に行きました。
 ここは自分が今現在乗っているクロスビーを買ったところで、今車を持っていないメイ子が車を買う際に何かしら役に立つだろうと思ったのです。
 彼女はスタッフさんからいろいろアドバイスを受けてましたよ。
 メイ子には(別にスズキじゃなくても構わないので)、一日も早く車を買って欲しいものです。

 誕生祝い自体はつつがなく終わりました。
 お袋もメイ子からのプレゼントを「なぜ今ごろ?」と不思議そうな顔をしつつも喜んでいました。
 メイ子にはもう少し道理を弁えて欲しいと思いますが、、、まぁ自分が言っても説得力がないかもしれません。。。
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