今日は有休を取って人間ドッグを受けてきました。
病院は久留米の日吉町にある
楠病院です。
大正時代に開業した、歴史のある病院のようですが、今回の人間ドッグで初めてその存在を知りました。
皆さんは人間ドッグに対してどのようなイメージを持たれていますか?
たぶん、検査着を着て、一日がかりで受ける、大掛かりな健康診断のようなもの、そう思っていませんか?
少なくとも自分はそう思っていました。
しかしちょっと違っていましたね。
検査は9時に始まりました。
意外だったのはこの病院の人間ドッグでは検査着がないこと。
人間ドッグ=ゆったりとした検査用の衣服を着て受けるもの、というイメージはここで崩れました。
まずは健康診断でもお馴染みの、身長や体重や胸囲を測る身体計測です。
この年になって身長が伸びるとは思ってもみなかったですね。嬉しい!
この調子であと10cmぐらい伸びないかなぁ(無理)。
ちょっとショックだったのが聴力検査で引っかかったこと。
左耳が低音を聴き取れてない、とのこと。
生まれてこの方聴力検査で引っかかることはなかったのになぁ。
何があったんだ、我が左耳よ。
次に採血しました。
看護婦さんの腕はなかなかでしたよ。
よく注射をするとき、「チクッとしますよ」と看護婦さんが言いますが、チクッとするかどうかは8割方看護婦さんの腕で決まると思います。
それから心電図検査、腹部超音波検査を受けました。
後ほどの結果説明では特に異常はないとのこと。
肺機能検査では肺活力が67歳と表示されて軽く落ち込みました。
たぶん上手く息を送り込めなかったからだと思いますが・・・。
胸部X検査も特に異常なし。
で、いよいよお待ちかねの胃カメラ検査ですよ(誰も待ってない)。
バリウムを飲む胃透視検査よりもはるかに楽だと聞いていたのですが、これもきつかったですねぇ。
3種類の麻酔をそれぞれ2度点鼻され、この時点で半ばギブアップ状態でした。
麻酔が効いたころを見計らっていざ胃カメラ挿入。
痛いとかそういうことはないのですが、ひたすら気持ち悪かったですねぇ。
ゲップを我慢しましょうか、とお医者さんに何度も言われましたが、それがもう出来ない!!
ゲップが出来る幸せをしみじみと感じ取りました。
結果説明では(良性の)ポリープが出来ているが心配はないとのことでした。
一通り検査を受け、お医者さんから結果説明を聞いて、支払いを済ませると意外なお土産をもらいました。
それは何かというとお茶と弁当です。
唐揚げ弁当でした。
美味しくいただきましたが、人間ドッグを受けに来て油ものばかりの唐揚げ弁当を食べるというのは如何なものかとは思いました。
そうそう、順番が逆になりましたが、支払いを済ませ、弁当を食べる前に別の病院で眼科受診もしたのでした(楠病院には眼科がないため)。
視力が左右とも1.2と言われたときは「え?」と思いました。
この年になって視力が上がるとは予想外でした。
すべての検査が終了したのは13時半ぐらいでした。
自分の抱いていた人間ドッグのイメージとはちょっと違いましたね。
検査着のこともそうだし、弁当もそう、何より検査がもっと大掛かりなこともするのかと思っていたのですが(CT検査のような?)、毎年の健康診断+胃カメラ検査といった感じでした。
これで4万円近い検査費用が掛かるのはちょっと高いような気がする、、、まぁ相場かもしれませんね。
思ったよりも早く検査が終わったので、一瞬会社に行くことも考えましたが(仕事がないわけではないので)、有休を取ったのに会社に行くのも馬鹿らしいと考えて家に帰りました。
検査は一通り終わったのですが、実はまだ一つやらなければいけないことが残っています。
それは何かというと検便。
採便キットが送られてくるのが遅かったので採便出来なかったのです。
採便したらまた病院に行かなくっちゃいけません。
健康に留意するのもなかなか大変です。