この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ジブリが好き!

2024-09-10 21:39:00 | 漫画・アニメ
 例えばの話ですが、「自分はリドリー・スコットの大ファンなんですよ、『エイリアン』は見たことないんですけど」っていう奴がいたら、「何言ってるんだコイツ」と思うか、「さっさと(『エイリアン』を)見ろ!」とツッコミを入れるんじゃないでしょうか。
 もしくは「俳優の堺雅人のファンなんです、『VIVANT』は見てないんですけど」という人がいたら、やっぱり「『VIVANT』、見ればいいじゃん!」と薦めるでしょう。
 この場合、『エイリアン』や『VIVANT』を薦めるのはそれらの作品をゴリ押ししているというわけではなく、相手がリドリー・スコットのファンだと言ったから、堺雅人のファンだと言ったからです。
 ファンならば見ていて当然というような、〇〇であればXXであるのは当然という意識は多かれ少なかれ誰にでもあると思います。
 そういった意識が差別や偏見に繋がらないように気をつけなければなりません。

 とはいえ、実際には『エイリアン』を見たことないリドリー・スコットファンはいないと思いますし(いないですよね?)、堺雅人のファンであれば誰でも『VIVANT』を見ているでしょう(見てますよね?)。
 でも世の中には実際存在するんですよ。
 ジブリが好き!と言いながら、『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』を見たことがない人が(結構いる)。
 個人的にはこれがよくわかりません。
 ジブリが好きということは、ジブリ作品の多くで監督を手掛けている宮崎駿のことが好きってことですよね。
 宮崎駿のことが好きなら彼の最高傑作を見たいと思うのが当たり前ではないかと思うのです。
 でもジブリ好きを自称していても『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』に興味を示さない人が一定数います。
 これがどういうことなのか、自分なりに考えてみました。
①ジブリ好きを自称しているが、本当はジブリのことが好きでも何でもない。
 「ジブリ好き」というといいイメージがあるので、敢えてプロフィール欄にそう書いていると考えると説明がつきますが、ちょっとひねくれ過ぎだろうと思わないでもないです。
②ジブリ好きではあるが、宮崎駿のことが好きというわけではない。 
 確かにジブリ作品には非・宮崎駿作品も多くありますが、まぁでもジブリといえば宮崎駿だと思いますけどねぇ。
③ジブリ好きで、宮崎駿のことも好きだが、ジブリ以前の宮崎駿のことには興味がない。
 たぶんこれなんでしょうね。
 でも、、、勿体ないと思うけどなぁ。
 自分は宮崎駿の最高傑作はテレビアニメなら『未来少年コナン』、劇場作品なら『ルパン三世 カリオストロの城』だと思っています。
 宮崎駿の最高傑作と書きましたが、『未来少年コナン』はテレビアニメ史上の最高傑作といってもいいぐらいです。
 その評価が揺らいだことはないですし、この先も揺らぐことは考えられません。
 その作品に興味がないとしたら勿体なさ過ぎます!

 と常々考えているのですが、この考えに賛同してくれる人って(『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』を鑑賞済みの人でも)案外少ないんですよねぇ。
 もしかしたら、『エイリアン』を見たことないリドリー・スコットファンも案外いるのかもしれません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予想していたよりも大団円だった『双影双書』。

2024-08-28 21:25:16 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の最終話が更新されました(こちら)。
 『双影双書』といってもほとんどの方はご存知ないかと思います。
 元々は週刊少年サンデーで連載されていたのですが、作者の舟本絵理歌の急病により休載、その後サンデーうぇぶりに発表の場を移し、不定期連載されていました。
 個人的に超お薦めの漫画です。
 が、お薦めしといてなんですが、この漫画を読むのはかなり難しいでしょうね。
 何しろサンデーうぇぷりで読めるのは第一話から第五話目までと、あとは最新話だけなので。
 公開されているのがこれだけだと新たな読者の獲得は難しいんじゃないかなぁ。
 もうちょっと公開範囲を広げてもいいと思うんですけどね。

 最終話は自分の予想していたよりも大団円でした。
 自分は最終話で冠星はキョンシーとなって叶国を陰から支える存在になるものと思ってました。
 そして主人公の宵は冠星の代わりに皇帝となり、皇后となった翠燕とともに叶国を反映に導く、そんな終わり方を予想していました。
 なぜそういう終わり方を予想したかというと、そうでないと宵と翠燕が結ばれないからです。
 しかし現実的にはまさかの冠星の復活!
 いや、そうなると宵と翠燕の二人はどうなるの?
 冠星が皇帝、翠燕が皇后になるが、翠燕が契りを結ぶ相手は冠星ではなく、宵ってこと?
 何だか関係がいびつな気がする…。

 ところで話はちょっと横道にズレますが、自分は本は本屋で買う主義です。
 もちろんAmazonでポチれば、だいたいの本は簡単に手に入るということは知っています。
 それでも自分は本は本屋で買いたいのです。
 アホだなって笑ってやってください。

 先日も何軒も本屋をハシゴして、天神のジュンク堂でよーやく『麻雀漫画50年史』を見つけました。
 足を棒にしてお目当ての本を見つけた時の感激はAmazonでは決して得られないものです。

 さて、『双影双書』に話を戻すと、この漫画も相当コミックスを手に入れるのが難しいかと思います。
 人気があるからではなく、部数が極端に少ないからです。
 一、二巻をたまたま寄った本屋で手に入れられたのは僥倖でした。
 三巻は地元のツタヤで予約して手に入れました。
 そして10月に発売される四巻もツタヤで予約したのですが、実際入荷するかどうかは発注してみないとわからないと言われました。
 しかし自分は楽観していました。
 というのも最終話が公開される8/28に『双影双書』が大幅に知名度を上げるであろうイベントがあったからです。
 そのイベントとは【次にくるマンガ大賞 2024】。
 自分は【次にくるマンガ大賞 2024】のweb漫画部門の一位は『双影双書』に間違いないと思っていました。
 しかし結果は、、、『双影双書』は箸にも棒にも引っかかりませんでした。
 世の中の漫画読みは漫画を知らないと思いましたね。

 よければサンデーうぇぷりで公開中の第五話まで読んでみてください。
 よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さよなら、愛しき打ち切り漫画たち。

2024-07-24 21:23:58 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の最新第35話が公開されました(こちら)。
 今回は、いえ、今回も信じられないぐらい絵が美しいです。
 これほど独創的で美しい死後の世界(と現世の間)は見たことがありません。

 信じられないといえば、『双影双書』が打ち切りの憂き目に合い、あと一話で最終回ということもそうですね。
 特にこの漫画が打ち切られることはちょっと信じがたいです。
 何も自分が好きな漫画だから打ち切られるわけがないと言っているのではないですよ(その思いはありますが)。
 ぶっちゃけて言ってしまうと、web連載って雑誌連載で人気を得ることが出来なかった作品のためにあるようなものじゃないですか(人気のあるweb連載作品もありますが)。
 そのweb連載で人気が無くて打ち切られるなんてことが本当にあるのだろうかと思ってしまうのです。
 自分は寡聞にして知りませんが、人気が無くて打ち切られたweb連載作品をご存知の方は教えてください。

 それにしても自分の好きな漫画が打ち切られるのは何度経験しても慣れるものではありません。
 初めての打ち切り経験ははるか遠い昔、わずか全二巻で終了した『コマンダー0』です。
 めちゃくちゃ面白かったんですよ、『コマンダー0』。
 この作品を知る者の多くが「なぜ打ち切られたのかわからない」と言います。
 自分も完全に同意です。
 
 作者の富沢順氏は現在熊本県立高森高等学校マンガ学科で講師を務めているとのこと。
 会いに行ける機会があれば会いに行くんですけどね。

 続いての打ち切り作品は若木民喜氏の『聖結晶アルバトロス』です。
 今でこそ連載作品がドラマ化され、アニメ化される若木氏ですが、初連載作品は全五巻で打ち切られたんですよ。
 でも個人的にすごく好きでした。
 手を取り合って難敵と戦っていたユウキとアルバトロスが実は不倶戴天の敵同士という裏設定を知った時、マジで続きが見たいと思いましたよ。
 叶わぬ夢ですが…。

 とりあえず思い出の打ち切り漫画はそれぐらいかな。
 あんまり打ち切り漫画に思い入れが強すぎるのも悲しいですからね…。

 『双影双書』最終話は8月28日更新予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出の麻雀漫画をいくつか紹介。

2024-06-19 21:22:17 | 漫画・アニメ
 『麻雀漫画50年史』という麻雀漫画の歴史本が一部の麻雀(漫画)好きの間で評判になっているみたいです。
 面白そうな本なのでいずれ手に入れたいと思っていますが、今日のところは『麻雀漫画50年史』発刊を記念して、個人的に好きだった思い出の麻雀漫画をいくつか紹介したいと思います。

 まず、一番好きな麻雀漫画を挙げろと言われたら、これを押しますね。
 『バード-砂漠の勝負師-』(青山広美著)です《このタイトル表記だと『バード―』とも読めてしまいますが、主人公の名前が「バード」というだけです)。
 極悪サイコパス雀士「蛇」と天才少年マジシャン「バード」とのイカサマに特化した麻雀勝負のお話です。
 『ヒカルの碁』が囲碁を知らなくても楽しめるように、この『バード』も麻雀をまったく知らなくても充分面白いと思います。
 現実の麻雀もこうなんだと思われると困りますが。
 後に作画が別の人でリメイクもされていますが、そちらの方は読まなくてもいいかな。

 同じく青山広美の手による『トーキョーゲーム』も忘れられない麻雀漫画ですね。
 なぜ忘れられないかというと、この漫画の中で麻雀漫画史上最高得点の手を主人公の主人公青い星が上がっているのです。
 麻雀漫画史上最高得点と聞くと、麻雀をちょっとかじった人は「あー、あれでしょ、役満が四つぐらい重なった手でしょ」と思われるかもしれませんが、違います。
 理論上、役満は四暗刻、四槓子、字一色、大四喜が重なり、点数的には48,000x4になりますが、『トーキョーゲーム』で青い星が上がった手は桁が違うのです。
 青い星がサムライ戦のオーラスで上がった「リーチ海底小三元混一混老対々三暗刻三槓子南ドラ32」の点数は378京3023兆6869億点になります。
 何でこんなデタラメな点数になるかというと計算が青天井だからですね。
 「青天井って何?」と思われた方はそこら辺の飲み屋で酔っ払っている親父を掴まえて聞いてください。
 答えられるとは思わないけど。笑。
 
 あとはやっぱり『ノーマーク爆牌党』ですかねぇ。
 麻雀漫画としても充分面白いですが、というか傑作ですが、努力の末に凡才が天才を打ち倒すお話としても超絶面白いです。
 などとべた褒めしている割には手元にないのですが。

 思い出の麻雀漫画は以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

物語は最終章へ…。

2024-04-25 20:56:15 | 漫画・アニメ
 「最終章」という言葉からどんな物語の展開をイメージしますか?
 多くの人は、主人公が時に傷つき、時に仲間を失いながらも、長い長い冒険の果てに成長し、ようやく敵の首領と相まみえる、そんな展開をイメージするのではないでしょうか。
 具体的には『ワンピース』が最終章に突入したのかな?
 まぁ『ワンピース』は読んだことがないので本当に最終章に突入したのか、突入したとしてどんな最終章なのか、全然わからないんですけどね。笑。
 『ワンピース』を読んでないなんてお前は日本人か!と叱られそうですが、ご心配なく。
 『ワンピース』だけでなく、『HUNTER×HUNTER』も読んだことがないので。
 正確には雀荘に置いてあった一巻を途中まで読んで、何だかついていけそうになかったのでそこで読むのを止めました。
 さらに言えば『鬼滅の刃』も不死テレビで最初に放映されたスペシャルと劇場版の無限列車編だけ見て、面白いとは思わなかったのでそれ以上は見ませんでした。
 『呪術廻戦』はテレビアニメの第一話を見て、ピンと来なかったのでそれきりです。
 うん、我ながら非国民だ。笑。

 この人、ジャンプの漫画、全部読んでないのでは?と思われるかもしれませんが、そういうわけでもないんですよ。
 『ワールドトリガー』はドはまりして、全巻所有しています。
 この一年で一番読み返した漫画てすね。

 さて、最終章に話を戻すと、この一年で一番読み返した漫画は「ワールドトリガー」なのですが、一番お薦めの漫画が最終章に突入しました。
 その漫画とは『双影双書』です。
 最新の第32話にて最終章に突入したことがが明らかにされました。
 最初は作者自ら納得してのことだと思ったのですが、ツイッターのツイートを読む限りはそうではなく、どうも単純に打ち切りみたいです(単行本の売り上げがよくなかった)。
 えーっっっ、って感じです。
 現在連載中の漫画でこんなに面白い作品はないのに…。
 本当にサンデーの編集部と世の漫画読みの見る目の無さと言ったら!

 お薦めしといてなんですが、『双影双書』は読むのがかなり難しいんですよね。
 連載されているサンデー・うぇぶりでも最新話と第5話までしか読めないので。
 
 と思ったら5月はこどもの日フェア(?)ということで一巻が無料で読めるそうです。
 5月になったら騙されたと思って『双影双書』を読んでください。
 もし読んでもらえたら、その人のお薦めする漫画の一巻を必ず読みます(面白いと思うかどうかの約束までは出来ません)。
 そして一巻を読んで面白かったら、続きの二巻、三巻を買ってください。
 単行本が爆売れするような奇跡が起きたら打ち切りが回避されるかもしれないとのこと。
 奇跡、起きないかなぁ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゴールデンカムイ』読了。

2024-03-03 09:56:42 | 漫画・アニメ
 『ゴールデンカムイ』全31巻を読了しました。
 映画がべらぼうに面白かったんですよ。
 2024年は2月末現在で11本劇場に映画を観に行っていますが、ダントツで映画の『ゴールデンカムイ』が面白かったです。
 原作も気になったので読んでみることにしました。
 とはいえ、全31巻をAmazonでポチるというような、神をも恐れぬ所業は許されなかったので、分相応にレンタルで済ませることにしました。
 最初に1巻から10巻までを駅前のショッピングモール内にあるツタヤで借りました。
 なぜ10巻までしか借りなかったかというと理由は単純、11巻以降が貸し出し中だったからです。
 一週間レンタルだったので一週間後に返しに行ったら、その時もまだ11巻以降は貸し出し中でした。
 これだからレンタルは!
 別の日に市役所近くのゲオで11巻から19巻までを借りました。
 なぜ19巻までしか借りなかったかというと(以下略)。
 一週間レンタルだったので一週間後に返しに行ったら(以下略)。
 これだから(以下略)。
 別の日に同じゲオで20巻から30巻までを借りました。
 なぜ30巻までしか(以下略)。
 っていうか、待てよ、何で最終巻の31巻がないんだよ!
 これだから(以下略)。
 昨日、20巻から30巻までを返しに行ったんですよ。
 そしたら31巻がありました。
 さて、どうするか。
 借りることは借りたんですよ。
 でも家に持ち帰って、一週間後に返しに来るのは面倒臭いのでゲオの駐車場で読んじゃいました、31巻。
 なのでめっちゃ流し読みです。
 最終巻を流し読みで済ませたということからもわかる通り、『ゴールデンカムイ』の原作漫画、面白いことは思ったんですが、手元に置いておきたいというほどではなかったかな。
 中盤、変態キャラが次から次にこれでもか!というぐらいに登場したのには正直胸焼けしました。
 よく、漫画原作の実写映画は原作に忠実でなければいけない、なんていうことを耳にしますが、『ゴールデンカムイ』に関してはそれは絶対に無理だと思います。
 っていうか、映画は続編を作る気満々みたいな幕引きでしたが、どうするんですかね?
 姉畑支遁のエピソードが映画化されたらそれこそ奇跡だと思いますね。
 とはいえ、伏線が回収される原作の最終盤はよかったです(なぜ暴走列車に熊が乗り込んできたのかがわからなかったけど)。
 大団円となる幕の引き方も自分好みだったので、最後まで読んでよかったと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゴールデンカムイ』を10巻まで読みました。

2024-02-07 22:11:04 | 漫画・アニメ
 『ゴールデンカムイ』の原作漫画を10巻まで一気に読みました。
 映画が頗る面白かったので、原作の漫画も気になっていたのですが、さすがにいきなり単行本を購入する気にはなれず、さてどうしようかと思案していたところ、駅前のショッピングモールの中にあるツタヤで上手い具合に1巻から10巻までレンタルすることが出来ました。
 ツタヤで漫画をレンタルするのは(確か)初めてです。
 以前はDVDならしょっちゅうレンタルしてたんですけどね。
 このツタヤも訪れるたびにレンタル関連のスペースが狭くなり、代わりにカードゲームの遊技スペースやガチャガチャが幅を利かせています。
 カードゲームの方は知らないけど、ガチャガチャってそんなに人を呼べるものなんですかね?
 200円ぐらいで出来るものはほとんどなくて、400円、500円するものばかりで、とても気軽にやろうという気にはなれないんだけどなぁ。

 話を『ゴールデンカムイ』に戻すと、今回映画化された1巻から3巻までを読んで思ったのは、映画は非常に原作に忠実に作られているなぁということです。
 単に忠実というだけでなく、上手い具合に構成を変えていて感心しました。
 そして4巻以降を読んで思ったのは、これ本当に映画にするの?と思えるエピソードばかりだったことですね。
 だって出てくるキャラクター、出てくるキャラクター、揃いも揃って全員変態か、異常者ばっかりなんですもん。
 剥製職人の江渡貝のエピソードなんてまるまる放送コードに引っかかりそうなんですけど。
 まぁ映画なんだから放送コードなんて気にしないでいいんだろうけど、江渡貝のエピソードを映画にして誰が喜ぶんだろう…。
 あと実写化作品は原作に忠実でないといけないというのであれば、アシリパに「チ〇ポ先生」って連呼させなければいけないわけですが(自主規制で伏字にしてみました)、それって正気の沙汰とは思えないんですけれど…。
 正直なところ、4巻から10巻までのエピソードはどう料理したところで面白い映画にはならないような気がする…。
 などと辛口なことを言っていますが、11巻以降もレンタルするつもりですし、映画の第二弾が公開されたら必ず観に行きますけどね。
 「チ〇ポ先生」と連呼するアシリパの姿を拝める日が今から待ち遠しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君は『鎮西八郎為朝』を知っているか?

2024-01-25 21:37:17 | 漫画・アニメ
 先日の記事で、上峰町のPR用アニメ『鎮西八郎為朝』を紹介しました(こちら)。
 興味のある方はご覧くださいと書きましたが、ご覧くださいも何も紹介している当の自分が一話しか見てなかったんですよね。
 こりゃいかん!と思って『鎮西八郎為朝』全13話を一気見しました。

 テレビドラマやテレビアニメを全話一気見するのって結構きついものがあるのですが(ドラマなら10時間、アニメなら6時間ぐらい拘束されるからね)、この『鎮西八郎為朝』は楽勝でした。
 なぜかというと一話がたった5分のショートアニメだったからです。
 全13話を見ても一時間ちょっとでした。

 とはいえ、舐めたらあかんぜよ(何で土佐弁なんだ)。
 『鎮西八郎為朝』、作画のクオリティがハンパなく高いんです。
 それもそのはず、製作が「Production I.G」ですからね。
 「Production I.G」ですからね、などと物知り顔で言っていますが、最近のアニメには疎くて、どんな作品を製作したかよく知らないんですが。汗。
 wikiによると『PSYCHO-PASS サイコパス』や『進撃の巨人』を製作したアニメスタジオなのだそうです。
 そんな大手のアニメスタジオがよく地方の町のPRアニメを製作したな、と思わずにはいられません。
 っていうか、予算はどこから捻り出したんでしょうか。
 こちらのサイトによると、1分当たり30万円だそうです。
 全13話だとおよそ2000万円ってところでしょうか。
 よくそんな大金があったものだなぁ、と思いますね。
 上峰町ってそんな景気がいい話は聞かないのですが…。

 とはいえ、このアニメによるPR効果は2000万円以上の価値があったと思いますよ。
 youtubeのコメント欄を見ても、
>凄い、完全に佐賀県に行ってみたくなった。
>いつか佐賀県上峰町に行ってみたいです
>かっこいいい。佐賀県上峰町最高
 と上峰町のイメージが爆上りでしたから。

 皆さんも是非『鎮西八郎為朝』をご覧になって、心を打つものがあれば、一度佐賀の上峰町に遊びに来てください。
 まぁ正直同じ佐賀県民としては上峰町の良いところなど聞かれても答えに窮するのですが(おぃ)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『双影双書』の今後の展開を予想してみる。

2024-01-16 22:24:39 | 漫画・アニメ
 昨日に引き続き、『双影双書』ネタです。
 『双影双書』の今後の展開を予想してみたいと思います。
 
 まず確定していることから書き出すと、この『双影双書』は「叶国を千年の安寧に導く未来の皇帝とそれを支えた一人の影の物語」です。
 3巻の時点で皇太子の役を演じているのは皇太子の冠星ではなく、影である宵である以上、未来の皇帝とは宵を指すと考えていいでしょう。
 再度の入れ替わりの可能性はゼロではありませんが、十七話でも触れられているように時間が経てば経つほど二人の入れ替わりは難しくなります。
 キョンシーとなった冠星は成長せず、人間である宵は成長するからです。
 作中具体的に時間の流れの説明はありませんが、二十二話だけで二ヶ月経過しています。
 15歳の少年にとって二ヶ月は成長するのに十分な時間でしょう。
 ですから再度の入れ替わりは考えにくいのです。

 二十八話において篤王の翠旦が冠星の暗殺を命じました。
 当然のことながらこの暗殺は失敗します。
 失敗というか、暗殺者は宵ではなく、本物の冠星に毒を塗った刃を突き立てるのだと予想されます。
 翠旦が暗殺を今夜のうちにと命じたのがミソで、暗殺者は闇夜に乗じて宵を殺そうとするのですが、冠星に見つかり、誤って刃を向けるというわけです(本来はそれで正しいのですが)。
 キョンシーとなった冠星に毒が無効であることはすでに説明されています。
 この時の騒動で冠星の許嫁である翠燕は冠星と宵についての真実を知り、二人の味方になるのではないでしょうか。
 翠燕がいつまでも真実を知らないままというのは考えにくいです。
 翠燕が二人の味方になった結果、翠旦もまた二人の味方(後ろ盾)になるでしょう。
 翠燕が二人の味方になるが、翠旦は変わらず二人の敵のままでは、翠燕と翠旦が敵対することになってしまいますからね。
 それもまた考えにくいことです。

 とりあえず、展開予想はこれぐらいにしておきます。
 予想がどれぐらい当たったのかどうか、わかるのは二十九話がサンデーうぇぶりにて公開される、一週間後の1月24日です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『双影双書』を推す!

2024-01-15 21:49:04 | 漫画・アニメ
 去年一年間で一番読み返した漫画は何と言っても『ワールドトリガー』です。
 読み返すたびに何かしら発見があるというか。
 惜しむらくは掲載頻度が低いことでしょうか。
 今月号と先月号のジャンプスクエアで休載でした。
 まぁ作者の葦原大介には持病があるので致し方ないのですが…。

 一番読み返した漫画は『ワールドトリガー』なのですが、今一番推しの漫画は?と聞かれたら『双影双書』と答えます。
 この漫画のことをご存知だという方は相当な漫画好きではないでしょうか。
 何しろ最初の連載誌が週刊少年サンデーですからね。
 今週刊少年サンデーを『名探偵コナン』目的以外で読んでいる人ってどれぐらいいるんだろう?
 しかもその週刊少年サンデーも作者体調不良につき途中から休載になり、以後サンデーうぇぶりに移籍し、現在に至ります。
 サンデーうぇぶり、同じ無料コミック配信サイトのジャンプ+に比べたら恐ろしく知名度が低いですよねぇ。
 っていうか、ジャンプ+の快進撃ぶりが凄まじいのですが(一体何作テレビアニメになっているのやら)。
 正直自分もサンデーうぇぶりは読んだことありません(『双影双書』を除いて)。

 でも!!
 『双影双書』は面白いのです。
 騙されたと思ってサンデーうぇぶりで無料公開中の5話目まで読んでみてください(こちら)。
 5話目まで読んで、そこから先どうなるか、気にならない人っているのかなぁ、いないと思うけどなぁ。

 ここから先、ネタバレ。




 双影双書』は大国・叶の太子である冠星と彼の影武者である宵の物語です。
 1話目の最後にこう書いてあります。
 これは後に叶国を千年の安寧に導く、未来の皇帝とそれを支えた一人の影の物語、と。
 1話目を読んだ時点では未来の皇帝とは冠星であり、一人の影とは宵のことだと思えます。
 が、5話目まで読むとこれが逆であることに気づかされます。
 未来の皇帝とは妓楼の幇間だった宵であり、一人の影とは叶の太子であった冠星のことなのです。
 この逆転には「やられた!」と思いましたね。

 なぜここまで自分が『双影双書』を推すのか、実は理由があります。
 作者の舟本絵理歌によると、3巻の売れ行き次第では4巻以降の紙媒体(単行本)での発売が無くなるかもしれないのだとか。
 マジかよ!
 こんな面白い漫画の単行本が発売されないなんて!
 というわけで微力ながら宣伝に協力させてもらっている次第です。
 一人でも『双影双書』を読む人が増えることを願わずにはいられません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする