昨日の記事でボードゲームを卒業する宣言をしました。
ボードゲームを卒業するということはボードゲームを通じて知り合いになった人と縁を切るというのと(ほぼ)同意です。
ボードゲームを通じて友達ができたらいいな、ボードゲームで居場所ができたらいいな、という目論見は儚くも潰えました。
ただ、自慢じゃないですがこういった経験は初めてではないんですよね。
それどころか慣れっこといってもいいぐらいで…。
今日は自分が過去にどれぐらい居場所を失ってきたか、自虐の意味を込めて書いていきたいと思います。
今から十年以上前ですが、自分はミステリー小説(好き)サークルに所属していました。
基本的にそのサークルは読み専門だったのですが、有志数人で同人誌を作ったんですよ。
掲載した作品には持てる力をすべて注ぎました(その作品というのが
こちら)
その同人誌はサークルのメンバーには無料で配布したのですが、読んでくれる人がなかなかいなくって…。
でもやっぱり感想が聞きたいじゃないですか。例えそれが酷評であっても。
それで自分はサークルの代表の人に読んでもらえませんかって直接お願いしたんですよ。
そしたらその人は、「わかったわかった今度読んでおく」と請け合ってくれました。
そのときは言ってみるものだな、と思ったのですが、、、翌月の例会になっても、翌々月の例会になっても読んできてはもらえませんでした。
三か月後の例会で自分はとうとう痺れを切らしてその人に尋ねたんですよ、いつになったら読んでもらえるんですか?って。
彼はこう答えました。
読む、読まないは個人の勝手でしょ、と。
読む、読まないは個人の勝手?
同じサークルの仲間が作った同人誌であっても読む、読まないは個人の勝手?何それ?同じサークルの仲間が作った同人誌なんだから目を通すぐらいのことはしてくれてもいいんじゃない?
いや、仮に読む読まないは個人の自由であったとしても、あなたは一度「読む」と約束してくれたよね?
読むと約束したとしても、読む読まないは個人の勝手?
何だよそりゃ。男だったら一度交わした約束は果たせよ!
その時のやり取りにブチ切れて以後そのサークルには顔を出していません。
読む読まないは個人の勝手などというう〇こ野郎が代表を務めるサークルに参加する気にはさらさらなれなかったのです。
次は四、五年ほど前のことになるかな、自分にはネットで親しくしていた映画ブログ仲間がいました。
そのブロガーさんがある日違法ダウンロードで鑑賞した作品の感想を自身のブログにアップしたんですよ。
ぶっちゃけ違法ダウンロードを絶対にするな、とは言いません。そうせざるを得ない時も時にはあるでしょう。けれどそのことをいちいち公表するなよ、と言いたい。
例えるなら、違法ダウンロードってコンビニでおにぎりを万引きするようなものだと思います。
飢え死にしそうになったのであれば、コンビニでおにぎりを万引きすることも許される、と自分は考えます。そうすることでしか飢え死にを回避できないのであればそうするしかない。
でも万引きしたおにぎりの味を旨いだの、不味いだの、語るんじゃない、って思いますね。
それで問題の記事のコメント欄に「違法ダウンロードなんてするもんじゃないですよ」とコメントしたんですよ。
そしたらその人はへらへらとした感じのレスを返してきました。
それで自分は自分のブログになぜ違法ダウンロードがいけないかを一般論として記事に書きました。
あくまで一般論として書いたので、特定のブログ名を挙げたりはしませんでした。
自分はその記事を読んでその人が反省してくれるに違いない、そんなふうに考えていました。
更新直後その記事はある程度支持をされました。
まぁ当然ですよね、当たり前のことを書いているんだから。
けれど、件の映画ブロガーさんが自身のブログを閉鎖しちゃったんですよ。問題の記事を削除するだけでなく。
そのブログはそれなりに人気があるブログだったので、何人かの人からお前のせいで閉鎖されてしまったんだってずいぶん責められました。
え、自分のせい?
違法ダウンロードをしたのもその人だし、ブログを閉鎖することに決めたのもその人自身でしょ。なぜそれが自分のせいになるの?
さらに困ったことにその人はブログこそ閉鎖したものの、ネット活動自体は別段自粛をしなかったんですよ。
その人は自分がちょくちょく遊びに行っていた映画ブログにもそれまでと同様に、いやそれ以上にコメントをしました。
それ自体は規制のしようがないですが、自分のせいでブログを閉鎖したといわれている人がコメントをしているブログに続けてコメントは出来ないですよね。
その一件があって、自分は元々多くなかった映画ブログ仲間をごっそりと失いました。
何がいけなかったのか、今でもよくわかりません。
これはまだ記憶に新しいことなのですが、二年ほど前、自分はリアルで常連だった不思議博物館、及びその分館であるサナトリウムの館長を糾弾したことがあります(
こちら)。
詳しい経緯は省きますが、不思議博物館のメイドだったMさんの不思議博物館を辞めるに至った経緯がどうしても納得出来るものではなかったのです。
自分としては館長に己の非を認め、Mさんにきちんと謝罪をして欲しかったんですよね。それが筋というものだろう、そう考えたのです。
しかし館長は最後までMさんに頭を下げなかったそうです。
そうなると自分としても何もなかったことには出来ません。
以後、不思議博物館に遊びに行くことはなくなり、結果不思議博物館を通じて知り合った人とも疎遠になりました。
こうやって改めて振り返ると自分は病気だなって思いますね。
重度のコミュニケーション障害。
それも自分はいつも正しいと思い込んでいるんだから打つ手がないというか。
まぁでもそれも仕方ないかなって思いますね。
今更生き方を変えられるとは思えないし、空気を読めるようになるとも思えない。
この宇宙は無限に広いといわれているし、地球も(限りはあるにせよ)それなりに大きいといわれています。
でもその大きな地球に果たして自分の居場所はあるのかなって疑問に思います。
居場所を探す旅は続きます。