ええと、簡潔に書かなきゃ。
ところが。逆の側面もあります。「罪」のほう。
論文は書いて雑誌の編集に送れば即掲載か、というとそんなことはありません。審査があります。
で、ですね・・・「こうするとイイよー」とか「ここがダメー」とかってやり取りしているうちに・・・研究のアイディアがどこかへ流出してしまうことも十分考えられるわけですよ。嫌な話ですけど考えられなくもない。それに「英語」という枷がある以上、ネイティブさんよりはやり取りにも修正にも時間がかかるわけです。もたついているうちにどこぞの研究者さんに抜かれてしまうかもしれない。
これからの日本の学術界は、日本人研究者により有利な研究成果を発表するやり方を考えなければならない!海外の研究者が日本語を翻訳してまで日本の学術雑誌を読みたいと思えるように、日本の雑誌のレベルを上げていかねばなるまい!
・・・って、受け売りです。
研究所に勉強会(論文読んでレポート会)に行った時に、STさんに「読むといいですよ~」って見せてもらった新聞記事の切り抜きでした。新聞社がドコ、とかも思い出せないや・・・
とりあえずその新聞記事のさらにネタもとになっているのがたぶんこれ、
『研究成果の国際的な発進力強化に向けての提言』なのです。
もちろん英語論文を苦手にしている言い訳じゃないですよぅ。
でも海外誌海外誌って盲目的に考えていたのが、ちょっとハッとさせられました。
今日やったこと
○がくしん(以下略
○次の勉強会の担当になっているので、発表する論文を読み始めた。
R. Herz(2004, Chemical Senses, 29, 217-224.)の自伝的記憶と感覚的トリガーの話。イントロを読み終えたところです。きっとこの先、方法に入ったらもっとおもしろくなるはず。たぶん。
Chemical Sensesがオンラインで取れなくなりました…それぐらい払ってよー>大学