けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

常に消えない話題

2007-01-15 23:44:33 | football
バレンシアのメディカルリスト、休みがあけたらぐんと長くなっておりました。といってもその中身はいろいろですが。

「L.C.A.」で略される前十字靭帯を損傷した長期離脱組に、復帰間近の選手たち、回復中の選手たち、新しくリスト入りした選手たち。総勢11人。
気になるのがバラハ。レバンテ戦では前半30分ほどで交代したバラハですが、右脚大腿四頭筋を痛め2週間の離脱のようです。ミッドウィークの国王杯、週末のラ・レアル戦、もしかしたらその次のセビージャでのベティス戦も微妙かもしれない。急遽交代でがんばったウーゴ・ヴィアナに期待です。
こちらも気になる、左大腿部の筋肉の過負荷で念のためトレーニングを中断したMFアルベルダ。週末に間に合うなら、ミッドウィークはお休みしても良いかもしれません。筋肉を傷めているビセンテは少しずつ回復中。
ヘディング後の着地で肩を痛めたモリエンテスは右肩亜脱臼の診断。でも国王杯への出場も問題ないようです。あー、良かった。他にもDFのダビ・ナバーロが怪我人リストから復帰し、国王杯の出場も可能な状態に。
一番のニュースは膝の怪我から復帰したモレッティが、全体練習をコンプリートしたこと。週末には左SBに復活するかもしれません。

冬のパテルナには時折変な人が出現する



しかしメディカルリストが長いのはバレンシアだけではない。マドリーも増えました。既に離脱しているシシーニョ、ロベカル、グティ、マルセロに3人プラス。
昨夜の試合で交代したラウルは、右大腿部の後側の肉離れの可能性あり。この後X線検査を受ける予定です。同じ症状、同じ検査を受けるのがエメルソン。ガゴも筋肉の打撲で負傷者リスト入りです。肉離れの可能性がある2人、できるだけ軽いと良いのですが。

一時期の「十字靭帯断裂」の異常発生が過ぎ、今は筋肉を痛めている選手が目立ちます。季節が寒くなっているのと、バカンスがあったにしても疲労がたまっているのかもしれません。専門ではないのでもちろんよくわかりませんが、筋肉の損傷は軽いうちにトレーニング等をセーブすれば酷くならずに済むように思います。国王杯でロベルトカルロスが全治1ヶ月と酷くしてしまったのも、その前に痛めていた箇所が十分に治りきっていないうちに出場したからなのでは、と。筋肉の権化のようなロベカルですが、年齢もあって少し衰えているのかもしれません。さみしい。

●後から追加●
ラウルが3週間、エメルソンが1ヶ月の離脱と発表されました。痛いなあ…。新しい選手が加入しチームを立て直している時期に動けないのは、選手にとってもマイナス。それにサラゴサ戦はこの2人がいなくてもうまくいっていましたが、この先不具合が出たときやしっくりこない時に、力が計算できるベテランが抜けているのはチームにとっても痛いのではないでしょうか。特にカペッロにとって、この2人はよく知っているし指示もしやすい選手でしょうから。
あと2月初旬に代表戦(スペインvsイングランド)があるんですが…ラウル、無理だろうなあ…。


最後に気がかりなニュースを。MARCAからですが、バレロンの様子が心配です。トレーニング中に問題があったようで、今日のうちにマドリードに飛んで、長らくバレロンの膝を診てきたドクターのところに向かうとのこと。悪いものでなければ良いのですが。

●バレロンの続報も●
バレロンの膝についてドクターは「十字靭帯の損傷ではないことを確認。症状は打撲で今週いっぱいで痛みは消えるだろう」と発表。もー…心配させすぎです、バレロン。モリエンテスもガラスですが、バレロンもしかり。ともあれ、ドクターが言うとおり「最高のニュース」です。

なーんだ

2007-01-15 12:33:10 | football
06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 18
Real Madrid C.F. 1-0 Real Zaragoza

マドリーの得点:ルート・ファン・ニステルローイ(42)

やればできるじゃん。(と、これまで何回思ってきたことか)。

試合開始から攻める気やる気を見せるマドリー。あまりにもクライシス過ぎて哀れに思われたのか、恐れていたほどベルナベウのお客さんも批判的な感じはしない。開始15分で右大腿部後側の筋肉に痛みを感じたというラウルが急遽交代するアクシデントもありましたが、皆必死によくがんばりました。えらいえらい。

●ベルナベウデビューになったガゴとイグアイン。
ガゴはこの間のデポル戦よりも格段に良くなっていた印象。ガゴのパスワークを形容するには、「気風の良い」という言葉がぴったりくる気がします。表情はまだ緊張した感じがありますけど。イグアインは、この試合すごく良かった。ボールの受け方、交わし方、スピード、見るところがいっぱいある選手だと思います。
●アルゼンチン人多い
多かったですね。
●ディフェンスがやる気。
左SBのラウル・ブラボが予想外の良いでき。右SBのミゲル・トーレスも、攻撃に守備によくがんばってました。CB2名がFKのチャンスに立て続けにゴール前に飛び込んでいったのには感動すら覚えました(大げさ)。
●エルゲラがカピタン!
早々に交代したラウルからカピタンマークを受け取ったのはエルゲラ。イケルではなくエルゲラ。目を引くナイスクリアをいくつも見せました。


バルサに続きセビージャもすっとこどっこいしてしまったので、本当に上位が大混戦になってきました。後半戦が楽しみな展開です。