けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ユニフォームからスーツへ

2010-04-14 19:04:40 | football
一番上に追加:アルメリア戦召集選手
GK:イケル、デュデク
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロ、マテオス
MF:シャビ・アロンソ、ガゴ、ラス、ディアラ、グティ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ベンゼマ、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ファンフラン

全体トレーニングに復帰できたドレンテ、カカ、ラウル、メツェルダーと負傷離脱者がいて、しかもガライがサスペンションだそうで(気づかなかった)、今回はカンテラからDFのマテオスとFWのファンフラン・モレノが召集されました。
試合は木曜の20時キックオフ。マドリーの選手たちは、本日18時15分にバルデベバスに再集合し、アルメリアに向けて出発します。


フェルナンド・イエロ:「失敗」という言葉は、私のボキャブラリーにはない


----------------------------
スペイン代表は、今度のW杯で最高のチームとなる
「デル・ボスケが、11人の先発を決めるのがとても難しい状況になってほしいよ。」

フェルナンド・イエロが、スーツとネクタイに身を包み、スペインサッカー協会のオフィスにいるようになって2年半が過ぎた。彼は代表のスポーツディレクターを務めている。彼をこのポジションに置いて、スペイン代表はヨーロッパレベルでの栄光を楽しんでいる。アラゴネス-デルボスケの移り変わりはまったく成功裏に進められた。そして次のW杯南アフリカ大会で、地球レベルでの確固とした位置を求めていくつもりでいる。そして、そのすべてにおいて、彼の陰の仕事がある。

Q:人生は大きく変わりましたか?
H:大いにね。現役を退いたとき、私はスポーツマネジメントコースを取って、それからトップレベルコーチの資格を取った。だけど、協会との合意はすごく早いものだったよ。

Q:では、ホームシック気分を感じる時間もなく…
H:ない(笑)。私がしたことについては、私はよくやったと思っているよ。立ち止まることなく、家にいて試合をただ見ているだけというのではなくてね。この2年と少しの間、私は覚悟を決め、下のレベルからも含めたフットボールの人々と関わるようになり、フットボールの別の面に出会った。

Q:代表と共にあったこの2年間で、最高のことと最悪のことは?
H:最高のことは、フットボール世界のプロフェッショナルたちに囲まれていることだ。最悪なことは、長い時間オフィスに閉じ込められることだね。長い時間一緒にいることになるけれど、私たち、つまフットボール選手というのは、外で自由にしているものなんだ。

Q:スペイン代表がワールドランキングトップにいることをどう感じますか?
H:仕事がうまくいったという喜びだ。今では、以前のようにベストエイトで落ちるだろう、などと言えないはずだ。そういうことを我々は既に打ち破った。

Q:アラゴネス、デルボスケ…このチームでのイエロの仕事とは何でしょうか?
H:私の仕事はたいしたものではない。私は、内部の業務、全てのチームや監督たちのコーディネートをすること、そして子供たちと一緒にいることに身を捧げているよ。この2年半で、私たちは全カテゴリーのうち85%の監督を交代した。すべてはノーマルで自然なことだ。

Q:では、我々はこのW杯で「成長する」でしょうか?
H:それは、我々が自然体でやっていかなければならない、といったようなものだ。我々は現在欧州のチャンピオンであり、世界中が我々にボーナスを与えてくれる。スペインは世界のトップ7のうちの1チームだ。しかし、ワールドカップは非常に難しく、ベスト16(決勝トーナメント)以降は失敗は許されない。私は初めて、そして今は事実、我々が最高の中にいると信じているよ。

Q:コンフェデレーションズカップの後、あなたはデル・ボスケでW杯を戦うということを改めて強く主張しなければならなかったでしょうか?
H:そういった主張をする必要はなかった。なぜなら、我々のプロジェクトは確立されているからだ。デル・ボスケ監督と共に、彼のやり方で仕事をし、彼の持つ責任と共にあって、我々は非常に快適だ。選手たちの平均年齢は25歳、我々はただ落ち着いていれば良い。W杯は目標とされる、そのとおり、多くの選手たちの運命だ。

Q:では、準々決勝で落ちるといったような失敗は考えていませんか?
H:失敗という単語は、私のボキャブラリーには入っていない。そういったことは、多くの要因に依存する。しかし、もし皆が戦いすべてを出し尽くすなら、失敗について話すことはできない。

Q:選手たちがどのような状態でW杯にやってくるか心配ではありませんか?
H:それは将来わかることだ。我々はW杯の前、そして親善試合に向けて入念に準備をする必要がある。そこから、デル・ボスケが先発ラインナップを決めるのが非常に難しいものになると良いな。

Q:タイトルに到達するだろうと思われるのは…
H:私が思うのは、アルゼンチン、ブラジル、イングランド、コートジボワール・・・そしてスペイン、もちろんね。ただ、いくらかのサプライズもあるはずだ。

Q:ベンチに入ることはないのですか?(監督にならないのか、という意味だと思う)
H:私は監督の資格を持っている。でも、私のここでの最大の仕事は、代表監督を推薦することだ。そういった点では、監督たちが選手視点ではない、異なるプリズムでどうやって物事を考えるのかを知りたいと思うよ。

Q:レアル・マドリーからのオファーはないのですか?
H:私はスペイン代表として13年間過ごし、この代表に多くの信頼を抱いている。だから、テーブルに着いて10分であらゆることにサインをしていくんだ。レアル・マドリーについてでさえも、言ったり考えたりすることはほとんどない。

Q:いまラウルは、レアル・マドリーで別の役割を担っています。彼がキャリアを終える時、どんなアドバイスをしますか?
H:私はラウルにアドバイスをするつもりはないよ。私の経験、そして私がクラブを離れた時のことについて考えると、(その後)私には幸せな2年間だった。もちろん私は、自身のキャリアをマドリーで終わりたかった。しかし私は、自分が望んだところへ行ったんだ(ちょっとここいいかげんかも)。

Q:つまり、マドリーを出た後の人生があると…
H:そのとき私は35歳だった。ラウルとは違うよ。彼は精神的に非常に強く、彼の決断はあらゆる重要性(因果関係?)を伴って行われることだろう。

Q:あなたは、マドリーにおける最近3つの欧州タイトルを掲げました。チームがチャンピオンズリーグで再び重要な存在となるには何が必要だと思いますか?
H:決勝ラウンドで6シーズン続けて失敗し、ファンは今シーズン、カーサでのファイナルに大きな夢を抱いていた。だから、チャンピオンズは、来シーズンのためのチャレンジとなるべきなんだよ。

バイオグラフィ:フェルナンド・ルイス・イエロ(Fernando Ruiz Hierro)
1968年3月23日、マラガ生。1987年、レアル・バジャドリにてデビュー。2シーズン後、レアル・マドリーに移籍、2003年までプレイした。1シーズンをアル・ラヤン、さらに1シーズンをボルトンで過ごし、彼の18年のキャリアがある。羨望の的となるような記録を持つ。リーガタイトル5回、チャンピオンズリーグ優勝3回、スペインスーペルコパ4回、欧州スーパー杯1回、インターコンチネンタル杯2回。またスペイン代表として89キャップを保持。
----------------------------


ハムストリング
今夜、アウェイでソショーと対戦するマルセイユですが、モリエンテス召集されず。どうも、昨日か一昨日辺りに、ハムストリングを痛めたようです。召集されたからといって、もうここ何試合も出場していないのですから、負傷で外れたところで大して変わりはない・・・
・コネ、ベナルファ負傷
・ヴァルブエナ、サスペンション

先発は難しいとしても、出場できるチャンスだったんじゃない・・・・・・。

ストライキ回避

2010-04-14 06:48:20 | football
何度か書いていた、下部リーグの選手たちへの給料未払い問題等の解決に向けた全リーガ・エスパニョーラのストライキですが、話し合いの結果、回避されることになった模様。MARCAから。
------------------
スペインフットボール選手協会(AFE)は、リーガ・プロフットボール(LFP)、スペインサッカー協会(RFEF)との間での包括的な合意に達し、今週末に行うと宣言されていた選手のストライキが回避されることを確定した。
(この協会間の役割分担とか力関係はよくわからないが)

月曜日、破産法適用下にある各クラブが、選手たちへの未払い給料を決済することで大筋の合意に至っていたが、さらに火曜午後、その他に残っていた問題点も解決され最終的な合意に至った。

交渉において最も大きな問題は、セグンダBとテルセーラの選手たちに対するクラブの負債についてであった。RFEFが2つのやり方で、およそ400万ユーロの支払いを保証した。一方で、キニエラ(サッカーくじ)の収入は、300万ユーロにまで引き下げられる(キニエラからの収入がもともとどういう扱いになっていたのかはわかりませんが…)。またスペイン公的資金援助制度の投入も可能になるようだ。
さらに、関係各部門が集まったこの話し合いでは、テルセーラの選手たちの協定(契約?)の基本原則を決め、またセグンダBに対し100万ユーロの公的資金援助を設定することにも合意した。
期待されていたとおりとなり、スポーツ担当大臣のハイメ・リサベツキは、合意がなされたことに対する満足を示した。「公的資金の支出増加ということにはならないだろう。この話し合いから、スペインのフットボール全体が大いに強化される。」
同様に、選手協会の会長であるルイス・ルビアレスも、関係各部門の尽くした努力に感謝を示し、FCバルセロナの選手たちとの事前の話し合いについて言及もした。「彼らの回答は、モトリル(ルビアレスの生地、グラナダ)のロッカールームにいる選手たちと同じだった。すべての選手たちが本当に一体となっていた。」
------------------
負債の保証などについては、ASにももう少し詳しく出ている感じですが、時間がないのでとりあえずここまで。

ということで、試合(マドリーvsバレンシア、とか)は無事に開催されるようです。


おまけ:コパ・デル・レイ ファイナル
どこでやるの、いつやるの、と二転三転していた国王杯ファイナル(アトレチコvsセビージャ)の日程と会場が決まったようです。5月19日水曜日、カンプノウにて。現在ELに残っているアトレチコが、リバプールの前に陥落した場合には、5月13日木曜日に前倒しされるとのこと。カンプノウが国王杯ファイナルの会場になるのは、1970年以来だそうです。で、その時は、マドリーが3-1でバレンシアを破ったらしい。マドリーのファイナルをカンプノウでやったのかあ・・・。
ところで、国王御夫妻はご臨席されるんだろうか、カタルーニャでも。昨年のファイナル、ビルバオvsバルサでえらいことになっていたような気がするんですが。(出場するチームがアトレチコとセビージャだからいいのかもしれないけど)。


リーガ32節火曜日分の結果だけ見て
ヘタフェ調子良さそうだなあ。