12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 29
Real Zaragoza 1-1 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(38)
心配どおりというか、インターナショナルウィーク明けですね、という試合になってしまいました。
ディフェンスは右からアルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ピボーテがエッシェンとモドリッチ、前目にはカカ、カジェホン、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン…と、代表帰りの選手を休ませたような休ませてないような先発。結局、エジルやケディラ、シャビ・アロンソ等は休めても、ペペやセルヒオ・ラモス、アルベロア、モドリッチといったところは代表でもマドリーでも出場し続けということになるわけで、やっぱり全体に選手たちは身体が重たそうに見えました。特にディフェンスは大変そうだった…ぺぺもセルヒオ・ラモスも思い通りにいってなさそうでイライラした感じがあったし、アルベロアも置いて行かれる場面が何度もあった。中盤の守備もあまり効いてなくて、サラゴサの攻撃が素通りしていくような、やたらとオープンな殴り合い的な試合展開になってしまったように思います。流れを変えるはずの3枚替えも、今日の試合ではあまり有効ではなかった。ケディラはかなり効いてたと思うんですけどね。オフサイドが多かったり、最後までかみ合わせの良くないままいって、終わってしまった。
心配だなあ…すぐにCLなのに、攻撃も守備も不安。攻撃が手詰まりでなかなか崩せないのも、どこかで失点してしまうのも、ここ何試合も続いている課題なのに。
前半はなかなかシュートまで持って行けず、クリスチアーノのゴールも、イグアインからボールをもらって、クリスチアーノが自力で密集を抜けてうまく打てた個人の力が大きかったように思います。もちろん他に惜しいチャンスもあったけど……。ポジティブな面を言うなら、マルセロの存在感が増してきた、復活してきた感じがあるのは良かった点の1つかもしれません。クリスチアーノのシュートがはじかれたのを打ち直してバーに当たったのと、相手陣内深くまで入ってクロスのようなシュートのようなクロスを打ったのと(誰も飛び込めなかったけど)。まだ周囲とのコンビネーションが完全に戻っているという感じではないし、CLはコエントランかもしれないけど、攻撃の色を変えるオプションにはなるはず。
守備の方も、もうかなり長い間完封の試合ってない気がします。失点しても追い付いてひっくり返せるだけの力はあるんだろうけど、でも最近の攻撃の手詰まり感を思うと、失点しない方がいいのは当然のこと。実際今日の試合だって、ひっくり返せなかったわけだし。
この日が27歳の誕生日だったラモス。気持ちはすごく入っていたように見えましたが、相手GKのパンチングを食らったり、他にも接触プレイで痛そうだったり、イエローカードも食らったり、あまり喜べない試合になってしまったかもしれません。
試合後のモウリーニョコメントより
勝ち試合後ならカランカ登場ですが、負けor問題あり試合の後ということなのか、今日はモウリーニョが試合後の記者会見に出席。
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Q:ディエゴ・ロペスについてどう考えていますか?
A:1人の選手がシーズンの終わりまで先発し続けると言うことはできない。そういうことは言えない。私が言えるのは、また重要な試合を戦ってくれたということ。彼は、チームが結果を得るのを助けてくれている。ゴールになりそうなボールを防ぎ、マンチェスター戦やバルセロナ戦のように、多くの非常に難しい試合を潜り抜けてきた。フットボールでは、我々は、我々自身にまた我々の選手たちに対して正直でいようとしなければいけない。この流れで行くなら、彼をゴールから外すのは非常に難しいことだ。
Q:水曜にカシージャスは控えに入るでしょうか?
A:水曜の時点では、まだバックアップとはならないだろう。レバンテ戦で再び召集する。
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この日の試合でも、ポスチガのヘディングを体全体で防いだり、活躍してくれたディエゴ・ロペス。確かに、イケルが復帰できるからで即外せるようなパフォーマンスではないんですよね…難しい問題。
バランの状態
サラゴサ戦は温存という話になっていたバランですが、試合の少し前から出ていたニュース(元ネタはレキップとのこと)によると、バランは腰に強い筋肉の拘縮があり、CLガラタサライ戦(水曜)の出場が疑わしい状態であるとのこと。
とりあえず今日もトレーニングはあると思うので、そこで実際どの程度のものなのかがわかるかもしれません。ちょっと気になるニュース。