良いニュースと悪いニュース
悪いニュースを先に。コエントランの負傷は、メディカルレポートまで出まして(右脚ヒラメ筋の負傷)、MARCAは全治の見積もりを3週間とさらに長く……。
良いニュースは、ぺぺが全体練習に復帰したこと。週末のリーガは厳しいかもしれませんが、来週水曜のCLシャルケ戦には間に合うかもしれないようです。
こんなに負傷者が出ているのに、もうすぐにCL再開です。セカンドレグが3月10日と、少し間が空くのが幸いと言えば幸いですが……(それまでに、ビジャレアル戦とかフエラのビルバオ戦とかありますけどね)。ともあれ、ペペの復帰が近いのは安心材料です。バランもナチョもとても良い選手ですが、気迫とかリーダー的な役割とか、その辺りはベテランであるペペにアドバンテージがあると思いますし。
あとは、もう負傷者が増えないこと。
モドリッチ
アトレチコ戦での惨敗や負傷者の増加もあってか、ここ数日スペイン紙が、モドリッチの回復が予定より遅れていることをあれこれ取沙汰していましたが、それに反論するモドリッチのコメントが、クロアチアのスポーツ紙に載ったようです。引用してきたMARCAから。
ルカ・モドリッチは、自信の回復に関して報道されている情報すべてから距離を置き、すべてはプラン通りに進んでいること、実行しているリハビリ内容に十分満足していることを明らかにしたいと望んでいる。Sportske Novosti紙による独占インタビューから、その言葉を再編集した。
「まったく何も起きていない。そういう噂がどこから来ているのかわからないが、そういうのには注意も引かれなかった。僕のリハビリは、怪我の診断をされた最初の日から、まさに計画した通りに進んでいる。ドクターたちは僕に、どういう状態であったか、完全に回復し、再びプレイできるようになるまでどれくらいかかるか、リハビリの過程で何をするのかを、正確に話してくれた。回復は非常にうまく進んでいるし、ドクターたちのどの診断も見解も、リハビリが成功していることを裏付けてくれている。だから僕は十分に満足しているし、いつも通りにリハビリを続けていく。すぐに復帰できるだろう。」
(リハビリについて)「すぐに復帰できるだろうと言ったよ。とてもハードなリハビリを行ってきているし、少しずつトレーニングのリズムを上げてきている。間もなく、100%のレベルにまで到達できるだろう。最初の日から、この種の負傷の難しさに気づいていたというべきだろう。クラブのドクターたちや、僕のリハビリに関わってくれている全員の見解は同じで、この種の負傷には十分に注意深く、忍耐強くいなければいけないということだった。こういったことを耳にしたのは本当に辛いことだったし、プレイしたくて仕方がない。でも、自制心を持って、ドクターたちの指示を守ってリハビリを進めること、疑問を持ったり急いだりせずに、リハビリの段階をこなしていくことには、確信を抱いていた。この種の怪我では、急いだりすれば再発の危険を冒すことになる、それを理解している。焦らないことだ。何よりも重要なのは、復帰する時には、負傷前にそうだったレベルでプレイできるよう準備できていることだ。」
(ドクターたちについて)「レアル・マドリーのメディカルチームのやり方にはとても満足しているし、完全な信頼を寄せている。これまで行ってきたことすべて、ベルギーでのリハビリやヴィトリアでの治療、ミュンヘンでの検査も含めて、レアル・マドリーのメディカルチームの管理下で、完全な合意のもとに進められてきたものだ。怪我が複雑だったために、トップクラスのエキスパートの助言も得たけれど、治療からリハビリ、必要な回復期間まで、見解は一致していた。だからこそ、僕はより落ち着いて、自分たちが行っていることに確信を持ってやってきたんだ。」