14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 26
Athletic Bilbao 1-0 Real Madrid C.F.
ビルバオのホームはいつも厳しい…とは思うんですが、そういう問題じゃない試合でした(そもそも今期のビルバオは、ホームでいつも成功しているわけでもなく)。年が明けて2か月以上が経過、何でこんなになっちゃったんでしょうか。今シーズン、特に年が明けてからの引き分けたり負けたりの試合の大半がそうなんですが、試合の途中から「今日はこれはもう無理だろうな…」と思わされるんですよね。苦しいところからの、劇的な切り替えみたいなものがないというか…。ちょっと持ち直したような感じもしていましたが、まだまだ。
内容は…どこから書けばいいんだろう。前半は、ホームにマドリーを迎えて勢いのよいビルバオと同調したように、マドリーもハイテンションな感じで試合に入って行った感じがしました。ただビルバオの勢いがとても良かった。一方マドリーは……何してたんだろう。うまくまとめられないので、感じたことをひたすら箇条書きしていくと、
・クロースが、ひとつ、ふたつ足りない。もう一歩二歩出てボール持ってる人に着いていけ、スペース埋めろ、というのがやってくれない(これはシーズン初めからか)。パスも、ちょっと弱いというか迷ってるというか失敗したくないというか…。
・ただ、イジャラはちょっと良かったな、というのは、これまでセーフティ主義というか、常に安全な選択をするだけだと思っていましたが、この試合は何度か前向きにスルーパスを通そうとしていたので。やればできるのになあ…。
・とにかく前線が重い。まだるっこしい。ここも失敗したくないので、変に手をかけてこねまわして相手DFに寄せられてなにもできなくなったり、逆に簡単にボールをはたき返して、受け手が準備できていなかったり。
・BBCが3人そろって不調。
・ベイル、髪切って。それがたぶん重石になってる。
・というのは八つ当たりですが、ベイルがボールロストするシーンがもったいなくて。
・必死に走り回るイスコとマルセロ(時々カルバハル)の労力ももったいない…。
・ぺぺは、身体を寄せていたのに失点…でしたが、これは相手が上手かったとしか。ぺぺは良くやっていたと思う。
・バランも良くやってますし、バランらしい寄せ、ボールカットもいつもどおり。ただ、前から思ってたんですが、バランは判断が悪い(というとかわいそうか)、良くないことが時々あって、ピンチを招くこともあるなあと。ボールをコントロールする余裕があるのに、ヘディングで跳ね返してしまってボールがイーブンになり、相手に取られちゃうこととか。
・こことここ、交代してほしいというふうに試合中に感じるんですが、交代すればするほど、期待度が薄れていく…。
火曜にはすぐにシャルケ戦。モドリッチが復帰予定ですが、数か月ぶりの実戦のモドリッチにすべての停滞感の改善を期待するのも無理があると思いますし(ものすごく期待していますが)……ベルナベウの試合で既に2点のリードがありますが、このままではとても不安。