ニューヨークで、引き続きサッカーを満喫しているラウルのMARCAインタビューです。どこかでもう出てると思うけど、ラウルですから。
ニューヨーク・コスモスは先日の試合で春季リーグ優勝(2部制なんですね)を決めたところ。試合を見る機会はさすがにないんですが、ラウルけっこうゴール決めているんですよね。しかもラウルらしいゴールばかり。どこへ行っても中心的な存在になる、タイトルを手にできる……この調子だと、帰ってくるのはやっぱりもうしばらく先なのかなあ。
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ラウル・ゴンサレス(1977年マドリー生)は、アメリカで彼のキャリアの最後のゴールを決めている。ここで彼はフットボールを超越した経験を楽しんでいる。ニューヨークで、レアル・マドリーの伝説の7番はフットボールをし、誰もが無関心ではいられない街で、最大限に生活を楽しんでいる。欧州フットボールの喧噪から離れて、セントラルパークを楽しく散歩したり、タイムズ・スクエアから摩天楼を眺めたりできる。でも常に、片目はレアル・マドリーのニュースに向いている。いつか変えると約束されたクラブに。
MARCAのインタビューは、この日ラウレウス財団のイベントの一環で、マリー・ミッチェルセンター(スポーツを通して困窮している子供たちをサポートしている)の子供たちに、ラウルが自身の価値観を伝え共に良い時間を過ごすためにやって来た、最も貧困な地域の一つであるブロンクスのクロトナで行われた。
Q:ブロンクスは、こういうものだと想像していましたか?
A:以前にも何度か来ているんだ。でもここへきて、ブロンクスのような地域で子供たちをサポートするのは、特別な気持ちになるね。こうした子供たちと一緒に過ごすのは、とてもスペシャルなもの、ずっと記憶に残るものになるだろう。こうしたプロジェクトは、多くの少年少女がより良く生きる方法を手にできるよう手助けしているし、何よりそれが最も重要なことだ。
Q:ここにはラウレウス財団のアンバサダーとしているわけですが、この財団の一員であることはあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?
A:ラウレウスのファミリーの一員であることは誇らしいもの、大きな財団だ。彼らが行っているプロジェクトには大きな注意を払っているし、国外でアンバサダーとして協力するのは、本当に特別なもの。それに僕の最初のニューヨークでのイベントは、今働いている場所でのものだったから、さらに特別だ。この財団にとても近いところにいて、子供たちを助け、不断の努力があれば何でも成し遂げられると彼らに伝えたい。
Q:この街で、生活はどう変わりましたか?
A:信じられないくらいすごい経験をしている家族、子供たちのために、すごく幸せだよ。本当にスペシャルでファンタスティックな街だ。僕の人生でここ最近起こった変化すべての中で、最も大変なことはマドリーを離れることだった。でも一旦そうすると、すべては簡単なものになった。最初に僕はドイツに行った。もしドイツに行けたなら、言葉が大変だったけど、カタールにでも、ニューヨークにでも、世界のどこでも行けるよ。子供たちは英語を完ぺきに話すし、ドイツ語も少し、アラビア語まで少し話せる。子供たちにとっては驚異的な経験だっただろうし、妻と僕も、たくさんのことを学べて、他の文化を知ることができて、とても喜んでいる。
Q:レアル・マドリーに関わることをニューヨークから見ているのはどんなものでしょうか?
A:あらゆることを気にかけているよ。ニュースを追いかけるのは、時差もあって時々大変だけどね。でも時差が助けになることも多いんだ。試合が午後2時とか3時で、問題なく観戦できるからね。いつも、皆が何をしているか、何が起きているか気にかけているよ。
Q:では、今シーズンの終わり方をどう思いましたか?
A:そうだね、僕はもう次のシーズンを楽しみに待っているところで、目標が達成されるはずだと確信している。今シーズンは目標にとても近かったし、全体にいって悪くなかった。ただ何があったかと言えば、レアル・マドリーでタイトルがない時は、常に何かが足りないということだ。
Q:アンチェロッティ解任という決断には驚きましたか?
A:クラブは決断を下さねばならないし、それをサポートすることが必要だ。アンチェロッティが成し遂げた素晴らしい仕事には感謝しなければいけない。でも今は、僕たち皆が、新しい監督の時代に興奮している。新しいコーチ陣、新加入選手も来るだろう。彼は、戦えるチームを作り、タイトルが獲れるようベストの解決方法を探すだろう。僕たちは楽観的にいるべきだと思うし、本当にとても楽しみにしている。新シーズンは、たくさんのタイトルを掲げられたらと願っているよ。
Q:ラファ・ベニテスとは?
A:君たちの方がよく知っているんじゃないかな。でも彼は、僕のマドリーBでの唯一の試合で、僕をデビューさせた監督だ。とても情熱的で、方法論的な監督だ。彼は、チームの全選手がプレイできる状態にあることを好む。レアル・マドリーの監督をするのはベニテスの夢だよ。これまで率いてきたチームでの成功が彼をレアル・マドリーに導いた。競争力があり戦えるチームを作ってくれるだろう。それが僕たち全マドリディスタの望むものだ。
Q:カシージャスの状況についてはどう思いますか?
A:彼はレアル・マドリー、スペイン代表のGK。スペイン代表チームとレアル・マドリーの神話だ。彼はすべてを勝ち取って来たし、イケルとクラブは最善の方法を導き出すだろう。でも、イケルについて僕が読んだり聞いたりしたところでは、彼はレアル・マドリーで続けたいと願っているようだ。それなら、どうなるか時間が教えてくれるだろう。イケルは、一貫してプロフェッショナルさとマドリディスモを示し続けている。今はスペイン代表でベラルーシ戦の先発を目指しているところ。誰もイケルに疑問を持たない。将来取られる決断でわかることだ。
Q:カシージャスの状況で、あなたの時のことを思い出しますか?
A:いや、これは違う話だと思う。僕は、自分の将来についてはっきりと決断を下した。カシージャスとクラブがどう思っているかはわからない。彼について聞こえてくる話だと、彼は続けていくことを望んでいるようだし、昨シーズンは良いものだった。だから、続けていくはずだろう。はっきりしているのは、もし新しいGKが加入したら、困難な状況になるだろうということ。このレベルのクオリティのGKを3人抱えているのは、簡単なことではないからね。でもどうなるかはこれからわかる。誰もが、デヘアが加入すると言っている。でも、わからないよ。
Q:ジェラードが、長年過ごしたリバプールを退団する決断をしました。一歩を踏み出すのに理想的な時なのでしょうか?
A:このレベルの選手がアメリカに来るというのは、とてもラッキーなことだ。彼もそうだし、あとランパードとかそういった選手たちは、それぞれのクラブや代表で多くを成し遂げてきた。ここで若い選手たちが成長できるよう、彼らの経験を持って助けてくれるはずだ。
ここで求められるものは大きいけど、その責任感は違う。僕がそうだったように、その時が来ると、選手は他の経験をしそれを楽しめる。なぜなら、同じクラブで15年や17年過ごしたところでその時が来るから。長すぎるのでは楽しめなくなってしまう。必要とするのは、別の経験をすること、他の仲間たちと一緒に過ごして、違う文化を学んで…。こういうことが選手を若返らせ、フットボールだけということから切り離してくれる。なぜなら長い間所属しているクラブで背負う責任というものは、また別なものだから。プレイするということではなく、メンタル的に多くのエネルギーを失わせる多くのことから切り離してくれる。
Q:それはクリスチアーノ・ロナウドには当てはまりませんね。彼のゴール記録は時間を追って伸びている。
A:今はそう、クリスチアーノとメッシだね、競い合う能力があるのは。他はいない。彼らは歴史上の異次元にいる。クリスチアーノはすごいよ。わずか6シーズンで、シーズン平均50ゴール以上決めている。僕の時は、やっと20だったんだよ(笑)。記録は記録だけれど、でも僕にとっては重要ではない。僕の目標は常にチームメイトとクラブを助けて、重要なことを成し遂げるということだったから。自分が成し遂げてきたことにはとても満足しているよ。それにもちろん、クリスチアーノ・ロナウドが、あと数か月で始まる新シーズン、さらに多くのゴールを決めてくれる。たぶん彼はこれからも長い間に渡ってゴールを決め続け、タイトルを獲れるよう、チームを助けてくれるはずだ。
Q:では、いつあなたはレアル・マドリーに戻ってくるのですか? マドリーに戻り、何かの仕事をしたいですか?
A:今の時点では、どこにシュートが行くかは言うことはできないよ。スペインの外でのこうした経験すべてが、物事を違うように見て、情報を得て、自分がどう感じるかを見ることの手助けになっている。でも、僕がどんな道をたどっていくかを知るのはまだ早いだろうと思う。監督になるのかと聞かれたら、たぶんイエスと答えるよ。でもスポーツダイレクターになりたいかと聞かれたら、なぜダメなの?と答えるだろう。今はここニューヨークにしばらくいられたらと思うし、コーチングライセンスも取れたら…まだできていないことがたくさんあるけどね。プレイしコンディションを整えるのには多くの時間がかかるし、休んでいる時間は家族のためのものだから。
でも確かなことは、マドリーに戻るだろうということ。いつの日にかは戻るつもりだよ。そこは僕の家で、僕のキャリアの中でも最も大きな勝利を手にした場所だから。マドリーにいると、多くの人から、ファンからの愛情を受けることができる。僕も、皆が寄せてくれる愛情に、僕の献身と働きを持って応えたいと思っている。でも今はまだ、まだフットボールをプレイしていたいんだ。
Q:では、現在のアメリカのフットボール(サッカー)のレベルは?
A:レベルは飛躍的に上昇している。スタジアムのクオリティ、フィジカルのレベル、スタジアムに集まる人々を目にできる。ここでプレイするのは簡単なことではないんだ。フィジカルのレベルがとても高くて、人々が思うような引き際というのではないんだ。なぜならスタジアムに集まる人々は、多くのものを期待しているから。特にその選手たちが、欧州での素晴らしい過去を持っているとなればね。MLSではない僕たちのリーグでも、多くの人々が集まって来るし、参加を望む多くのチームがある。それに、野球やバスケットボールのような他のメジャーなスポーツよりも、サッカーを始める子供たちも多いんだ。
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ニューヨーク・コスモスは先日の試合で春季リーグ優勝(2部制なんですね)を決めたところ。試合を見る機会はさすがにないんですが、ラウルけっこうゴール決めているんですよね。しかもラウルらしいゴールばかり。どこへ行っても中心的な存在になる、タイトルを手にできる……この調子だと、帰ってくるのはやっぱりもうしばらく先なのかなあ。
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ラウル・ゴンサレス(1977年マドリー生)は、アメリカで彼のキャリアの最後のゴールを決めている。ここで彼はフットボールを超越した経験を楽しんでいる。ニューヨークで、レアル・マドリーの伝説の7番はフットボールをし、誰もが無関心ではいられない街で、最大限に生活を楽しんでいる。欧州フットボールの喧噪から離れて、セントラルパークを楽しく散歩したり、タイムズ・スクエアから摩天楼を眺めたりできる。でも常に、片目はレアル・マドリーのニュースに向いている。いつか変えると約束されたクラブに。
MARCAのインタビューは、この日ラウレウス財団のイベントの一環で、マリー・ミッチェルセンター(スポーツを通して困窮している子供たちをサポートしている)の子供たちに、ラウルが自身の価値観を伝え共に良い時間を過ごすためにやって来た、最も貧困な地域の一つであるブロンクスのクロトナで行われた。
Q:ブロンクスは、こういうものだと想像していましたか?
A:以前にも何度か来ているんだ。でもここへきて、ブロンクスのような地域で子供たちをサポートするのは、特別な気持ちになるね。こうした子供たちと一緒に過ごすのは、とてもスペシャルなもの、ずっと記憶に残るものになるだろう。こうしたプロジェクトは、多くの少年少女がより良く生きる方法を手にできるよう手助けしているし、何よりそれが最も重要なことだ。
Q:ここにはラウレウス財団のアンバサダーとしているわけですが、この財団の一員であることはあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?
A:ラウレウスのファミリーの一員であることは誇らしいもの、大きな財団だ。彼らが行っているプロジェクトには大きな注意を払っているし、国外でアンバサダーとして協力するのは、本当に特別なもの。それに僕の最初のニューヨークでのイベントは、今働いている場所でのものだったから、さらに特別だ。この財団にとても近いところにいて、子供たちを助け、不断の努力があれば何でも成し遂げられると彼らに伝えたい。
Q:この街で、生活はどう変わりましたか?
A:信じられないくらいすごい経験をしている家族、子供たちのために、すごく幸せだよ。本当にスペシャルでファンタスティックな街だ。僕の人生でここ最近起こった変化すべての中で、最も大変なことはマドリーを離れることだった。でも一旦そうすると、すべては簡単なものになった。最初に僕はドイツに行った。もしドイツに行けたなら、言葉が大変だったけど、カタールにでも、ニューヨークにでも、世界のどこでも行けるよ。子供たちは英語を完ぺきに話すし、ドイツ語も少し、アラビア語まで少し話せる。子供たちにとっては驚異的な経験だっただろうし、妻と僕も、たくさんのことを学べて、他の文化を知ることができて、とても喜んでいる。
Q:レアル・マドリーに関わることをニューヨークから見ているのはどんなものでしょうか?
A:あらゆることを気にかけているよ。ニュースを追いかけるのは、時差もあって時々大変だけどね。でも時差が助けになることも多いんだ。試合が午後2時とか3時で、問題なく観戦できるからね。いつも、皆が何をしているか、何が起きているか気にかけているよ。
Q:では、今シーズンの終わり方をどう思いましたか?
A:そうだね、僕はもう次のシーズンを楽しみに待っているところで、目標が達成されるはずだと確信している。今シーズンは目標にとても近かったし、全体にいって悪くなかった。ただ何があったかと言えば、レアル・マドリーでタイトルがない時は、常に何かが足りないということだ。
Q:アンチェロッティ解任という決断には驚きましたか?
A:クラブは決断を下さねばならないし、それをサポートすることが必要だ。アンチェロッティが成し遂げた素晴らしい仕事には感謝しなければいけない。でも今は、僕たち皆が、新しい監督の時代に興奮している。新しいコーチ陣、新加入選手も来るだろう。彼は、戦えるチームを作り、タイトルが獲れるようベストの解決方法を探すだろう。僕たちは楽観的にいるべきだと思うし、本当にとても楽しみにしている。新シーズンは、たくさんのタイトルを掲げられたらと願っているよ。
Q:ラファ・ベニテスとは?
A:君たちの方がよく知っているんじゃないかな。でも彼は、僕のマドリーBでの唯一の試合で、僕をデビューさせた監督だ。とても情熱的で、方法論的な監督だ。彼は、チームの全選手がプレイできる状態にあることを好む。レアル・マドリーの監督をするのはベニテスの夢だよ。これまで率いてきたチームでの成功が彼をレアル・マドリーに導いた。競争力があり戦えるチームを作ってくれるだろう。それが僕たち全マドリディスタの望むものだ。
Q:カシージャスの状況についてはどう思いますか?
A:彼はレアル・マドリー、スペイン代表のGK。スペイン代表チームとレアル・マドリーの神話だ。彼はすべてを勝ち取って来たし、イケルとクラブは最善の方法を導き出すだろう。でも、イケルについて僕が読んだり聞いたりしたところでは、彼はレアル・マドリーで続けたいと願っているようだ。それなら、どうなるか時間が教えてくれるだろう。イケルは、一貫してプロフェッショナルさとマドリディスモを示し続けている。今はスペイン代表でベラルーシ戦の先発を目指しているところ。誰もイケルに疑問を持たない。将来取られる決断でわかることだ。
Q:カシージャスの状況で、あなたの時のことを思い出しますか?
A:いや、これは違う話だと思う。僕は、自分の将来についてはっきりと決断を下した。カシージャスとクラブがどう思っているかはわからない。彼について聞こえてくる話だと、彼は続けていくことを望んでいるようだし、昨シーズンは良いものだった。だから、続けていくはずだろう。はっきりしているのは、もし新しいGKが加入したら、困難な状況になるだろうということ。このレベルのクオリティのGKを3人抱えているのは、簡単なことではないからね。でもどうなるかはこれからわかる。誰もが、デヘアが加入すると言っている。でも、わからないよ。
Q:ジェラードが、長年過ごしたリバプールを退団する決断をしました。一歩を踏み出すのに理想的な時なのでしょうか?
A:このレベルの選手がアメリカに来るというのは、とてもラッキーなことだ。彼もそうだし、あとランパードとかそういった選手たちは、それぞれのクラブや代表で多くを成し遂げてきた。ここで若い選手たちが成長できるよう、彼らの経験を持って助けてくれるはずだ。
ここで求められるものは大きいけど、その責任感は違う。僕がそうだったように、その時が来ると、選手は他の経験をしそれを楽しめる。なぜなら、同じクラブで15年や17年過ごしたところでその時が来るから。長すぎるのでは楽しめなくなってしまう。必要とするのは、別の経験をすること、他の仲間たちと一緒に過ごして、違う文化を学んで…。こういうことが選手を若返らせ、フットボールだけということから切り離してくれる。なぜなら長い間所属しているクラブで背負う責任というものは、また別なものだから。プレイするということではなく、メンタル的に多くのエネルギーを失わせる多くのことから切り離してくれる。
Q:それはクリスチアーノ・ロナウドには当てはまりませんね。彼のゴール記録は時間を追って伸びている。
A:今はそう、クリスチアーノとメッシだね、競い合う能力があるのは。他はいない。彼らは歴史上の異次元にいる。クリスチアーノはすごいよ。わずか6シーズンで、シーズン平均50ゴール以上決めている。僕の時は、やっと20だったんだよ(笑)。記録は記録だけれど、でも僕にとっては重要ではない。僕の目標は常にチームメイトとクラブを助けて、重要なことを成し遂げるということだったから。自分が成し遂げてきたことにはとても満足しているよ。それにもちろん、クリスチアーノ・ロナウドが、あと数か月で始まる新シーズン、さらに多くのゴールを決めてくれる。たぶん彼はこれからも長い間に渡ってゴールを決め続け、タイトルを獲れるよう、チームを助けてくれるはずだ。
Q:では、いつあなたはレアル・マドリーに戻ってくるのですか? マドリーに戻り、何かの仕事をしたいですか?
A:今の時点では、どこにシュートが行くかは言うことはできないよ。スペインの外でのこうした経験すべてが、物事を違うように見て、情報を得て、自分がどう感じるかを見ることの手助けになっている。でも、僕がどんな道をたどっていくかを知るのはまだ早いだろうと思う。監督になるのかと聞かれたら、たぶんイエスと答えるよ。でもスポーツダイレクターになりたいかと聞かれたら、なぜダメなの?と答えるだろう。今はここニューヨークにしばらくいられたらと思うし、コーチングライセンスも取れたら…まだできていないことがたくさんあるけどね。プレイしコンディションを整えるのには多くの時間がかかるし、休んでいる時間は家族のためのものだから。
でも確かなことは、マドリーに戻るだろうということ。いつの日にかは戻るつもりだよ。そこは僕の家で、僕のキャリアの中でも最も大きな勝利を手にした場所だから。マドリーにいると、多くの人から、ファンからの愛情を受けることができる。僕も、皆が寄せてくれる愛情に、僕の献身と働きを持って応えたいと思っている。でも今はまだ、まだフットボールをプレイしていたいんだ。
Q:では、現在のアメリカのフットボール(サッカー)のレベルは?
A:レベルは飛躍的に上昇している。スタジアムのクオリティ、フィジカルのレベル、スタジアムに集まる人々を目にできる。ここでプレイするのは簡単なことではないんだ。フィジカルのレベルがとても高くて、人々が思うような引き際というのではないんだ。なぜならスタジアムに集まる人々は、多くのものを期待しているから。特にその選手たちが、欧州での素晴らしい過去を持っているとなればね。MLSではない僕たちのリーグでも、多くの人々が集まって来るし、参加を望む多くのチームがある。それに、野球やバスケットボールのような他のメジャーなスポーツよりも、サッカーを始める子供たちも多いんだ。
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