黄色がクリアされたシュート、赤→が外れたシュート、緑が止められたシュート
15/16 Liga Espanola 1a division Jornada 6
Real Madrid C.F. 0-0 Malaga
普段は統計値なんて気にしないんですが、ポゼッションは71.1% vs 28.9%、シュート数は何と31本 vs 12本(MARCA参照)。確かにマラガは、11人でがっちりバス駐車するような守りっぷりではありましたが、この数字で1点も入らないなんてことがあるのか……。
あまり選手間の息が合ってないように感じられた前半のうちに、後半のような立て直しができていたら。クリスチアーノのヘディング、シュート、どれか一つでも。何本も放たれたクロス、チャンスメイクがあと1つ、2つ、どうにかずれていたら。終了間際のモドリッチ、オフサイドにされてしまったプレイが、きちんと判断されていたら。たらればは言えますが、そんな1つ2つのシーンを重要視する必要がないほど、チャンスは何度もあったはずなんですけどね。
こんな試合もあるさ、ではありますが、まだ9月も終わってないのに「こんな試合」の印象のある試合が何度かあるのも事実。「今日はクリスチアーノの日ではない」が既に数試合になるのも事実。クリスチアーノについては、カメニ苦手感のようなものがあって、できるだけ良いコースを狙い過ぎ、狙い過ぎてゴールが決まらないから次第に焦って打つようになったり……なんてあったのかな。
昨シーズンのアトレチコ戦で苦い思い出を作ってしまったヴァラン&ナチョのセントラルコンビは、またもほろ苦い…もちろん失点はしていないし、必死に対応はしていたと思いますが、シュートポゼッションの圧倒的な数値に見合わない程度に苦労させられていたなあと。終盤の、畳み掛け畳み掛け続けなければいけないところでのファウル、ミス等々は、リズムを崩し味方のメンタルを途切れさせてしまうもので、やはり安定感はまだだなあ…。今回はラモスもぺぺも不在だったので仕方ないですが、普段の試合から、ラモスやペペと、ヴァラン、ナチョを組み合わせて、自信や試合勘を付けてやったら良いと思います。
6人目の負傷者
膝の大怪我を経験しているヘセだけに、負傷となると非常に気になりますが、脹脛の筋肉を痛めていたようで、これだけならそんなに長くはならないのでは、と思います。少なくとも2週間くらいはダメだろうとは思いますが…。