
23日、火曜日のトレーニングより
非公開
水曜日のマドリーのトレーニングは、試合前日ということで非公開。公式からは、トレーニングの様子が出てきていないようなので、いくつかの周辺情報も含めてMARCAから。
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グティとマルセロ合流、しかしラスはいない
○ラスは3日続けてトレーニングできず
○公式には、左足首の滑膜炎
○ママドゥ・ディアラとドレンテは、共にコリセウムへの出場はない
マヌエル・ペジェグリーニは、今シーズンを通じて最も難しい時期のひとつに直面している。このためチリ人監督は、試合への召集選手を、通常のように前日ではなく、試合日である木曜日に発表することを決めた。
しかしながら水曜日には、グッドニュースもあった。火曜日のセッションで打撲を負っていたグティが、水曜日はトレーニング。ヘタフェ戦に起用できることが示された。同様に、クラブの許可を得てブラジルに帰国し2日間トレーニングを休んでいたマルセロも、既に他のチームメイトと共にトレーニングに復帰している。
バッドニュースは多い。この数日間胃腸炎であったラスは、今日トレーニングの後、レアル・マドリーが発表したところによると、左足首の滑膜炎に悩まされているとのこと。ラスは「回復は未定」とされ、その期限がっはっきり決められておらず、ヘタフェ戦への出場はないと考えられる。同様にディアラとドレンテも、ヘタフェ戦の出場はないだろう。
ヘタフェ戦、そしてさらに重要なことに、日曜日に予定されているアトレチコとのデルビーに出場できないのは、他にベンゼマとカカがいる。今シーズン契約したスター3人のうちの2人だ。ペジェグリーニは、彼らのフィットネスの状態について、簡潔に「来週には、彼らを戦力とできるよう願っている。」という言葉で表している。
チームは、木曜の10時30分からバルデベバスにて、水曜日と同様非公開でトレーニングを行う。その後ペジェグリーニは、ミチェルのチーム(=ヘタフェ)と対戦するための召集選手リストを発表する。
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ラスについて現地では、先日のスポルティング・ヒホン戦において、HTで交代とされたことについてペジェグリーニに対し不満があり、これがここ数日、正常にトレーニングできていない理由では、という記事が出ています。MARCAの記事をまとめると、
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火曜日のトレーニングにラスが出てこなかったのは、医療部門によれば、2日間胃腸炎で苦しんでいたためだとのこと。しかし奇妙なことに、どちらの日も、トレーニング前の訓話にも姿を現さなかった。
ラスは不快(あるいは、体調が悪い)ようであり、ペジェグリーニはヘタフェ戦ではガゴを起用するだろう。ラスはペジェグリーニにとって、「先発に値する(titularismo)」を経て、「論争の元(discultidismo; 正しい訳かわかりませんが)」となってしまった。
ラスは、先日のスポルティング戦でHTで交代させられるという監督の判断に、まったく良い感触を持てなかったようだ。ラスはペジェグリーニにそれを指摘されたと感じている。
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で、こんなニュースを鎮めるためなのか、むしろ不信を増しているのかもしれないようなのが、水曜のトレーニング後に出た、Parte medico de Lass。
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ラス・ディアラから報告されていた左足首の問題について、ラ・モラレハ病院にてMRI検査を行った結果、足首の滑膜炎との診断が確定した。臨床的回復期間は未定で、医療的処置および理学療法を行う。
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ラスのコンディションが落ちている感じはありましたし(働かせすぎだろうと思う)、胃腸炎や負傷の件も実際どうなのかわかりませんが、これは懲罰なんだろうか。アルコルコンの後にグティが干されていたのも、関係者誰もが否定しながらも、懲罰だろうという話で落ち着いていた様子がありましたが。
でも、グティとペジェグリーニは、別にそれほど悪い関係ではないように見える(最近は、かもしれないけど)。とすると、本物の負傷ではない懲罰的な負傷扱いというのは、監督より上の方から指示が出てるんだろうか。
最後に残った目標、リーガを狙っていくというのに、こんな問題が出てくるようでは……。
セビージャ
火曜日に行われたリーガ28節、セビージャはサンチェス・ピスファンにおいて、シェレス(ヘレス)と引き分け。ここしばらくの成績不振の責任により、マノロ・ヒメネス監督が解任されました。後任候補の筆頭にあったのは、ルイス・アラゴネス。現時点では、3時間余りの話し合いの後、合意には至っていないとのこと。
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