グループA:ポルトガル 1-2 ギリシャ
ポルトガルの得点:クリスティアーノ・ロナウド(94)
ギリシャの得点:カラグニス(7)、バシナス(51=PK)
大切な緒戦に、ポルトガルがやってしまいました。これまでのEUROの歴史の中で開催国が敗れたのはおそらく初めてのはずです。CロナウドのファールでPK取られた後くらいから意識を失ったので総括的なコメントはできませんが…フィーゴは悪くなかったと思うな…。
この先スペインは、ポルトガルを破って元気一杯のギリシャ、崖っぷちで必死のポルトガルとやらなければいけないわけですね。怖いなー…
さてそのスペインはというと。
グループA:スペイン 1-0 ロシア
スペインの得点:ファン・カルロス・ヴァレロン・サンタナ(59)
スペイン
GK23:イケル・カシージャス・フェルナンデス
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカーダ
DF3:カルロス・マルチェナ・ロペス
DF6:イヴァン・エルゲラ・ブヒア
DF15:ラウール・ブラヴォ・サンフェリックス
MF4:ダヴィド・アルベルダ・アリケス
MF8:ルベン・バラハ・ヴェガ (59分-16:チャビエル・アロンソ・オラーノ "チャビ・アロンソ")
MF14:ヴィセンテ・ロドリゲス・グイジェン
MF17:ホセバ・エチェベリア・リサルディ
FW10:フェルナンド・モリエンテス・サンチェス (59分-21:ファン・カルロス・ヴァレロン・サンタナ)
FW7:ラウール・ゴンサレス・ブランコ (77分-9:フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス)
(
0-0から頂きました)
勝ちましたよ!
前半の攻撃セットはラウル+モリエンテスでスタート。ほぼ試合のペースを握りつづけ、何回かゴールチャンスはありましたが得点できず。緒戦だからなのかそういうものなのか、あまり両SBが攻撃に絡まず、エチェベリアとビセンテが苦労していたように思いました。
後半は攻撃の意識が上がって両SBも(比較的)積極的に攻撃参加。後半15分、モリエンテス→バレロン、バラハ→X・アロンソに交代。そして1分もしないうちに、バレロンが先取点!パスが良く繋がり、機嫌の良くなったスペインサポがパス回しにあわせて「オーレ」の大合唱。無事に勝ち点3をゲットしました。
どちらかというとあまり動かないタイプだと思っていたサエスが、点が入らない同点の場面、しかもわりと早めの時間でいっきに2枚交代したのには「おお!」と思いました。攻撃が膠着していたので、いいタイミングだったと思います。交代した選手がすぐさま点を取った、てのは別の意味でびっくりですが。バラハとX・アロンソ、モリエンテスとバレロン、どっちも全然違うタイプの選手への交代で、いきなり攻撃の形が変わってしまいますから、そこまできっちりラウルとモリエンテスを押さえ込んでたロシアは、対応できませんでした。
それ以外の雑感
○すごい対比:髪を剃った左SBのR・ブラボとふっさんふっさんの髪が良く目立つ右SBのプジョル。どちらも目立つ。
○若い選手一杯:若手を良く使うサエスだけあって、今回のスペインは平均年齢が一番若い。本日のMOM、左サイドのビセンテ(22)、R・ブラボ(23)、マルチェナ(24)、X・アロンソ(22)、F・トーレス(20)と若い選手たちが続々大きな大会でデビューしたのが嬉しい。トーレス君は…もうちょっと落ち着いていれば最後のシュートが決められたかな?
○プジョルにびっくり:パスが、クロスが、精度が格段に巧くなっていました!びっくり。ホナウジーニョにでも教わったのだろうか?
○タルヘタアマリージャ3枚:バラハとアルベルダ、マルチェナに1枚ずつ。ピボーテがそれぞれもらったのは、この先に向けて心配だったりします。決勝トーナメントに上がるところでクリアされるんだったっけ?それならいいんだけれど。
↓21番を背負って「助けてー」って感じで手を上げているのが、得点したバレロンです。
さて、今夜のお楽しみはグループBのイングランドvsフランス。
別名、プレミアリーグの紅白戦。今回はちょっとばかりフランスびいきでいこうかと思います。
ALLEZ, les BLEUS!がんばれニワトリさんたち。