けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

コパ・デル・レイはとっても難しい

2004-11-11 12:23:45 | football
10月28日付の記事「コパ・デル・レイは難しい」から2週間。再びコパ・デル・レイの日がやってきました。
まずはモリエンテスが2週間に一度の貴重な先発出場のチャンスをいただける、マドリーの試合から。

04/05 COPA DEL REY 1/16 DE FINAL
TENERIFE 1-2 REAL MADRID

テネリフェの得点:クリスト(42)
マドリーの得点:ソラリ(44,120)

得点時間を見て頂ければわかるように、延長まできっちり戦う羽目になった本日のレアル・マドリーでございました。なにしろこのテネリフェ、数シーズン前までは確かプリメーラのクラブではありましたが、本拠地がカナリア諸島。赤道至近,ほぼアフリカ(ちなみにデポルのマヌエル・パブロとバレロンはこの辺の出身)。そんなところで試合をするのに、なんとマドリーは当日移動という荒業に出ました。しかも試合開始時間は現地時間22時30分。延長まで戦ったので、試合が終わったのは午前1時過ぎということになります。いくら宵っ張りスペイン人でもこれはちょっと…もしかしたら時差でもあるのかしら。
ともかくそんなアウェイにキツイ環境で、しかもマドリーBの選手を半分くらい混ぜたようなコンビネーションも何もあったものではないチームでは、相当苦労したものと思われます。オーウェンなんてシュート1本しか打てなかったし、そもそもソラリの2得点だって両方ともFK叩き込んだものですし。

ところで気になるモリエンテスですが、なんと後半が始まってすぐ(53分)で途中交代していました。レモンちゃんの怒りを買うほど動きが悪かったのかひどかったのかと思いましたら、左足首を怪我して担架で運ばれていったようで…。再びガラスのエース(エース扱いなんてしてもらえてませんが)の本領発揮。マルカは既に、今週末のアルバセテ戦ではプレイできないだろうなんて言ってます。やれやれ…


さて、アトレチコだけは今夜試合ですがその他の試合結果はどうなったかといいますと…
Valladolid 2-1 Racing
Elche 1-0 Deportivo
Cádiz 0-2 Betis
Gramenet 2-1 Levante
Mirandés* 0-0 R. Sociedad
C. Murcia 1-2 Sevilla
Pontevedra 1-2 Getafe
Girona 0-1 Osasuna
Recreativo 1-0 Albacete
Cultural 1-2 Athletic
Córdoba 1-1 Numancia*
Terrassa 2-2 Lleida*
Lanzarote 2-1 Mallorca
Lorca 5-2 Málaga
Tenerife 1-2 Real Madrid
Nástic-Atlético (Jue, 21:00h)

例によって「やっちゃった…」を太字にしてみました。バルサ、バレンシア、サラゴサ、エスパニョールに続き、デポル、レアル・ソシエダ、レバンテなど7つのプリメーラのクラブが格下に敗れました。

やっぱりとっても難しいコパ・デル・レイでした。


◎同日16時30分追加
その後マドリーの試合の記事を読み直していたところ、試合が延長にまでもつれ込んでいた理由がわかりました。

38:06  ケレメン(テネリフェGK)がボルハ(マドリー4番)を倒し、ペナルティの判定。
39:09  ビトーロ(テネリフェの選手)にイエローカード(抗議?)
39:24  モリエンテスの右足によるシュート。PK失敗。ケレメンが止める。

頼むから失敗しないで下さい。やはり試合勘とかシュートの感触とか、使って頂けないせいで落ちているのでしょうか。
しかしモリエンテスにPK蹴らせるなんて…(モリエンテスがPKを決めたシーンの記憶がないよ)。ソラリとかもっと確実そうな人がいただろうに。やっぱりフィーゴ連れてくれば良かったですね(PKのためだけに)。
120分間きっちり戦ったマドリーの皆さんには申し訳ない。90分で終えられなかったのは、少なからずモリエンテスに責任がございます。

モリエンテスのダメな一日、でした。足首のケガは本日のドクターの診察待ち。

3人目のLiga futbolista nipon

2004-11-09 22:32:56 | football
既に各所で話題になっています、大久保のマジョルカレンタル移籍。マジョオフィシャルにこそまだ出ていませんが、いつも巡回する現地ニュースサイトは「マジョとセレッソが合意に至った」と報道しています。ま、どこもニュースソースは同じようで、書いてあることはほとんど変わりません。
MARCA紙
MARCAの和訳
AS紙
LIBRE DIRECTO

「マジョルカの関係者によるとオオクボの魅力はスピードと変幻自在なドリブルということだ」とありましたが、個人的には「カードをもらいやすい」というのも付け加えておいた方がいいように思います。記憶が定かではありませんが、大久保はJデビューのジュビロ戦でマコ(田中誠)とやりあったあげく頭突きしあって退場していたような…

AS紙とLibredirectoはさらに「オオクボはリーガでプレイする3人目の日本人となる。ソーヒ・ホー(城彰二)が2000年にバジャドリで、同年の終わりごろにはアキノリ・ニシザワがエスパニョールでプレイした」としています。西沢の試合は見た記憶がありますよ。思いっきり空振りしてこける姿とか覚えてる…
もっとも日本人のスペイン進出はこれだけではありません。もと清水の安永聡太郎はセグンダのラシン・デ・フェロールでプレイしましたし、佐伯夕利子さんという方は、昨シーズン、テルセラ・ディビジョン(3部)のプエルタ・ボニータで監督に(スペイン初の女性監督だったそうです)。ラシン・サンタンデール(プリメーラ)の用具係の話は去年のFOOT!でやってましたし、もちろんアトレチコで修行していた幸谷さんを忘れるわけにはいきません。意外と繋がりがあったりする、ハポンとエスパーニャでした。

ちなみに大久保の名前はスペイン語読みすると(きっと彼らはそうすると思いますが)「ジョシト・オクボ」になるんだろうと思います。

マジョルカ、Real Club Deportivo Mallorca S.A.D は1916年創立。バレアレス諸島のもちろんマジョルカ島に本拠地があります。言わずと知れたヨーロッパでも指折りのリゾート地。スタジアムは発音が難しいSON MOIX(ソン・モイシュ)。「(セグンダに)落ちそうで落ちない」をモットー(?)に、早い攻撃サッカーを展開…って昨シーズンまでのエトーのイメージがあるからですけどね。02/03のコパ・デル・レイも取っています
今シーズン開始前に、監督だったルイス・アラゴネスが代表監督を引き受けたため、ベニト・フローロが就任。リーガのいろいろなクラブで監督経験のある人で(去年は途中までビジャレアル)、マドリーの監督をしていたこともあります。ごく短期ながら神戸の監督もやってました。ちなみに17歳のモリエンテスをアルバセテでデビューさせたのがこの人。
ところがベニト・フローロ率いるマジョルカは、今シーズン絶不調。9節を終えた段階でビリ2だったこともあり、今シーズン初の解任監督になってしまいました(カマーチョは辞任)。
新しくマジョルカの監督に就任したのは、前インテル監督のエクトル・クーペル。守備好きカウンターサッカー好きのクーペル・マジョルカにオクボはどうはまるんでしょうか。ちょっと楽しみになってきました。
ところで気になるマジョルカのマスコットはこんな子。怖い。↓


最後に。
モリエンテス、Ballon d'Orの50人の候補者に入りました。昨シーズンの活躍から言えば当然ですが、おそらく候補者の中では現在最も悲しい存在だと思われます。

モナコを分析する

2004-11-07 21:46:05 | football
L1 / 13eme journée
AS MONACO 2-2 AJACCIO

モナコの得点:チェバントン(36)、カロン(79=PK)
アジャクシオの得点:Dzodic (16) 、Oudah (91) …読めません。

またまたやってしまいました、終了間際の失点。今シーズン何回やったことでしょうか。疲労がたまっているのはわかりますがfootball365の採点を見ても、全体的に低調だったようで…。負けないでいるだけまだいいのでしょうか。
ちなみにモナコの1点目は、左サイドのジベからのクロスをサビオラが強くシュートしたところ、相手GKがはじいてしまい、高く上がったボールがそのままゴールライン際に落ちて入っていった…とまあ、こんな感じでした。ギリギリのところでチェバントンとアデバヨルが飛び込んでいったのでチェバの得点になっていますが、ビデオみた感じではチェバは触っていないような気がします。公式にはどちらの得点になるのか…

さて「終了間際の失点が多い」と書きましたが、本当にそうなのかちょっとまとめてみました。
右上に、今シーズン及び昨シーズンのリーグ13節までおよびCL本戦第4節までの得失点を時間帯別に示しました。横軸は15分ごとの試合時間で、縦軸は得点数。赤が得点、白が失点を表しています。

まずは得点から見ていきますと、今シーズンは開始15分での得点が圧倒的に多い(青矢印)。CLデポルティボ戦やホームでのオリンピアコス戦を思い出すと、確かにそのとおりです。昨シーズンはどうかというと、開始15分~30分が多くなっています(水色矢印)。どちらにしてもクラブのスタイルとしては先行リード逃げ切りタイプ、なのかもしれません。

では問題の失点。グラフからいうと、確かに今シーズンは終了間際の失点が一番多い(緑矢印)。ただ次に多い時間帯と比べると、突出して多いというわけではなさそうです。終了間際の失点はショックが大きいですから、印象に残りやすくなっているだけかもしれません。一方昨シーズンは、今シーズンとは真逆で、開始直後の失点が多かったようです。

得失点の分布の傾向としてはこのような感じになりました。ただ今シーズンと昨シーズンの決定的な違いは、失点ではありません。

04/05
03/04
平均得点
1.24
2.29
平均失点
1.00
1.00

なんと平均失点はイーブン。決定的に違うのは得点力なのでした。もちろん03/04の平均得点にはあの「8-3」が入ってるから…というのもあるのですが、8-3の試合を除いて再計算しても昨シーズンは平均1.94点。
攻撃のタレントは充実していますが、やはりコンビネーションなどの点からいうと昨シーズンよりは劣るのかもしれません。ガンガン点が取れるモナコが見たいところです。

しかしマニアックにデータを練るのって、楽しいですね。カテゴリーは「研究」にしたほうが良かったかも。


◎11月8日15時20分追加。ホーム&アウェイ別に平均得失点をまとめてみました。つまるところ攻撃陣はアウェイでがんばれ、守備陣はホームでがんばれ…?

ホームアウェイ
得点失点得点失点
04/052.001.250.560.78
03/043.130.751.561.22

知らぬふり…

2004-11-07 02:22:21 | football
モナコがオリンピアコスに敗戦した翌日、モナコのオフィシャルサイトは、何ごともなかったかのように「え~、次のアジャクシオ戦はですね…」ってな感じになっていました。どんなにボロ負けしようと必ず試合レポートを載せるマドリーオフィシャルとはちょっと違っていますが、わかりやすくていいですね。

当ブログもそれに倣おうかと思いましたが…一応結果くらいは載せておきましょう。

04/05 UEFA Champions League GroupA
Olympiacos 1-0 A.S. Monaco

オリンピアコスの得点:シュレール(84)

もう一つの試合は Deportivo la Coruna 0-1 Liverpool(得点=アンドラーデのp.p.)
デポル、リアソールで敗北。CLのリーグ戦でまだ1点も取っていませんし、つまりまだ1勝もしてません。相当苦しくなったなあ…
ということで、

Group A
Olympiacos
Liverpool
Monaco
Deportivo






モナコ、3位になってしまいました。次はルイドゥで、スティーブン・ジェラードが復帰するらしいリバプールと。

さてそのモナコは、本日20時(日本時間4時)より、ルイドゥでアジャクシオ戦を戦います。football365による予想スタメンには、サスペンションのエブラに代わってジベが左SBを担当。またノンダが先発する可能性もあるようです。
なかなか落ちてこないリヨンにくらいついていくには、ぜひとも勝っておきたい試合です。Allez MONACO!

マドリーの試合は明日ですが、今節のリーガ注目カードはバルサvsデポルです。エトォvsルケ(+ディエゴ・トリスタン)の元マジョルカ同僚対決です。そういえばトラック野郎ことパンディアーニも02/03の1シーズン、マジョルカに出向してました。
不調の極みにいるデポル、フエラで苦しいかもしれませんが頑張れ。ほら、なにしろ2週間後にはクラシコですから。少しでもバルサの調子を落としておいていただきたく存じます。カタルーニャ出身のルケが燃えて爆発することを期待。

ちょっとGOALのデポル特集など貼ってみたり。

走る人。

2004-11-06 00:39:14 | football
一試合辺りに選手がどれくらい走っているか、という統計があります。
もちろんGKはほとんど走りません。当たり前ですね。CBもそれほど多くないでしょう。もちろんボールを持って前線まで攻めあがる人もいますから、一概には言えませんが。前線ではっているタイプのFWもそう多くはないかもしれません。

走行距離が多いのは乱暴に言ってしまうと中盤の選手。少し古い資料ですが、手元に2001年のフットボール・カンファレンスでUEFAテクニカルダイレクターのアンディ・ロクスブルク氏が発表した、EURO2000および99/00のCLについての講演資料があります。それによると、99/00のCLファイナル(マドリーvsバレンシア)で、サイドハーフのマクマナマン(マッカ、懐かしい…)は14.2km、ディフェンシブハーフのレドンドは12.8kmを90分間で走っています。ちなみにFWのアネルカは10.3km。これだって決して少なくない距離です。
さらに準々決勝でマドリーと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。この試合で右サイドのベッカムは12.8km、ディフェンシブハーフのロイ・キーンは12.9kmを走行。スプリント=ダッシュをかけた回数は、ベッカムなんと99回。単純に言うと1分に1回ずつダッシュし続けていたことになります。

もちろんクラブのスタイル、所属するリーグのスタイル、相手の出方、その試合にかかっている重みの違い…そんなものによって変わってくる値かもしれませんが、とにかく現代サッカーの、特に中盤の選手には持久力とスピードが必要なようです。

さて、現在のマドリー。一番走っているのは、やはりベッカムのようです。
上にあげたデータのとおり、ManU&イングランド代表のベッカムは実際よく走っていました。最終ラインで守備を手伝っていたと思ったら、攻撃にも顔を出してペナルティエリア内からシュートを打っていたり。
サイドの選手はキツイと思います。最終ラインで味方ボールになったとたんにダッシュでサイドを駆け上がってボールが出るのを待つ。ボールが自分に出されないまま攻撃が終わって相手にボールが渡ったら、速攻で戻りつつ守備をする。現在ピボーテ(ボランチ)のベッカムですが、生真面目な走り屋ぶりは健在です。(というかベッカムが真に素晴らしいのは、律儀に走りとおすその真面目さと持久力だと思ってみたり)

ではベッカムの次に走っているマドリーの選手は誰か。答えはラウルなんだそう。FWの選手がチームで2番目に走り回っている。この記事を書いた人は昨シーズンのラウルの不調に絡めてこの記事を書いているのですが…現在のラウルのポジションを考えると、昨シーズン以上に走っていそうな気がしますね。なにしろ今はサイドハーフですから。最終ラインのほんのちょっと手前で守備をしたり、ボールもらいに下がっていったり、かと思えば最前線に飛び出してシュートを打ったり。
また疲労を重ねて、シーズン後半までもたなくなるのではないかと心配です。やはりラウルは前へ。組む相手はロナウドでもオーウェンでも(もちろんモリエンテスでも)かまいませんが、前で使うべきでしょう。

って言いたかっただけなんですけどね。

蛇足ですが、最近妙に頑張って走って守備も手伝っているロナウド。君に走れとは言いません。「ゴールのための一瞬」そのときまでエネルギーは溜めておいて頂きたいと思います。

・・・すーぐガス欠するからね・・・

青赤、そして今夜は

2004-11-04 01:21:17 | football
2004年ヤマザキナビスコカップ決勝@国立競技場
FC東京 0-0(PK4-2)浦和レッズ


まずはFCトオキョオ、ナビスコカップ優勝おめでとう!
ジャーンいなくなった後はどうなるかと思いましたが、粘りに粘って遂に…。
FCトオキョオは、清水以外に生観戦したことのある数少ないチームのひとつです。なにしろマドリーと対戦した時(2003年夏)、友人のTRSさんのおかげで何時の間にか「ユルネバ」歌ってましたから。フィーゴにブーイングとかしちゃいましたから。(ごめんフィーゴ、つい)。
それにしても今野、やっぱりいいですね。マドリーに欲しいなあ…
選手のコメントはこちら。加地の「(PKは)プロに入って初めて蹴った」にびっくりです。

しかしこれでハラヒロミの解説復帰はまたまた当分先のことに。あの「入った!いい時間!」が聞けないのはやはりちょっと残念。


青赤ネタもうひとつ。バルサがいいです。特にチャビ。昨シーズン後半からすごく調子が良さそうです。
…ちょっと悔しい。


さて、今夜はCL第4節があります。モナコもマドリーもアウェイ。ここで勝つとかなり楽になりますが、相手はどちらもホームでは強いチーム。勝ち点が取れれば良いのではないかと思います。がんばれ。

04/05 UEFA Champions League GroupA
Olympiacos vs A.S. Monaco

04/05 UEFA Champions League GroupB
Dynamo Kyiv vs Real Madrid C.F.

因子分析と主成分分析

2004-11-02 20:57:44 | 研究
学部3年生の学生が各研究室に半期所属して、研究の仕方の基礎を実地で学ぶ「研究法」。
前期は周辺視を研究するYSK君の面倒を見まして、無事にこれが終わりました。今は最終のレポートの再々提出を待っているところです。ええ、もちろん1回で受け取れるレベルのレポートは作れません。ですので、提出してはインストラクターがチェックして指導して書き直し、を繰り返すことになります。もっとも再提出原稿はかなり良いできでしたので、次の提出で合格にするつもりです。

さて、休む間もなく後期の「研究法」が始まっています。初めの一歩は過去の卒論を選んでレポートするところから始まります。これで研究とはどのようなことをするものか、研究論文とはどういう書き方をするものかがわかるわけですね。
しかしこれがね…最初のレポーターの学生さんが読んできた卒論というのが、なんと○年前に私が書いた卒論だったのでした。
変なものです、自分が書いたものをレポートされて、しかもそれを聞かなきゃいけないなんて。しかも卒論以降○年たつうちに、「ここは分析ミス」「タイプミスが」「なんで○○について書いてないんだ」等等とアラが見えてくるものです。ああ恥ずかしい。

そしてなぜか来週の研究法で私が発表することになってしまいました。テーマは「因子分析と主成分分析はどこがどう違う?」。
自分の卒論で主成分分析を使っていたのですが、よく原理がわからないままに分析をしていました。そして当研究室では多変量解析はほとんど使わず、院生の中でもすっきりはっきり説明できる人はおりません。そんなこと威張ったって仕方ないのですが…

ということでやらなければいけないこと
○「因子分析と主成分分析はどこがどう違う?

私、数学がひじょ~~~に苦手なんですがね…

-Madrid's prodigal son- UEFAマガジン

2004-11-01 20:21:58 | football


UEFA.comのマガジンインタビューがモリエンテスだったので訳してみました。あらためて、英語、苦手です。(だからって他の言語ができるわけではありませんが)。
ちなみにタイトルの「Madrid's prodigal son」は「マドリーの放蕩息子」と訳されます。なぜ。


フェルナンド・モリエンテスがサンチアゴベルナベウのピッチに入ると、いつもレアル・マドリーの観衆から送られる耳を弄するようなどよめきに包まれる。ある意味、それは昨シーズンASモナコでシーズンを過ごした彼が、マドリーに捧げる愛情への感謝の証である。


モナコで残した記録
03/04のUEFA Champeons Leagueで9つのゴール―マドリーを破った2ゴールを含めて―を記録したことで、モリエンテスはモナコのファイナル進出に多大な貢献をした。そしてこのストライカーは、特別な記念としてその期間に身につけていたスパイクを大切にしている。

幸運のスパイク
「まだ持っているよ」彼はuefa.comに語った。「ストライカーにとって、あるスパイクを履いてたくさんのゴールを決めたのなら、それを使うのをやめるなんてとてもできない相談だよ。僕は、将来再び僕に幸運が必要になったらいつでも、あのスパイクにしがみつくと思うよ」

序列
おそらく、彼は今、幸運を必要としている。マドリーに戻って以来、彼はロナウド、マイケル・オーウェン、そして彼の昔からのパートナーであるラウル・ゴンザレスとのストライカーの序列から、表面上は新監督のマリアノ・ガルシア・レモンの好む選択によって、滑り落ちている。

ヨーロッパのプライオリティ
1月に移籍市場が開けば、モリエンテスはマドリーを離れるだろうとする噂は多い。しかしこのプレイヤーはそれほど遠くを見ていない。彼の現在の主要なプライオリティは、マドリーが、ASローマ、バイヤー04レバークーゼン、FCディナモ・キエフとのCLの戦いの中で浮上する手助けになることである。

『正しい方向』
「僕は、僕たちが正しい方向に進んでいると思う。そして、(指を組み合わせて)ノックアウトラウンドへ進むことに問題があってはいけないんだ」モリエンテスはそう語った。「もちろん仕事はまだ終わっていない。僕たちには勝ち取らなければいけない3つのタフなゲームが残っている。でもこれまでのところ、すべては計画通りだよ」

当惑させるゴシップ
「ディナモに1-0で勝ったのは大きかったよ」と彼は付け加えた。「勝っているときはプレッシャーはものすごく少ない。それにマドリーのようなクラブにとって、いい結果を得ることはきわめて重要なんだ。何試合かに負けたら、人々は何かおかしなことがおきているって考えて、その週の間そのことについて話して過ごすんだ。当然のことだけど、それは選手たちの心を乱すことになるんだ」

別の話
マドリーが予測できないような形でシーズンを過ごしていることで、マドリーの選手たちがしなければならないことについて多くの雑音があった。しかしモリエンテスは、課された勤めから目を逸らすようなことはしない。そして現在の勤めとは来週のキエフ戦に勝つことだ。

ディナモのトリオ
3人のCB(サブリッチ、ガヴィランチッチ、ダンテス)がプレイすることによって、ディナモはマドリーのストライカーにいろいろと考えさせることになる。「ディナモは3人のCBをプレイさせる。そしてその3人全員が素晴らしい選手たちだ」モリエンテスはそう言った。「彼らは試合のはじめから終わりまでマンマークをする。それは時には不快かもしれない。もしピッチのどこでも追いかけてくるディフェンダーがいて、しかもそれが本当に優秀な選手だとわかっているなら、それはイヤだね」

マドリーの目ざすもの
もっとイヤなことは、ノックアウトラウンドに到達できないかもしれない、ということだ。「レアル・マドリーのようなクラブにとって、トーナメントのより上の段階に到達するのはきわめて重大なことなんだ。そして僕たちは、トーナメントの16チームに残るためには、持つものすべてを投げ出すよ」とモリエンテスは言った。

スターティング・イレブン
モリエンテスは、その間に、スターティング・イレブンを狙っている。そして彼は、最後にスタメンの座を手に入れられたなら、ヒーローとして歓迎されることを確信している。

フェルナンド・モリエンテスは、来週行われるUEFAChampions Leagueマッチデイ4と UEFA Cupマッチデイ2で、新しいアディダスF50+スパイクを披露する50人の選手のうちの一人である。

最後は販促キャンペーンの紹介のようになってます。なぜ。


Liga Espanola 1a DIVISION Jornada9
REAL MADRID CF 2-0 GETAFE C.F.S.A.D.

マドリーの得点:オーウェン(28)、ロナウド(79)
ラウルの10周年を記念する試合。でも「勝った」それだけでした。
初のプリメーラ昇格、試合前の時点で順位は下から3番目。そのヘタフェ相手にベルナベウで
  シュート数:7 対 20
ポゼッション率:47 対 53

もちろん左側がマドリー、右側がヘタフェです。
ロナウドもオーウェンもジダンもラウルも(フィーゴもベッカムも)ぜーんぶ使わないといけないようです。(で、使うとこうなるわけですか)。
ペレスさんとどう見てもペレスさんの言うなりらしいレモンさんへ。そんなバカなこと、マドリーではなくよそでやってください。