けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

発する言葉が見つかりません

2005-09-07 04:04:31 | football
MARCAより

ルイス・アラゴネスはセルビア・モンテネグロ戦のスタメンを変更することになるだろう。フェルナンド・モリエンテスは午後の練習で怪我をした。リバプールのFWは筋肉を痛めている。フェルナンド・トーレスが代わって先発することになるだろう。

またこの・・・大切なときに・・・何でそういう運のなさを・・・

ASより

モリエンテスは左大腿部に痛みを訴え、苛立ちを見せ地面を殴りつけてピッチを後にした。朝の練習で軽い違和感があった様子。

一番つらいのは、それはモリエンテス本人ですね・・・


4時40分
今TVEのニュースで見てしまいました。あの痛め方は、たぶん絶対無理。痛そうだったし悔しそうだったし。ああもう、何でこんな・・・。

ドクターのコメント
モリエンテスは昨日から左の大腿部に小さな違和感を感じていた。モリエンテスはずっとその症状を抱えていたので、今日の練習でプレイできるかやめるかを検討することになっていた。彼が怪我をしたときの様子から、筋肉を傷めたようで、セルビア・モンテネグロ戦でプレイできる手段はない。
今日トレーニングしたのはコーチ陣、ドクター、選手の間でプレイできるかを決定するためだった。予想できたリスクだった。
モリエンテスはプレイすることに自信と不安とを抱えていたようだ。彼は小さな違和感以上のものは感じていなかったから。しかし今となっては、我々は明日怪我の程度を検査し、所属クラブに連絡しなければならない。

なんで練習を止めなかったんだ・・・読むのも記事にするのも辛いことになってしまいました。

現実逃避で考える

2005-09-07 02:41:57 | 研究
9月10日16時30分~18時30分 某学会にて口頭発表担当。
9月10日18時30分~ FC東京 vs 清水エスパルス@ナショナルスタジアム

果たしてこれは可能か。ちなみに学会会場は港区三田、最寄り駅はJR田町、都営地下鉄三田(浅草線、三田線)、赤羽橋(大江戸線)。

赤羽橋まで走って国立競技場駅まで、てのが一番早いのかな?
でもだいたい学会での口頭発表なんて時間オーバーすると相場が決まっていて、その上おいで頂いた先生方にご挨拶申し上げたりお世話頂いた方にお礼申し上げていたりしたらあっというまに30分くらいはたってしまいそうだし……後半開始に間に合えばいいかなあ…
しかしなんでこの日に限って19時開始じゃないんだろう?

翌11日、午前中からポスター発表もある、なんてことは考えないでおこう。

さて、作業に戻るか。

カナダ戦を終えて

2005-09-04 19:39:00 | football
スペイン代表も試合日の朝は散歩から始まるようです。

ラウル「右手をご覧くださーい」


2005.9.3 国際親善試合
スペイン 2-1 カナダ

スペインの得点:ラウル・タムード(7),フェルナンド・モリエンテス(69)
カナダの得点:グランデ(71)

GK:レイナ
DF:S・ラモス、P・イバニェス、ファニート、A・ロペス
MF:L・ガルシア(67,ビセンテ)、オルバイス(45,シャビ・アロンソ)、デ・ラ・ペニャ(74,チャビ)、ルケ(54,ホアキン)
FW:フェルナンド・トーレス(54,ラウル)、タムード(54,モリエンテス)

各紙予想のとおり、水曜日のセルモン戦で先発と目されるメンバーをベンチスタートにして、控え中心のメンバーで試合はスタートしました。
先制点は開始わずか7分。左サイドのルケからのクロスをエスパニョールのラウール・タムードがヘディングで入れた様子。幸先の良いスタートを切りました。
が。どうもその後はゲーム自体は支配しているのにシュートまで持っていけない「スペイン病」が発症してしまったようです。見所の少ないまま前半は終了。

後半、アラゴネス爺ちゃんは6つの交代枠をすべて使い切りました。しかもかなり早い時間から。なんとなくこんな早めの交代は予定外だったのでは…とも思いますが。
まずは後半開始から、ピボーテのオルバイスに換えてシャビ・アロンソを投入。10分後にはホアキン、ラウル、モリエンテスをルケ、F・トーレス、R・タムードと一気に交代させます。後半20分過ぎにはルイス・ガルシアを下げてビセンテを投入。その数分後に2点目が決まります。
2点目を決めたのはモリエンテス!デ・ラ・ペニャのパスからラウルがシュート、GKが防ぎ損ねたところを押し込んだ…ようです。映像がないのでわかりませんが。でも結果を形にできてよかった。
この試合はラウルが良かったようで、いつもラウルに対して辛辣なASが「El crack!」に選んでいるほどです。ゴールこそなりませんでしたが、惜しいシュートを何本も打っていたようです。
逆に心配なのはフェルナンド・トーレス。先発し55分間プレイしたものの、シュートはゼロ…。自信をつけてもらわないと困るんですが。がんばれトーレス君。

「あまり収穫のない試合」とメディアは捉えたようですが、それでも勝ったこと、デランテーロが点を取れたことは評価に値するのでは(と思いたい)。スペイン代表はマドリードに戻り、水曜日にはビセンテ・カルデロン(アトレチコ・マドリーのホームスタジアム)にセルビア・モンテネグロを迎えてW杯予選を戦います。セルモンは昨日の試合でリトアニアを下し、スペインとは2ポイント差で首位に立ちました。スペイン代表に求められるのは勝利のみです。

得意げです。



各地試合の結果はFIFA World Cupオフィシャルサイトでどうぞ。
グルジアと引分けたウクライナがヨーロッパ最初の出場権(ドイツは別)を手にしました。CONCACAFではアメリカが最初の出場権を手にしています。
ドイツ、ウクライナ、日本、イラン、韓国、サウジアラビア、アメリカ、アルゼンチン。32個のうち8個の椅子が埋まりました。


追加
テレマドリーでゴールハイライト動画を見つけました。ラウルの画像の下の小さなVIDEOマークから見れます。あまりきれいではありませんが。
1点目、ルケのクロスは思っていたより遠くからの長いものでした。でもタムードにぴったり合いました。
2点目、モリエンテスのゴールはデ・ラ・ペニャから裏へ抜けるラウルにきれいなスルーパスが通ったところから始まっています。ゴールキーパーが押さえ切れなかったところを、おこぼれごちそうさま、といった感じで頂きました。
どのニュースサイトだったかカナダのゴールは「ゴラッソー」と書いてありましたが、確かに。エリア外からきれいな軌道を描いて飛び込んだゴールでした。

追・追加
動画をもう一つ。CanalSur、タムードの画像の下の小さなビデオマークから。

カナダ戦を前に

2005-09-03 20:27:14 | football
1週間ほどすると学会です。今回はワークショップでの話題提供者としての口頭発表とポスター発表の両方があるので、焦ってます。焦っているように見えないかもしれませんが、焦ってます。焦ってますが、話題は相変わらずフットボールです。


今週末(主に3日,4日)と来週の半ば(主に7日)はインターナショナルマッチデイです。W杯予選は各地で大詰め、そろそろヨーロッパ辺りでも出場を決めるところが出てきそうです。一番早そうなのはウクライナでしょうか?

さて、とっても気になるスペイン代表ですが、週末は予選はありません。その代わりとして、7日に大一番のセルビア・モンテネグロ戦を控えて、調整試合のカナダ戦を戦います@サンタンデール。サンタンデールは「リトルブッダ」イバン・デ・ラ・ペニャの生まれ故郷なのだそうです。そういえば、メンバーに入っていませんがマドリーのエルゲラもこの辺りの出身だったような。


アラゴネス爺ちゃんはこの試合は主にセルモン戦でスタメンにならないであろう、控え中心のメンバーで臨むようです。言い換えると、先の親善試合ウルグアイ戦のスタメンがほぼセルモン戦でのスタメンということになるようです。MARCAの予想スタメンでいきますと、

------------レイナ------------
----ファニート----P・イバニェス----
S・ラモス----------------A・ロペス
-----------オルバイス----------
L・ガルシア------------------ルケ
---------デ・ラ・ペーニャ---------
----R・タムード----F・トーレス-----

こんなところでしょうか。

共に先発予想のルイス・ガルシアとデ・ラ・ペニャ

流し読みしたASによると、この試合は親善試合なので6人まで交代が認められていて、F・トーレス→モリエンテス、他にシャビ・アロンソとマルチェナの途中出場も可能性があるだろうとのことです。

ラウルの相棒争いはとりあえず現時点ではモリエンテスが優位なようで、セルモン戦ではスタメンだろうと言われています。それでもこの先を見通せばまだ不安定なもので、状況にもよるでしょうが、アラゴネス爺ちゃんはセルモン戦ではモリエンテス→F・トーレスの交代を既にプランに練りこみ済みのようです。チームとしても個人としても、結果が求められます。どっちにもがんばってほしいんですけど。
試合は本日21時45分、エル・サルディネーロにて。

2人のFernando

そして9月1日

2005-09-01 19:56:36 | football
メディカルチェックまで通したのに、ぎりぎりまでがんばったのに、最後に移籍金を吊り上げられて泣く泣くベンフィカMFの島尾・三郎さん(正しくはシモン・サブロサ)を諦めたリバプール。(他にもバレンシアのダビ・ナバーロを狙って失敗したりとか、やや手薄なままマーケットが閉まってしまいました。いつかのモリエンテス状態になりかねなかったシセの立場が安定したのは嬉しいですが…大丈夫?)

アタッカーのファーストチョイス2名(チェバ&アデバヨル)がそろって怪我をしているのに、古参の選手たちが決死の思いでフロントの補強政策に抗議の声を上げたのに、副会長が「冬のマーケットでがんばります」宣言を出してしまい、不安なことこの上ないモナコ。

移籍マーケットは最後まで何があるかわからないし思い通りにもならないものですが、そんな中でマドリーは本当にセルヒオ・ラモスを手に入れてしまいました。やっぱりこの辺の力業というか移籍テクニックには、一日の長がありますね…(単純に褒めているわけではございませんですよ)。
移籍金は27万ユーロ、35億円くらいでしょうか。大枚をはたいて将来有望なスペイン代表右SBもしくはCBのお買い上げとなりました。各所で話題になっていますが、なんとフロレンティーノ・ペレスが会長になって6シーズン目、初めて獲得したスペイン国籍選手なんだそうです。今までどんなコンセプトで補強をしてきたんだか…。

セルヒオ・ラモス・ガルシア(Sergio Ramos García)
1986年3月30日セビージャのカマス生れ(現在19歳)、183cm/73kg
2002年~2004年セビージャB、2003年~2005年セビージャ
一部リーグで38試合に出場、代表は5キャップ

ポジションは右SBもしくはCBと書きましたが、CBでの起用になるでしょう。右SBにはサルガドがいるし、シシーニョも来ますから。

ともあれようこそセルヒオ君。
ここ数日、スペイン代表はマドリーの練習場であるラス・ロサスで合宿を行っていました(モリエンテスとサルガドがマドリーの練習試合を見学してたり…)。また都合の良いところに滞在していたものですね。今日は親善試合カナダ戦(土曜日)が行われるサンタンデールに移動なのですが、セルヒオ・ラモス君はその直前にバラハス空港の小部屋に拉致され、慌てて白ユニ写真撮影をいたしました。忙しないですね。オフィシャルでは生着替え動画も見れます。無理に見なくてもいいですが。
背番号は「イエロの4」なのだそうです。将来的にもスペインを代表するイエロみたいな選手になってくれると良いと思います。

左から新人マドリディスタ、先輩マドリディスタ、外部マドリディスタ。


駆け込みのドタバタ移籍はどこの国でもあったようですが、全体で見るとぎりぎりのサプライズは例年ほどはなかった印象です。スパーズやニューカッスルなど、イングランドの動きが比較的派手だったようには思いますが。
個人的に「おお~」と思った移籍をいくつか。

ダリオ・シルバ、セビージャからポーツマスへ。
まず一番驚きもし、かつ嬉しかったのがこれです。ご実家(=ウルグアイ)の方に帰ってしまったものだとばかり思ってました。ハンマーパンチ、遂にイングランドに上陸です。

ハビエル・ガルシア・ポルティージョ、クラブ・ブルージュへ。
オーウェンが出たことでマドリーに残留するのではないかと思っていたのですが、ポルティは外に出ることを選びました。買い取りオプションなしの1年間レンタル移籍。クラブ・ブルージュはCL本戦に出場が決まっていて、バイエルンやユーベと同グループに入っています。がんばれポルティ。(でもちょっとFWの控えが不安になってきた…)

ディエゴ・ミリート、ジェノアからサラゴサへ。
サラゴサにミリート兄弟が揃いました。ちなみに兄のディエゴはFWであります。以前マドリーと破談になった弟のガブ・ミリート、今でも惜しいことをしたと思ってます…。

追加:
セルヒオ・ラモス本人のインタビューは熱狂的さんに出てますし、そのうちlivedoor マルカあたりにも出ると思うので、89/90シーズンから14年間にわたってマドリーに所属、4番をつけていたイエロのコメントをMARCAより。
セルヒオ・ラモスは素晴らしいフットボールプレイヤーだ。彼はその態度でもってレアル・マドリーでプレイすることができる。彼が4番をつけるというのなら私はとても満足だよ。彼のような若いスペイン人選手があの番号を輝かせることができるんだ。