野菜ソムリエとして活動しておりますが、
実はお魚屋さんが
なにより大好きですねん!
お魚屋サンのあの威勢のいい声と、
迷いがみじんもない
あの見事な包丁捌きを見ていると
これこそ“日本男児”という気がしてきて
この年になっても
ついつい見惚れてしまいますねん!!
ピボット発「秋のお魚教室」から
先ほど帰ってきたばっかりなんだけど
いつもいつも「目から鱗」でね。
どれだけ鱗がこの顔に堆積したかわからないほど
口から出る言葉は・・・
へ~~~そうなんだ、
ひえ~~びっっくり!
へ~~そんなんはじめて!
ぎょぎょぎょ
の言葉の連続
今日はなぜにこんなに早くブログに書こうとしているかというと・・・
メモですよ、メモ
折角鱗が落ちて
視界が開けたんだから
又視界が暗くなる前に
お裁きのぎょぎょぎょテクを書いておかなくちゃね。
今日のお魚
講師はおなじみ
遠山のきんさんこと・・
粋な「北辰」の下谷地さん
今日も桜吹雪が舞いますぜ~~
「最初に捌くといえば・・・・こりゃあ、イカにかぎらあ」
「親指を先にグイと入れてな、そうすっと腑がとれるだろ。
そしたら、ここに包丁を入れると、墨と内臓が一緒にとれるんだな」
ひえ~~~
「イカにゃあ虫が時々いっからよ。
虫はとんねえど、いけねえど。(注:虫はとらないといけません)
ほら・・ここに虫いだど~!!」
「え、どれどれ、どこ?」
こちらの方は大変お優しい口調で・・・・
「はい、こうすると綺麗に皮をとることができます。」
うんうん。。。
次に捌くのは、前回の記事で紹介したシャケの子「いくら」
「いくらはな~~、こうやって網の上でぐりぐりするとな
綺麗にとれるんだな。
熱湯かけてとるンじゃねえぞ。いぎ(活き)がわるくなっからな」
はぁぁぁ
あらま~どうしましょ。
前回書いた記事のいくら丼のいくらは・・・
熱湯かけたんですけど
「こうすっとな、最後の一粒まで残さずにとれっからな」
うんうん
すごいすごい!!
下谷地先生がお裁きしている間に・・・
オタフクさんが、黙々とイカのお好み焼き作ってくれてますねん。
ハフハフ
3番目に教えてくれるのは「さんま」の捌き方
さんまはな、えらのところをな、1/3位切るんだ。
そしたら、頭を包丁で押さえて
お腹をぐりぐりしてから、頭をひっぱるとな・・・
頭と内臓が一緒にとれるんだな。
ひえ~~こんなの初めて知った~~
お隣にぐりぐりという音が聞こえるくらい
骨のすぐ上に包丁があたるとな、
綺麗な3枚おろしができるんだな。
「な、この音がな、かっこいいだろぅ」
うんうん
「さんまの内臓のところの小骨はな
みんな、さっとそぎ切りにすることが多いだろうがな。
先ずは腹の方の皮、端1㎝くらいの所にすっと包丁を優しく入れてな、
そうしたら、最後のおしり側だけはしっかりと包丁をいれてな。
そうして、しっぽから身を手前に引っ張ると
ほら綺麗に、腹の小骨がとれるだろ」
って、まるでお魚マジックショーを見ているよう。
ひえ~~
すごい、すごい
4番目は「サバ」
「さばはな、親指を上手につかうとな
内臓と一緒に血合いも綺麗にとれるだろ。」
へ~~
そしてやっと最後にカレイのお裁きに。。。
「カレイの唐揚げはな
こうやって縦にまっすぐ切り目を入れたら
今度は骨に沿って、横に切り目をいれるとな・・・」
「揚げたときに、綺麗に骨から身がはがれんだな。
そうすっとな、
小さい子供もたべやすいだろ。」
うんうん
最初から最後まで
目から鱗のお魚お裁き教室。
だけどね、お魚の捌き方を
基礎から勉強できる機会って、ほとんど無いから
すごい為になるよね。
最後は威勢のいい声で
「いっくらでも、いくら食べていけ~~」ってね。
こりゃまたお腹も気持ちも
「ほくほく」となった
北辰さんセミナーでした。
チャンチャン
「・・・今度は、シャケのちゃんちゃん焼つくろう 」
場数をこなすのが早道なんだろうけど…
なかなか機会がないですよね~
私も若いときは日本海で釣りして
へたなお刺身作って食べておりましたよ。
男性の方も多く参加なさってました。
覚えたらお魚捌くの
とっても楽しそうですよ。
お魚さばきはどんだけこなすかとセンスだと思います。
美味しいって言ってくれる家族がいることもありがたいですね。
墨袋が破れてしまって・・・
躓いてしまいました。
家では殆どそんなことないのにね~~
日本男児がいっぱい現場にいたから
あがってしもうたのかな。。。
こちらこそ、大好きなお魚教室に
お誘いいただき、有り難うございました。
結局ね・・・
蔵王の記事は書けなかった。。。
正直ブログも大変だね~~