穏やかな日曜の朝を迎えております。皆さんおはようございます。
料理教室「花野果村キッチンガーデン」も終わり、今日はゆっくりしております。
10月のテーマは「アース色の秋の和食」
“天然ぶりと豆腐&ネギの煮付け”をメインに、”浸し地から作ったほうれん草と焼きマイタケのおひたし”、“エビしんじょのお吸い物”、“2色サツマイモご飯”、そして、“宮城、山形、福島の食文化圏で作られてきたイチジクの甘露煮を使ったデザート”の5品を皆さんに作っていただきました。5品というと大変そうな気がしますが、早朝から下準備を念入りに済ましているので、皆さんが料理に費やす時間はほぼ30分のみです。
出来上がった料理をテーブルに並べた時には、皆さんが異口同音に「まるで料亭みたいな食事!」という言葉を発し、「今夜はこれ絶対作ろう」「ぶりの煮付けがこんなに柔らかくできるのがびっくり」「今日のレシピの材料早速買って帰ります」などなど、嬉しい言葉を口に出してくれるので、私も顔がすっかりほころんでしまいます。
コロナ下ではありますが、「今日来て、パワー頂けた~」という言葉と皆さんの美味しい笑顔が、私の前に進む原動力。不要不急の外出は控えるという言葉も出てますが、家に閉じこもっているばかりでは、精神的な面が心配ですよね。
来月はお楽しみのクリスマス料理教室。海に囲まれたこの島国では、和食文化を伝えてきながら、四季折々、その土地の食材を取り入れて、柔軟にアレンジを加えながら、あらゆる国の料理を自国の食文化として取り入れてきたんだと改めて思います。料理の世界はけして一つだけではない、創造と愉しみの世界なんですよね。
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