定休日で誰もいない店内はひっそりとしていた。薄暗い照明。ラベンダーの香り。
マッサージチェアのような居心地のよい椅子に足を伸ばして座ると、手のマッサージを念入りにしてくれた。その気持ちよさが眠気を誘ってくる。慣れた手つきに爪の形が整えられ、爪が綺麗に色付いていく。
その後、マニキュアを乾かすために両手をそれぞれ機械に入れられ、この間に足の指も塗りましょう、と温かいタオルで足を拭いてくれた。その後、彼の指が丁寧に足の指をほぐしはじめた。性感帯を刺激されるその動きにあせって身を起こそうとすると、
「まだ乾いてませんから、その機械から出さないでくださいね」
綺麗な瞳が言う。細い指が足首からふくらはぎに上がってくる。
「あの……」
「だいぶ凝っているようなので、マッサージしてあげますよ。僕、マッサージ師の資格も持っているんです」
そういわれて、いやらしいことを想像してしまった自分を恥じた。そりゃそうだ。こんなに綺麗な男性だもの。彼女の一人や二人や三人や四人いるに違いない。私みたいなパッとしない女に手を出してくるはずがない。
心地よい指圧に目を閉じる。睡魔が襲ってくる。ウトウトと眠りかけていたが、異変に気が付いて薄く眼を開けた。
「あ……」
思わず声が出る。明らかにマッサージとは違う、愛撫ともいえる指使い。内腿に優しく細い指が這っている。じわりと濡れてくるのが分った。まだ触られたわけではないのに、陰部が熱くなっている。
「あの……」
「手、機械から出しちゃダメですよ」
笑いを含みながら青年が言う。スカートをたくしあげられ、思わぬ強さで足を抑えつけられた。
「濡れてるの、自分でも分かりますか?」
のぞきこんでくる黒い瞳。金縛りにあったように動けない。
「もっと濡らしてあげますよ。いいものがあるんです」
茶色い瓶を青年の右手が取り上げる。左手に素早く下着をはぎ取られた。
頭が朦朧として抵抗することができない。この漂う香りに何か入っているのだろうか? 体の自由がきかない。
茶色い瓶の液体が臍の下あたりに出された。ひんやりする。
「これをね、ここに塗ると……」
「あああっ」
条件反射的に声が上がる。冷たいはずの液体が陰部に塗られた途端、ものすごく熱くなり、ドロドロと愛液があふれでてきた。
「あ、あ、あ、あ……」
今までに経験したことのない感覚。全身の神経が陰部に集中している。
「太いもの、入れてほしくないですか?」
言われて、喉が鳴る。ああ、この中に入ったらどんなに……。
声にならず肯くと、青年は綺麗に微笑んだ。
「じゃあ、これを……」
ブルブルブルと音がする。突起物がごつごつとついた太く長いもの。これはバイブというものだろうか? 本物は初めてみた。
ゆっくりとその物体は陰部の上を震えながら動き回り、溢れでた愛液をからめとっていく。我慢ができない。早く中に入れて早く入れて早く早く早く! これ以上ないほど焦らされた後に、愛液まみれのその物体が、一気に中心を突いてきた。
「!」
悲鳴にならない声。快楽の頂点に達し、私は気を失った。
マッサージチェアのような居心地のよい椅子に足を伸ばして座ると、手のマッサージを念入りにしてくれた。その気持ちよさが眠気を誘ってくる。慣れた手つきに爪の形が整えられ、爪が綺麗に色付いていく。
その後、マニキュアを乾かすために両手をそれぞれ機械に入れられ、この間に足の指も塗りましょう、と温かいタオルで足を拭いてくれた。その後、彼の指が丁寧に足の指をほぐしはじめた。性感帯を刺激されるその動きにあせって身を起こそうとすると、
「まだ乾いてませんから、その機械から出さないでくださいね」
綺麗な瞳が言う。細い指が足首からふくらはぎに上がってくる。
「あの……」
「だいぶ凝っているようなので、マッサージしてあげますよ。僕、マッサージ師の資格も持っているんです」
そういわれて、いやらしいことを想像してしまった自分を恥じた。そりゃそうだ。こんなに綺麗な男性だもの。彼女の一人や二人や三人や四人いるに違いない。私みたいなパッとしない女に手を出してくるはずがない。
心地よい指圧に目を閉じる。睡魔が襲ってくる。ウトウトと眠りかけていたが、異変に気が付いて薄く眼を開けた。
「あ……」
思わず声が出る。明らかにマッサージとは違う、愛撫ともいえる指使い。内腿に優しく細い指が這っている。じわりと濡れてくるのが分った。まだ触られたわけではないのに、陰部が熱くなっている。
「あの……」
「手、機械から出しちゃダメですよ」
笑いを含みながら青年が言う。スカートをたくしあげられ、思わぬ強さで足を抑えつけられた。
「濡れてるの、自分でも分かりますか?」
のぞきこんでくる黒い瞳。金縛りにあったように動けない。
「もっと濡らしてあげますよ。いいものがあるんです」
茶色い瓶を青年の右手が取り上げる。左手に素早く下着をはぎ取られた。
頭が朦朧として抵抗することができない。この漂う香りに何か入っているのだろうか? 体の自由がきかない。
茶色い瓶の液体が臍の下あたりに出された。ひんやりする。
「これをね、ここに塗ると……」
「あああっ」
条件反射的に声が上がる。冷たいはずの液体が陰部に塗られた途端、ものすごく熱くなり、ドロドロと愛液があふれでてきた。
「あ、あ、あ、あ……」
今までに経験したことのない感覚。全身の神経が陰部に集中している。
「太いもの、入れてほしくないですか?」
言われて、喉が鳴る。ああ、この中に入ったらどんなに……。
声にならず肯くと、青年は綺麗に微笑んだ。
「じゃあ、これを……」
ブルブルブルと音がする。突起物がごつごつとついた太く長いもの。これはバイブというものだろうか? 本物は初めてみた。
ゆっくりとその物体は陰部の上を震えながら動き回り、溢れでた愛液をからめとっていく。我慢ができない。早く中に入れて早く入れて早く早く早く! これ以上ないほど焦らされた後に、愛液まみれのその物体が、一気に中心を突いてきた。
「!」
悲鳴にならない声。快楽の頂点に達し、私は気を失った。