「3次会参加希望?」
飄々と彼が言う。
手に新しいタバコを持っているところをみると、
タバコを買うために外にでただけらしい。
また店に戻ろうとしている。
階段の手すりをみるフリをして、慌てて彼に背を向ける。
「一杯やってく? すぐ閉店だけど一杯くらい飲めるよ」
「やめとく」
「なんで?」
顔をのぞき込まれそうになって、急いでそっぽを向く。
「どした?」
「どうもしない」
あやしい。私、かなりあやしい・・・。
でも素顔を見せるわけにはいかないっっ!
「じゃ、ちょっと待ってて。会計すませてくるから」
なぜかクスクスと笑いながら彼が扉を明けた。
「待っててよ。帰らないでよ」
念を押されて、背を向けたまま肯いてみせる。
ううう。なんでスッピンできちゃったんだろう。
でも・・・会えて嬉しい。
飄々と彼が言う。
手に新しいタバコを持っているところをみると、
タバコを買うために外にでただけらしい。
また店に戻ろうとしている。
階段の手すりをみるフリをして、慌てて彼に背を向ける。
「一杯やってく? すぐ閉店だけど一杯くらい飲めるよ」
「やめとく」
「なんで?」
顔をのぞき込まれそうになって、急いでそっぽを向く。
「どした?」
「どうもしない」
あやしい。私、かなりあやしい・・・。
でも素顔を見せるわけにはいかないっっ!
「じゃ、ちょっと待ってて。会計すませてくるから」
なぜかクスクスと笑いながら彼が扉を明けた。
「待っててよ。帰らないでよ」
念を押されて、背を向けたまま肯いてみせる。
ううう。なんでスッピンできちゃったんだろう。
でも・・・会えて嬉しい。