ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

Dear Mark Buxton

2007-10-12 06:54:34 | Weblog
そこには静かな夜があった
ボクは永い眠りに就いていた
ボクは十分に戦える状態であったにも関わらず
決して戦おうとしなかった

そこには穏やかな夜があった
ボクは深い眠りから目を覚ました
ボクはボクが誰かも分からず剣を振るおうとした
敵が誰なのかもしらないままに

そこには凪のような夜があった
ボクのカラダは満足に動かなくなっていた
ボクはボクが戦いに敗れて散りゆく兵士のように想えた
まだ生きた実感さえも感じていないのに

そこにはまだ知らぬ夜があった
ボクは無償の施しを全身で受け続けた
ボクはボクが無力で何も出来ない存在だと知った
それが今のボクが生まれた瞬間だった