ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

I' m just human.

2012-05-06 22:25:00 | Weblog
ここは一体どこなんだろう?
目が覚めると僕は、眼下の灯りを見下ろしていた。この世界は僕のものか?・・・僕は一体どこにいるんだろう?
・・・まるで神様になったみたいだ・・・

樹齢250年の親杉の枝の下・・・小雨がポツポツと音を鳴らす。

神様はきっと、とっくの昔に自殺してしまった。喋るカカシのように。
人間は「欲」という意識を自ら覚醒し、突き詰め、そして神を見殺しにした。

ここは・・・天界ではない。・・・僕は神様じゃなかった。

・・・よかった。・・・幸せな気分だ。

サクラ

2012-05-06 21:15:34 | Weblog
岩手と秋田は桜が満開。ついつい寄り道をしてしまう。
鹿角で、突然の雷雨。水難の相は、まだ続いているみたいだ。

昨日の夜からの出来事を振り返りながら・・・長い一日だったなと・・・想う。
寒さ、闇、夜明け、霧、日の出、座ったまま眠り、ポカポカの陽気の中を、花々の中を走り、雷、雨・・・。

そして僕は小人たちの宴に出会う。

コーヒーとアップルパイ

2012-05-06 05:30:16 | Weblog
出発から4時間。出発から5分で後悔した。・・・寒い。寒いのに北へ向かう。今寒いのに、これからもっと気温は下がる。

暗闇の中をビュンビュン飛ばして走った。ビュンビュンなんて走りたくないのに、寒すぎてついビュンビュンになってしまう。

スーパームーン・・・ずっと月を見ながら走った。薄ぼやけたり、霞んだり、くっきり見えたり・・・大きな月が西の空に沈むまで、月を見ながら走った。

4時前、空が白んできた。・・・これほど夜明けを待ちわびた時があっただろうか?これほどまでに、夜明けを待ち望んだことがあっただろうか?
・・・ある。すげぇある。何度もある。もっと辛いことなんて山ほどある。
ありはするが、今日の夜明けは格別なのである。

夜が明けたと想ったら、ものすごい霧に襲われた。一時間、ずっと霧の中を走った。
そりゃあ半端ない霧で・・・信号が赤なのか青なのかも分からない・・・。せっかくの夜明けが台無しになった。雨みたいに、びしょ濡れになる霧だった。

次に待ちわびるのは日の出だ。お日様さえ出てくれれば、気温なんてグングン上がるに決まってる。
もう冷え切ったこの身体を温めておくれ。
右手に見える山の上の空がオレンジ色に変わっていく。なかなか上がってこない。まだか、まだか、まだかぁ? 
少しして、赤い太陽が恥ずかしそうに顔を出した。

やぁ!元気かい?

そして僕は、眠くなった。寒さも眠さも限界みたいだ。
気温は六度。冬だ。真冬よりは寒くない。全然寒くない。でも・・・僕の装備は春仕様に変わっているのだ。
インナーダウンも着ていない。グローブも春用だ。だから、凍えるほどに寒い。

そして、ちょっと疲れた。

今やっと盛岡に入った。パンにハンバーグを挟んで売っているお店でコーヒーを飲みながら、ちょっと意識を休ませることにするよ。

針路を北へ

2012-05-06 00:20:11 | Weblog
今年のゴールデンウイークは、長い。よね?
4/27の夜に埼玉を出て石巻に来た。雨で休みはあったものの、今日まで良く頑張った。と想う。

今回の石巻遠征の日程は、今までになく変速的だった。土曜は空けてくれと頼んであるのに、土曜が二回も入ってしまった。

僕は、ちょっと怒った。

ちょっと怒ったから、こう言った。

「ゴールデンウイーク無しで働くってことはさ、やっぱりその後にプラチナムウィークみたいなものがあってもいいと想うんだよね。いや、逆に、なければいけないと想うんだよね。どう想う?」

そう、いつも僕はこうやって休みを頂く。

そんなわけで、今日から一週間の休暇です。

仕事終わりの疲れた身体で、そそくさと荷造り。お世話になった家の掃除。
今、しばしの休憩中。身体を畳に横たえてます。

明日の東北は午後から雨の予報。なので、雨が降る前に目的地へ着いて、テントを設営したい。
だから、もう少ししたら出発です。一般道を夜通し走る覚悟です。

まずは、弘前を目指します。
桜が綺麗・・・そんな気がしています。

それでは、旅ブログ、乞うご期待ϵ( 'Θ' )϶