ここは一体どこなんだろう?
目が覚めると僕は、眼下の灯りを見下ろしていた。この世界は僕のものか?・・・僕は一体どこにいるんだろう?
・・・まるで神様になったみたいだ・・・
樹齢250年の親杉の枝の下・・・小雨がポツポツと音を鳴らす。
神様はきっと、とっくの昔に自殺してしまった。喋るカカシのように。
人間は「欲」という意識を自ら覚醒し、突き詰め、そして神を見殺しにした。
ここは・・・天界ではない。・・・僕は神様じゃなかった。
・・・よかった。・・・幸せな気分だ。
目が覚めると僕は、眼下の灯りを見下ろしていた。この世界は僕のものか?・・・僕は一体どこにいるんだろう?
・・・まるで神様になったみたいだ・・・
樹齢250年の親杉の枝の下・・・小雨がポツポツと音を鳴らす。
神様はきっと、とっくの昔に自殺してしまった。喋るカカシのように。
人間は「欲」という意識を自ら覚醒し、突き詰め、そして神を見殺しにした。
ここは・・・天界ではない。・・・僕は神様じゃなかった。
・・・よかった。・・・幸せな気分だ。