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斜里まで、どんな状態で来たかというと・・・。
クラッチレバーが戻らない。これは手動で戻すからどうにでもなる。
タイヤに釘が刺さって、ゆっくりと空気が抜けていくスローパンクチュア。要するにパンク。これもちょっと走るごとにガソリンスタンドで空気を入れてもらえばなんとかなる。
チェーンが伸び切って、タルンタルンになる。これが原因だと思われるのだが、二年連続でスプロケが折れている。これもまぁ、走れないわけではないのでなんとかなる。
一つ一つの問題はなんとかなるが、この三つが合わさると・・・想像以上に満身創痍感が漂う。そんな問題を抱えながら、尚最果てを目指す自分に、ちょっと酔う。
斜里のバイク屋に一日入院させた。
修理代が2万8千円もかかった。まぁ、おれの命と旅の値段は、辛うじて2万8千円以上はあると思われるので・・・致し方ない。
晴れて、復調したマグナが帰ってきた!と思えればいいのだが、チェーンは替えたがスプロケの歯は折れたまま。
まだまだ、騙し騙しの旅は続くのである。
バイクとは関係ないのだけれど。
昨日、代車のセローに乗って200キロほど走った。そしたら、ポケットにぽいっと入れておいたクレジットカードが消えたいた。たぶん、風で飛ばされたんだな。ちょっと笑えた。
そういう星回りの今ならば、そういう星回りに挑む戦いを。そんなことを想う今日この頃。
今日も僕はご機嫌だ。そういうこと。