ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

若気の至りソング・・・100曲あります。

2015-05-20 23:29:37 | Weblog
僕らの町の事業の一環。青少年健全育成なんちゃら。そんなわけのわからない、バカな若者たちのアホみたいなバンド活動のために、貴重な税金、市民の血税がジャブジャブと遣われる。・・・ははは。いい時代だったなぁ。

税金を使うだけあって、定期的に会議があったりしてね。ダラダラと他愛のない、どーでもいいくだらない話をしたりしてね。市民の血税だからね。おれらのタバコ税だからね。

そんなしょーもない会議で、ある発案がされる。

今年は大きなイベントをやろう!である。

つまり、フジロック的な。つまりフェス的なね。
一同、だるーく盛り上がるのである。

税金と言っても、我が町は小さいのである。だから、フジロックみたいには出来ないのである。1000人規模の大きなホール。PA、照明等々、出演者で持ち回るのである。

つまり、オアシスのノエルギャラガーが、レディーガガのステージの音響調節係をやり、ミスチルの桜井くんが、安室奈美恵ちゃんにピンスポを当てて、ちょっとミスってしまい、AKBのパルルに「ちょっとあんた、何やってんのよ?」と睨まれるような、なんとなく、そんな感じなのである。

もちろん、最後はUSAフォーAfricaみたいな、ウィーアーザワールド的な唄を歌わなければならないから、そこは、ろくでなしの我の強さで「おれが書く!」と譲らず、ボブゲルドフ役は僕に決まり、パート分けとかやったりして、一人悦に入る。

作った曲のタイトルがVOICE OF KIDSだったので、イベント名も必然的にVOICE OF KIDSとなる。
税金で作られたパンフレットの裏表紙にVOICE OF KIDSの歌詞が載ったりして、パート分けとかやったりして、一人悦に入る。

振り返ってみると、若気の至りな曲なのです。おわかりでしょう。若さとは罪なのです。悦に入りたい年頃だったのです。

その後数年して、その頃の仲間たちが、僕の前でVOICE OF KIDSの決めパートを歌ったりすると、なぜだろうか?僕はそいつを殺したくなる衝動に駆られるのであった。

そして、その翌年、僕らの町に、シナロケがやってくるのである。
再び、税金をジャブジャブと使いまくるのである。ははは。いい時代だったなぁ。。。

つづく。