ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

シナロケがやって来る、ヤァヤァヤァ。の巻。

2015-05-22 02:26:03 | Weblog
シナロケがやって来る、ヤァヤァヤァ。なのである。
シナロケとは、鮎川誠率いる正真正銘のロックバンドなのである。ロックバンドでしかない、ロックバンドなのである。鮎川誠といえばマーシャル直結のレスポール。マーシャルの電源を切らずに、バチコーンとシールドをアンプにぶっ挿す豪快な仕草にシビれない人はいない。老若男女を問わず、誰もが必ずシピれる。

鮎川誠率いるロックバンドのボーカルは、嫁のシーナである。シーナと肩を並べられる女性ロックバンドボーカリストなどいないのである。辛うじて肩を並べられるのは知床旅情の加藤登紀子くらいなのである。加藤登紀子の歌う唄はロックではないのだが、生き方がロックなのである。だが、今はロックバンドの話をしているので、やっぱり肩を並べられる人はいないのである。あなたと飲みたいレモンティー!なのである。

あと、ベースの人とドラムの人がいる。


わが町の話である。
タバコを吸ったり、卑猥な落書きをしたり、このままいくと危険なドラッグに手を染めてしまい、ピックの代わりに注射器を持ってヨダレを垂らしながら街を徘徊することになってしまうであろう不良少年たちを更生させるプロジェクト。税金をジャブジャブ遣う、青少年健全育成なんちゃらの話なのである。

企画から準備、パンフ作り、ステージの飾り付け、音響に照明、演奏から後始末まで、バンドマンによるバンドマンのためのバンドマンのためのコンサートを成功させた僕たちだったのである。

まんまと更生しつつあるのである。

その頃には先輩もいて後輩もいるのである。まんまと更生させられているのである。楽しいのである。バンドっていいなぁ。音楽っていいなぁ。仲間っていいなぁ。なのである。

なんとなく更生していく青少年たち。予算を付けた町の人たちも喜ぶのである。そして、調子に乗るのである。次は何だ!何をする!?なのである。
成功したから、また予算が付くのである。前よりももっと予算が付くのである。ざっと200万円。

町の予算で呼べる人。呼べる人たち。呼べるバンドマン。

白羽の矢を立てたのが、シーナANDロケッツ。

果たして、片田舎の、駅から徒歩30分の町の小さなホールに、天下のロックバンドは来てくれるのだろうか?

答は、イエス。なのである。

つづく。