閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

義弟家族と会食

2015-10-27 06:45:36 | 閃き
夕食は義弟の家族とご一緒させて頂く事になっていた

キャリアバッグ一杯に詰め込んだ手土産と共に会場へ向かう

会場は料理の美味しさでは評判の義弟がよく連れて来てくれるレストラン

義弟のご両親、奥様、長男の夕食会に同席した長女は大学生で勉強が忙しく本日はキャンセルだとか


食事をしながら楽しい会話が弾んだ

1人ひとりにお土産を手渡し、妻からのメッセージを伝えた

お昼に購入した台湾のウィスキーの試飲容器は義弟の父親のグラスに注がれた

お父さんは大変気に入り、1本を空け2本目の半分ほどまでストレートで呑んでいた

2度の心臓の手術を受け、80歳とは思えない飲みっぷりである

後で義弟に聞いたのだが、試飲の価格を聞いて高すぎると文句を言われたそうだ

お父さんは無駄使いはしない人なので、高価なものは口になされないらしい


義弟の長男は日本のアニメが好きで、アニメーションの学校へ行っている

相当詳しく、私にはよく判らなかったが、他の誰よりも理解を示したようで前回ご一緒した時に気に入られて、私が来るというので沢山のアニメの資料を抱えてやってきてくれた

食事をしながらアニメの話を聞くのは、テーブルから孤立することになる

時々、義弟から注意されながらそれでも色々と話をした

長女の婿がアニメ好き、マンガ好きなのでおそらく気が合うだろう

彼の読んでいた雑誌にあったマンガを覚えていたので役に立った


彼の夢は日本でアニメ製作をする事

現在、卒論を書いているのだが、テーマは宮崎駿だそうな

彼はアニメソングも好きで、独自で日本語を北京語に訳して歌詞カードを作っている

彼は、日本的な優しさや、強さや、直向きさの歌詞が好きだという

アニメソングなどは聞いた事は無いが、改めて歌詞を見てみると、意外にストレートに素直に表現されている

これも日本の誇れる事なのだと、彼に教えて頂いた


和やかに食事会は終了し、ご両親、奥様と固い握手をした

息子とは何とハグをして分かれたが、日本のお父さんといってくれた事が嬉しかった

義弟との結びつきをさせてくれた父と慕う方を義弟は日本のお父さんと呼ぶが、私も同じになれる地震は無いが素直に嬉しかった

海を越えた深い絆である

日本人も見習うべきである
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする