コロナの次はウクライナに話題を奪われて参院選については関心は何処へやらの感じさえする
長引くウクライナの戦争はロシアからの原材料が滞って日本経済への影響も深刻になってきている
ロシア産の木材、天然原料、海産物、穀物などの輸入が止まり
ただでさえコロナ禍で低迷している半導体不足や
極度の円安で高騰する原油によるガソリンや電気代の高騰、輸入食料品の値上げなど
一般消費者にとっては給料は上がらないのに物価が高騰するアンバランスが生じている
自動車の生産調整で部品工場は停止し、コロナによる雇用調整助成金でなんとか凌いでいるものの
こんな状況が続けば飲食業界や観光産業に続いて製造業も瀕死に陥る
軍事強化も大切な問題なのだが、現在の日本の状態を観てどうしてゆくかという話題はメディアも含めて話題にもしない
このまま黙っていれば参院選は楽勝とでも思っているのだろうか
最近、保守系のネット番組を観ていても左翼同様に騒ぎ立てているに過ぎない様に映るのは、今の日本の問題に触れずに軍備一辺倒の話題に偏っている感があるし、どうすれば良いか、どうすべきかという示唆さえない
出版する著書が売れ懐が暖かくなった人間の説得力は薄くなる一方だ
野党も与党同様に大人しくしているのは、ここでヘタを打ったら参院選に響くと手が後ろに回ったまま
官僚は働かず、政治家までこんな状態ではお先は益々暗い
考えましょう