閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

餌付け

2020-09-21 12:35:34 | 閃き
ほぼ毎日双子の孫の内の一人(男児)が我々の部屋へやってくる

コロナ禍で、巣籠り生活を始めた時に肺炎になり息が苦しくて口を開けて眠るので喉が痛くなり、寝ながらのど飴を舐められるように枕元の小さなカゴにいくつか入れて置いていた

それを孫が見付けて婆にせがみ味を占めて以来やってくる様になった

初めの内はそれを知った孫4人が一度にやって来るので、足りなくなったり分前が少なかったりしたので、最近は1人でこっそりやって来る

日頃から食が細く身体も小さいので婆と心配していたので、娘夫婦には内緒で飴や袋菓子を少しづつ置いておくようになった

もっと食べたいとせがんでも、カゴの中が空っぽなので諦める

婆か私の隣にチョコンと座って袋から出すように差し出し、食べ終わると皆の所まで帰ってゆく

まるで餌付けしているようだが、食べている間に色々とお喋りしてくれる

婆も私もこのひと時を楽しみにしているから暫くは続けるつもりだ



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