閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

減価償却

2012-12-05 13:18:21 | 閃き
中央自動車道の笹子トンネルの崩落事故は衝撃だった

被害に遭った方々には慰めの言葉も無い

新聞には定期点検の不適切さが問題になっているが、肝心なのは耐久性だろう

供与から30年以上を経過しているが、耐久年数は何年だったのか

いくら点検をしても耐久年数を超えたならば、施工し直さなければならない


今回の様な構造で見直し工事に必要な費用は8兆円だそうな

一般では、こういった場合の為に減価償却を行い、内部留保しておくから、費用の心配は無いはずだが

高速道路の収益は、民営化されて2047年迄に40兆円の高速道路建設費用の返済に充てなければならないので

減価償却して内部留保しているかどうかは不明だ

もし減価償却されていないのであれば、物の道理を知らない方策だと言わざるを選ない


一度完成した高速道路は永久に料金を稼いでくれるという考えだ

しかし、どんなものでも古くなれば維持費が嵩んで来るものだ

従って、収益性は悪くなる一方になる

ご存知の高速道路無料化が如何に馬鹿げた政策なのかが良く解る

無料化より安全を優先するために減価償却は必要だ
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