2月6日のことです。息子から
「朝刊を読んでたら、“タレントKのブログが炎上。18人の男女を名誉棄損で書類送検”ってあったけど、『ブログの炎上』ってどういうことなん?」と聞かれて、次のようなことを喋りました。
炎上とは、建物や乗り物などが燃え上がって手が付けられない状況を言うのは知ってのとおりだけど、以前から野球では、投手が安打を浴びたり、四死球を与えたり、暴投するなどして大量失点することを「炎上した」と比喩的に表現している。
情報システムの世界でも “ネット用語”として使われている。
ブログは特別な設定がされていない限り、誰でもコメント欄にメッセージを書き込むことが出来るようになっている。
ブログ記事や投稿者の行動に反応して、否定的な意見や、発言に無関係な中傷的なコメントが集中的に大量に書き込まれた状態を“ブログが炎上した”と言っている。
因みに、無意味な書き込みや煽り(あおり)文句ばかりが書き込まれた状態は「荒らされる」と表現している。
まあ、火事で炎が立ちあがり、手のつけようがないパニック状態に陥ってる様子に似ていることから、比喩表現として使われるようになったと考えればいいと思う。