今朝(2月5日)の6時過ぎ、いつものようにNHKラジオを聴きながら髭を剃っていると、
「昨日5時過ぎに宇宙ステーションを見たというお葉書・・・・・今日も6時過ぎに西の空を通過する大きな光が数分間見れる・・・・・・」
(えっ?!今、何て・・・!)
顔に泡を塗ったくったまま、西向きのバルコニーへと飛び出しました。
「どうしたの?」と背後で女房が訊く。
「宇宙ステーションが見えるらしい!!」
左手方向に、大きな一際輝く光が「スーッ」と接近してきている。
「見えた。早く来い!」
2~3分間の“天体ショー”です。
西方向から東方向へ。左手から右手の方へ。
正面では、迎角40°位の高さを
まだ明けやらぬ暗い空を光り輝きながら、音もなく静かに通過していきました。
ふと気が付くと顔の泡は消え、今にも凍らんばかり。それでも、気持ちが昂ぶっているのか、寒いとは思いませんでした。
国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)は、地上約400km上空に建設されている巨大な有人実験施設です。
1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などが行われています。
ISSは南極大陸に次ぐ、人類にとって二つ目の「国境のない場所」です。
米国、日本、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ロシアの15ヶ国が協力して計画を進め、利用していくとされています。
宇宙航空開発研究機構(JAXA:Japan Aerospace Exploration Agency)のホームページにアクセスすると、左下の『便利ツール』に<ISSを見よう>というリンクがあります。
リンク先ページを少し下にスクロールすると、『ISSの目視予想情報』という項目があります。この中の<国際宇宙ステーション(より詳細な観測地の選択ができます)>をクリックすると、以下のページに遷移します。
表示されている地図上部の緯度・経度入力欄に住まいの緯度・経度を入力し、「計算」をクリックすると、住居地点でISSを見ることができるデータを表示したページに遷移します。
神戸で明日以降見ることができるのは、
6日(土)5:04 頃 東の空 迎角30°あたり
7日(日)5:27 頃 北の空 迎角35°あたり
8日(月)5:50 頃 北北西の空 迎角15°あたり
住まいの緯度・経度はどうやって知るのかと言われる方もいらっしゃるのではないかと思います。
私は、aoba様(個人)が運営されている『Geocoding.jp』サイトが利用し易いと思いますので、ご紹介しておきます。
住居表示で検索すると、Google地図と緯度・経度が表示されます。
興味のある方は、このブログの左上にあるのリンクをご利用下さい。