会社のPCで使おうとBUFFALOのSSD(64GB)を購入しました。
このSSDにあるバックアップや高速書込みなどの機能は不要なので、NFTN形式でフォーマットし直しました。ここまでは、SSDに入っていたマニュアル通りなので、何も問題は無いはずです。 フォーマットが終わり、いざファイルを書込もうとすると、「アクセス権を取得してから再試行するように」とのメッセージ。
SSDのプロパティのセキュリティ設定を確認すると、確かに権限がありません。
権限を得るための設定変更を行おうとしましたが、設定変更する余地がありません。2~3時間あれやこれやと悩んだ結果、このPCにはアカウント制限があるのではと思いました。
もし、アカウント制限があるのなら、このPCでなにをやっても、その制限内のことしかできません。そこで、自宅のPCでフォーマットし直してみようと思いつきました。
帰宅後、Windows VistaのPCを立ち上げ、SSDを接続して、クイックフォーマットのチェックを外してフォーマットしました。フォーマット完了後、ファイルを書込んでみると、普通に書き込みができました。これで会社のPCでも使えるはずと安堵の思いで、この日は就寝しました。
翌日、出社すると早速試してみました。
しかし、昨日同様、「アクセス権を取得してから再試行するように」とのメッセージ。
(うぁ!何なんだ?) 念のため、認識できているかどうかを確認すると、『ボリューム(D:)』が表示されているので、問題はありません。
10分位考え込みました。会社のPCのセキュリティ設定について。
(そうだ!『PC丸ごと暗号化』だ!)
やっと思い出しました。かつて自分が制定し、実施したセキュリティポリシーを。
『PC丸ごと暗号化』を設定したPCでは、外付けデバイスも通常のフォーマットにオーバーレイをかけるように専用のフォーマットを施さなければ利用することができないのです。
『PC丸ごと暗号化』のフォーマットをし、やっと使用できるようになりました。毎日のようにPCの設定に関わっていないと、個別の設定については忘れがちになってしまうものですね・・・