佐用町林崎の南光スポーツ公園周辺を舞台として開催されている「南光ひまわり祭り」に行きました。(2014/7/26)
地域名の「南光」は、船越山南光坊瑠璃寺に由来しています。1955年(昭和30年)3月20日に徳久村、中安村、宍粟郡三河村が合併して発足した南光町は、2005年10月1日、南光町・三日月町・上月町・佐用町の4町が対等合併し、新たに佐用町となって消滅しましたが、地域の呼称として現在も引き継がれています。
龍野方面からはR179を北上。佐用町に入ったら太田井橋交差点で右折し、北へ約1Kmの徳久小学校付近三差路で右折すると南光スポーツ公園「若あゆランド」があります。林崎地区のひまわり畑はその南側周辺にあります。自動車は南光スポーツ公園の駐車場を利用します。1回500円です。
また、ひまわり鑑賞に費用は要らないのですが、「ひまわり祭り」実行委員会としては、「美化協力金・入園料」として中学生以上一名200円を徴収するようにしています。
入園料200円を支払うと、ひまわりの種が貰えます。
ここのひまわりはハイブリッド・サンフラワー種で、“ひまわり油”に加工されます。
ひまわりを栽培している地域は多くありますが、ひまわりによる地域特産化を図り、油等食品、化粧品等のヒマワリ関連製品を販売している主な産地として次の地域が挙げられます。
・北海道名寄市、北竜町
・宮城県大崎市(旧・三本木町)
・栃木県野木町
・長野県富士見町、信濃町、筑北村、諏訪市、阿南町
・石川県津幡町
・兵庫県佐用町(旧・南光町)
・島根県出雲市(旧・斐川町)
・香川県まんのう町(旧・仲南町)
・岡山県笠岡市
兵庫県でひまわりの名所として挙げられる、淡路・イングランドの丘の大花畑は面積が0.22haで約5万本、小野市のひまわりの丘公園は面積が3.4haで約50万本の栽培ですが、ここ南光地域では面積が23haで約120万本が栽培されているとのことです。
ひまわり畑にはひまわりの迷路が設えられたり、世界のひまわりの品種が栽培・紹介されていたりして、ひまわりを楽しめる工夫がなされています。
この日は猛暑日で、ひまわり畑を歩き廻るのに、二時間も経たないうちにギブアップしてしまい、早々に休息所がある南光地域福祉センター棟に逃げ込んでしまいました。
南光地域福祉センター棟脇の広場では、ひまわり祭り期間中のイベントとして『物産テント村』がつくられており、特産品・農産物などの販売が行われていました。
ひまわり祭りの今後のイベントとしては、
8月2日(土)ミニSL・新幹線乗車会
8月3日(日)ミニSL・新幹線乗車会、花火大会
が予定されています。
【関係サイト】
○ 佐用町南光ひまわり祭り
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