スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

瀬戸川の水源を訪ねる

2015-04-11 08:21:26 | 日記・エッセイ・コラム

 2014年3月28日(金)に岩岡町の“野中の清水”を訪ね、このとき傍を流れる瀬戸川(蝶川)に興味を魅かれました。それというのも、道路地図などでは神出町の田畑から忽然と出現し、そこそこの水量を湛えながら明石港に注ぎ込んでいるように見えたからです。その起点はどこで、水源はどうなっているのか俄然知りたくなりました。

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 地図を頼りに神出町宝勢まで行き、宝勢西交差点から県道378号を南西方向に約200m、そこからスーパー農道を南南東に約500m進むと、立派に護岸工事が成された幅3m程度の河川があり、橋の中程に「瀬戸川起点」と記された神戸市の標柱が建てられていました。

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 瀬戸川の起点は標柱のある処に間違い無いと思いますが、水源はどこでしょうか。標柱からキョロキョロと周囲を見回すと、東播磨平野では珍しくもない大きな溜池がありました。この池の西側の堤が一部切り取られたようになっており、池に溜まった水がここから瀬戸川に注ぎ込まれる構造になっていました。

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 この溜池の名前は私が使用している昭文社の地図にもYahoo地図にも載っていないので、このとき、たまたま溜池傍の畑で仕事をしておられたご婦人に尋ねると、「木屋池」との返答がありました。


 ところで、神戸市の標柱に書かれていた「準用河川」とはどういうことでしょうか?

≪準用河川(じゅんようかせん)とは≫

 準用河川とは、一級河川及び二級河川に指定されなかった河川で、市町村長が公共性の見地から重要と考え指定し管理する「法定外河川」のことです。
 準用河川は、国土交通省令の定めに基づき、「河川台帳」及び「水利台帳」に記載され、その準用河川を管理する事務所(市町村管轄)に保管されています。
 なお、準用河川は、河川法第100条に基づき二級河川の規定を準用することとなっています。


【関係サイト】

 ○ 河川法

 ○ 昭文社


【関連記事】

 ○ 野中の清水/神戸市西区の湧水






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