カーナビのマニュアルにDVDを楽しめると記されていましたが、再生できるファイル形式でMicro SDに記録されたものとの制限がありました。
私が使っているカーナビは㈱カイホウジャパン製のTNK-705DRTで、その取扱い説明書で再生可能データの形式が以下のとおりとなっていました。
したがって、DVDを形式変換したあと、Windows PCでも確認しやすい“WMV”にしたいと思いましたが、そのやりかたがわかりませんでした。
ネットであれこれ検索し、行き着いたのがDigiarty Software, Inc.のサイトで提供されている『WinX Free DVD to WMV Ripper』というリッピング・フリーウェアでした。
DVDをPCに取り込むには、リッピング・ソフトが必要!!
『WinX Free DVD to WMV Ripper』はDVDをWMVに高速変換するフリーウェアだとのことです。DVD5、DVD9、DVDROMなど多種類のDVDに対応し、WMVファイルへ変換して、Windowsメディアプレーヤー(WMP)やWMVをサポートするいろいろなプレーヤーでの再生が可能となるようです。
より高機能な『WinX DVD Ripper Platinum』は有償(価格は約US$40.-)です。
1.DVDリッピング・フリーウェアのダウンロード
Win Free DVD to WMV Ripper DLサイトにアクセスします。
〔無料ダウンロード〕ボタンをクリックします。
「WinX Free DVD to WMV Ripperをダウンロードする」をクリックします。
ダウンロードデータを保存し、“winx-dvd-to-wmv.exe”をダブルクリックしてインストールします。
インストールが完了すると、デスクトップにショートカットアイコンが表示されます。
2.DVDデータのWMPへの取り込み
形式変換(取り込む)DVDをPCにセットし、Ripperを起動します。
表示される手順に従って操作し、DVDをPCのWindows Media Player に取込みます。
出力形式を選択し、〔RUN〕ボタンをクリックします。
形式変換(取り込み)が開始されます。
WMV形式に変換されたファイルがビデオライブラリーに保存されます。
3.取り込んだDVDデータのSDへの書き込み
WMPを起動して、当該ファイルを再生リストに追加し、「同期」タブをクリックしてマイクロSDをセットします。
SDへの書き込みが実行される。
≪WMVとは≫
Microsoft社が開発した動画形式(動画圧縮標準のMPEG-4を元にしている。)。Windows標準のメディアプレーヤー(WMP:Windows Media Player)で標準的にサポートしている形式の一つ。
高い圧縮率、ストリーミング再生のサポート、DRM(著作権保護技術)によるコピー制御への対応などが特徴としてあげられる。
≪Ripperとは←Rippingとは≫
リッピング(Ripping)とは、DVDビデオソフトや、音楽CDなどのデジタルデータをパソコンに取り込むことを指すパソコン用語。
リッピングに使用する変換用ソフトウェア、ツールをリッパー(Ripper)と呼ぶ。
なお語源は「切り取る、もぎ取る、かっぱらう、剥ぎ取る」等を意味する英語の「Rip」に由来する。
【関係サイト】
○ 株式会社カイホウジャパン
○ Win Free DVD to WMV Ripper DLサイト