スケルトンハウス‐きまぐれCafe

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お正月飾りの仕舞うとき

2018-01-06 08:41:29 | 日記・エッセイ・コラム

 2014年1月掲載の「『お正月飾り』の飾るとき、仕舞うとき」で明らかにしたつもりでしたが、仕舞うときが分からない人が多いようです。説明が悪かったかな?

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 お正月飾りは松の内が過ぎたら外します。また、鏡開きは一般的に1月11日、一部地域では1月20日。

 松の内は、関東流では『1月7日まで』です。7日の朝に七草粥を食べて、門松や注連縄(しめなわ)などのお正月飾りを外します。
 一方、関西流では『1月15日まで』を松の内とし、11日の鏡開き後にお正月飾りを外します。お正月飾りの代表である御鏡餅を外すので、この日にすべてのお正月飾りを外すのが理に適っていると考えられたようです。

 松の内(1月15日まで)はお正月飾りを飾っておくという地域もあります。

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 西神中央公園の西側グラウンドで行われる「とんど祭り」は、毎年、1月7日以降に訪れる最初の日曜日に実施されるようです。つまり、7日が日曜日なら7日、土曜日なら8日、水曜日なら11日といった具合に変動します。但し、雨天・荒天の場合は中止となります。 

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 元々、 松の内は1月15日までで、鏡開きは1月20日と定まっていました。しかし、徳川幕府の第3代将軍家光が亡くなったのが慶安4年4月20日であったことから、“20日”を忌日とし、幕府があった関東を中心に鏡開きを10日前倒しして1月11日に変更することが行われたようです。(慶安4年4月1日=1651年5月20日)
 
 また、関東を中心とした地域で7日を「お正月飾り」を外すとしたのは、明歴3年(1657年)正月18日から28日(32日から34日)に起こった大火「振袖火事」(「丸山火事」とも呼ばれる)を教訓に、幕府から7日を以って飾り納めをするようにとの通達があったためとも言われています。


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 ○ 『お正月飾り』の飾るとき、仕舞うとき







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