「体育の日」が「スポーツの日」に
1964年の東京オリンピック以降、開会式の10月10日は「体育の日」という祝日でした(※1999年まで)。
2000年からは「ハッピーマンデー制度」により10月第2月曜日に移動しました。
2020年もあと僅かとなりました。
2020年以降、「体育の日」の名称は「スポーツの日」に改められます。
また、2020年に限って「スポーツの日」が、オリンピック開会式の7月24日に移動しました。
併せて、2020年は「海の日」が7月23日になりました。
この移動により、2020年は7月23日(木)~26日(日)の4連休が実現しました。(夏のシルバーウィーク ただし、会社勤め人の一部のみ)
ただし、この「スポーツの日」という休日は、2020年に限り10月から7月に移動したため2020年の10月には祝日がありません。(1963年以来、57年ぶりの祝日なしの10月)
「スポーツの日」への名称変更は翌年以降も続きますが、7月に移動するのはオリンピックのある2020年だけです。
翌年以降、「スポーツの日」は10月の第2週月曜日(2021年は10月11日)になります。
「天皇誕生日」が12月から2月に
2020年の2月23日に新しい天皇陛下が即位されてから初めての国民の祝日「天皇誕生日」が訪れます。
(今上天皇陛下の即位が2019年5月1日のため、2019年は誕生日が過ぎていました。)
2020年2月23日は日曜日のため、翌24日の月曜日が振替休日となります。
昭和天皇の誕生日は「昭和の日」(4月29日)となっていますが、平成天皇、つまり現在の上皇様の誕生日(12月23日)は平成の時代には“天皇誕生日”として休日でしたが、今後は平日となります。
「上皇の誕生日を祝日にすれば権威付けになりかねない。上皇に感謝する民間行事が開かれる可能性もあり、少なくとも上皇在位中の祝日化は避けるべきではないか」というのがその理由のようです。
「上皇の誕生日を祝日にすれば権威付けになりかねない。」等の危惧よりも、
“平成”という時代が30年以上続いたということを記念し、「平成
の日」として休日化すればいいのではないだろうか?
【関係先】
〇 内閣府HP 国民の祝日について
【関係記事】
〇 カレンダーの休みの日はどうやって決まるの