新たにWindows10のPCを買って以来、システムのことを少しは考えるようになりました。
でも、少し使い馴れてくるとセキュリティ的な事は何もしなくなるんじゃないかな?
その中で、一番気になったのが“PCに万が一のこと”があったらどうするかということです。昔のようにWindows OSとWindows系ソフトのディスクは付いていません。
そんな時、Microsoft社が勧める方法が、バラバラな状態で記述されているものの、四つあることが分かりました。そして、それらによるレクチャーをWebサイトでしていました。
①回復ディスク
②復元ポイント
③バックアップ
④システムイメージ&システム修復ディスク
⑤OneDrive
Microsoft社ではWindows10 PCについては回復ディスクの作成と利用を勧めているようです。しかし、これらには戻し方があり、それぞれで違っていることなど普通の人には分からないことです。簡単にそれぞれの方法について私の知る限りについて述べてみたいと思います。
①回復ドライブ;Microsoft側がメインの方法として紹介しています。
・Windows 10 を再インストールすることができる
・OSに関係ないファイルはコピーされない
・個人用ファイルと、PC に付属していなかったアプリケーションはバックアップされない
・16 ギガバイト以上の USB ドライブが必要・年一回以上の作成を勧める(Up Dateによって向上したセキュリティ
および PC のパフォーマンスがある)
・システムファイルをバックアップするかどう否かを選択可能
②復元ポイント;Microsoft側が都度実施すべき方法として紹介しています。
・システムの保護を有効にしたPCで作成できる
・PCを作成した復元ポイントに戻すことができる
③バックアップの作成;スケジュールの設定によってほぼ自動的に実施されます。
・週一回の実行・ライブラリおよび全ユーザーの個人ファイルとシステムイメージをコピー
・このバックアップを使ってPCをバックアップした時の状況に戻すことができる
・また、任意のファイルを作成・更新する都度単体でコピーして手動バックアップファイルに保存することができま
す。これらのファイルはシステムが復元した後に、使用するフォルダーにコピーして使用することができます。
④システムイメージ&システム修復ディスク;2015年4月にUpした記事と変わりません。
・システム修復ディスクを作成することでシステム回復オプションにアクセスできます。
・PCで Windows がまったく起動しない場合は、WindowsインストールディスクまたはUSBから、「システム回復
オプション」メニューの 「スタートアップ修復」などのツールにアクセスできます。これらのツールは、
Windows を再び実行できるようにするためのもの
・“最後の砦”と考えてください。実行すればWindowsは復活しますが、購入時の状況に戻ると考えてください。
⑤OneDrive;容量に限界があります。
Microsoft社が提供している無料の、今話題の「オンラインストレージ」。アカウントひとつで、保存したファイルを
さまざまな場所で、さまざまな端末で利用できるようになります。簡単にいうと、「インターネット上のファイル保
存場所」。容量は7GBあり、Microsoftアカウント(無料)があれば、利用することができます。
ただし、OneDriveを無料の範囲で利用するには7GBの制限があり、システムのバックアップには向かないと思います。
Microsoftからすぐに有料への勧誘のメールが届きます。
したがって、今回の「PCの万が一に備える方法」からは一旦外しておきたいと思います。
<結論>これ一つあれば万全というものはありません。面倒でも、何か有効なものを実施しておく方がいいと思います。
この戻し方も含めてMicrosoft社がメインとして勧める①②について検討していきたいと思います。ただし、ゆっくりと検討し、記事をUpしていきたいと思います。
【関係先】
〇 Microsoft Supporte 「PCのOneDrive」
〇 マイクロソフトサポート「回復ドライブを作成する 」
【関連記事】
〇 Lnovo B580 Windowsの「システム修復」を実行する(2015.04.25)
〇 Windows10のリカバリ・ディスクを作成!