私は2002年10月から黒酢を飲んでいます。この8年間で、途中2~3ヶ月間中断することが3度ばかりありましたが、今はなんとか継続しています。
黒酢を飲み始めたきっかけは、ある日の家族団欒での話題でした。夏場にジョギングをしている人が倒れ、病院に担ぎ込まれたが、心筋梗塞や脳梗塞で助からなかったというニュースが多く、これらの人の血液が“ドロドロ”だったと報じられていることが話題でした。
“サラサラ”血液にするには酢が効果的で、特に米麹からつくられる黒酢がいいとのTV番組での特集も話題になりました。
この時、私自身53歳になっており、成人病も気に掛けなければならない年齢であることは自覚していました。心筋梗塞や脳梗塞はできるだけ避けたいと思い、手軽に実行できる黒酢を飲用することにしました。
どれがいいかわからないので、数種類を順番に買って飲んでみましたが、中でも他の黒酢よりも臭かった(麹の匂いがきつかった)が、なんとなく「いい感じ」がしたので、まるしげ製に決めました。私の町のドラッグストアでは、まるしげの黒酢はダイエット食品の棚に置いてあります。
NHKの「ためしてガッテン」で紹介された『計るだけダイエット』も実施していた時期なので、半年間で約6kg体重が減ったのは事実ですが、何が功を奏したのかは判りません。
2003年4月から5ヶ月くらい飲んでいなかった期間があります。この期間の5月の健康診断で眼底出血の疑いがあるとのことで、8月に、眼科では神戸でも屈指の病院で精密検査をしてもらいました。
以前から、軽度の飛蚊症だったのですが、この精密検査で目に大きな負担が掛ったのでしょう。つい、手で虫を追い払う所作をしてしまうほど、右目の飛蚊症が酷くなり、1ヵ月経っても症状は軽くなりませんでした。
飛蚊症が酷くなった1週間後のこと、なんとなく体調も“かったるい”感じがしており、黒酢のことを思い出し、飲用を再開しました。
1ヶ月後には体が軽くなった感じがするのは当然のことと思いましたが、
なんと、飛蚊症が軽くなっていた
のです。
右目の右上の方に小さなモワモワとしたものが見える程度になったのです。これが黒酢の効能かどうかは判りませんが、私はそうだろうと思っています。
酢を飲用することの効能について、2009年5月21日にミツカン酢の研究者が発表した記事がありますので、紹介します。体重が減ること、飛蚊症が改善することとの関係が解明するかもしれません。
* * * * *
「酢飲んでメタボ改善 内臓脂肪減らす効果」
(配信元:産経新聞 2009/05/15)
酢を毎日大さじ1~2杯飲み続けると、内臓脂肪や血中中性脂肪が減少することが、ミツカン中央研究所(愛知県半田市)が行った臨床試験で分かった。
5月21日に長崎市で開かれる日本栄養・食糧学会大会で発表する。主成分の酢酸が脂質の合成を抑制し、燃焼も促進するためという。同研究所は「メタボリックシンドロームの予防や改善に有効」としている。
臨床試験は、25~60歳の男女175人を対象に実施。リンゴ酢の摂取を1日大さじ2杯分(30ミリリットル)、1杯分(15ミリリットル)、摂らない-の3グループに分け、12週間内の経過を観察、内臓脂肪や血中中性脂肪を比較した。その結果、大さじ2杯のグループでは、内臓脂肪が平均で4.95%減少。血中中性脂肪は23.21%減と、特に大きな効果があった。体重(2.64%減)や皮下脂肪(2.79%減)、腹囲(2.02%減)の数値でも肥満改善の効果が示された。大さじ1杯のグループでも一定の効果があったが、摂取しなかったグループは変化がなかった。
同研究所によると、酢酸には血圧や血中コレステロール値を下げる効果もある。「メタボリックシンドロームの改善には非常に有効だが、摂取をやめると脂肪は元の水準に戻ってしまうので、継続的に摂取してほしい」としている。
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