グァムか辺野古か。それ以外にない。

珍しく政治の話題を。

鳩山内閣の支持率が急落していますね。大体２０％前半といったところでしょうか。完全に危険水域です。

初期の支持率の下落は小沢氏や鳩山氏の政治とカネの問題でした。しかしここ数ヶ月は違います。内閣の迷走ぶりが際立っているからです。特に鳩山首相の発言の一貫性のなさがいけません。

昨年の衆議院選挙で民主党を選んだ国民はおそらく「１年ぐらいは多少大目に見てやろう」という思いだったはずです。しかし、あまりの鳩山さんの指導力のなさに我慢も限界を超えてしまったといったところでしょう。

最も大きな問題はやはり普天間です。何処に移設するつもりなのでしょうか。鳩山首相は腹案があると言います。しかし、いま取りざたされている徳之島では話になりません。もっとインパクトのあるグァムなどの国外への移設なら賛否両論はあるでしょうが、「鳩山さんもやるじゃないか」という声も出てくるでしょう。その可能性は非常に薄いわけですが。

もし五月末までに解決できなければ、鳩山首相は退陣すべきでしょう。そして新しい首相は速やかにそもそもの日米合意であった辺野古海上案に戻すべきです。

つまり民主党には国外か辺野古海上かの二択しかないと思われます。それ以外のところに落ち着けば今夏の参議院選挙の惨敗は避けられない情勢です。
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