ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

大谷、価千金の53号 ダルビッシュ通算2000奪三振

2024-09-23 12:09:23 | スポーツ
先日、50本塁打、50盗塁という前人未到の記録を打ち立てた大谷翔平選手ですが、先ほど、ロッキーズ戦で9回裏に同点ホームランを打ちました。まさに価千金の価値ある一発。次打者のベッツ選手がサヨナラホームランを放ち、ドジャースが劇的な勝利で地区優勝へ一歩前進しました。

こないだの50本塁打・50盗塁を同時に達成した日に、大谷選手は3本塁打6安打10打点と大爆発してから、その流れが続いています。52号は高めのボール球をセンターへ放り込みました。センターから逆方向へのホームランと、高めのストレートをホームランできる時、大谷選手の打撃は最高の状態にあります。

それにしても50本塁打は途轍もない記録。打者に専念すれば、これくらい打てることは証明しました。50盗塁なら日本の現役選手でも何人かは可能性はあります。しかし50本塁打となると私が見た怪物打者は歴代でも3人しかいません。清原、松井、大谷です。松井選手は大リーグでプレーしましたが30本が限界でした。清原、大谷はローボールヒッターですが、松井選手はポイントが少し体に近いところにあります。その点では日本の野球に向いている選手だったかもしれません。
しかし、大谷選手が松井選手をまだ超えていない部分があります。それはポストシーズンでの活躍です。松井はワールドシリーズでMVPを獲得しています。大谷選手もミスターオクトーバーになれることを期待しています。

パドレスのダルビッシュ有投手が大リーグ通算2000奪三振を達成しました。日本人投手初の快挙です。江川卓投手以降で個人的にはダルビッシュ投手は3本の指に入ります。江川、ダルビッシュ、あと1人は難しいところです。
東北高校時代、甲子園でのダルビッシュ投手はまだ体が出来ておらず、7分の力でしか投げていませんでした。しかし、長身から投げ下ろすストレートは速く、天性の体のしなり、スケールの大きさに未完成の輝きを感じました。
あれから20年以上が経ったと思うと感慨深いものがあります。その後、野球のみならず人間性も磨き、今では人格者ですね。
ダルビッシュ投手、おめでとう。1年でも長く現役を続けてください。
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今後の大谷に求められるもの

2024-04-19 12:15:11 | スポーツ

水原一平氏の問題も一区切りついて、大谷選手も野球に集中できる環境が整ってきました。新天地でのスタートは上々と言っていいでしょう。しかし、現在の大谷選手の活躍に満足しているドジャースファンは少ないでしょう。

 

個人的には打率2割8分、40本塁打以上を期待しています。後は最近しきりに言われているチャンスに打てるかです。

名門ドジャースは黙ってても100勝するチーム。得点圏打率は、大差の時と僅差の時では全く意味合いが違いますが、ある程度の目安にはなります。この数字はいずれ上げてくるでしょう。得点圏打率よりも大事な指標は殊勲打です。先制打、同点打、勝ち越し打、逆転打。これらをいかに積み上げられるかです。要は「ここぞ」という時に打てるかです。

個人競技であれば、分かりやすく数字を残せば良いのですが、野球は団体競技という大前提があるので、主力打者はチームを勝利に導かなければなりません。

 

僕が知っている限り、そうした意味でのカリスマ打者は長い歴史の中でも二人しかいません。古くは長嶋茂雄さん。僕らの世代では清原和博さん。

長嶋さんは巨人のV9、清原さんは西武黄金期の四番打者です。この二人にワールドシリーズMVPの松井秀喜さんを加えて、大谷選手とはっきりとした違いがあります。長嶋さんは優勝を宿命づけられた時代の巨人、清原さんはPL・西武・巨人と常に優勝を意識せざるを得ない環境、松井さんも星稜・巨人・ヤンキースと勝つ野球を叩き込まれました。

それに対して大谷君は花巻東、日本ハム、エンゼルスと比較的、伸び伸びとプレーできる環境でした。今回初めて、ファンやチームメイトの厳しい視線を浴びる経験をしました。

 

幸い打撃の状態は良いので、これから勝負所で打ちまくる大谷選手に変貌することを期待しています。これまでの彼の言動やグラウンドでの姿勢を見れば、彼がいかにチームの勝利のために尽くしてきたかは明白です。だからこそ、「チャンスに強い大谷」というもう一つの勲章を手に入れてもらいたいですね。

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激闘の余韻

2024-02-28 12:34:42 | スポーツ

シューズのさえずる音がまだ記憶に新しい

卓球の世界選手権女子団体決勝は、まれに見る激闘となった

決勝まで勝ち上がってきた日本に立ちはだかるのは、やはり中国だ

第1試合に起用されたのは張本美和だった

しかし、大物感漂う15才も、世界最強の前になす術なく敗れた

 

第2試合は日本のエースとなった早田ひな

伊藤美誠、平野美宇と共に2000年生まれ

黄金世代の1人である

第3試合に出場する平野にも言えることだが、どこぞのアイドルグループにいても、何ら不思議のない顔をしている

ただでさえ日本人は外国人からすれば、若く幼く映る

早田も平野も23才だが、相手からは少女そのものに見えたはずだ

しかし、いざコートに立てば、あどけなさに不似合いな勇敢で圧倒的な強さがあった

力勝負のラリーでも早田の細腕がしなり、試合を制した

 

そして平野美宇である

伊藤が勝負強く、早田が大器なら、平野は天才だ

しかし、同時にガラス細工であることも否めない

この日は良い方の平野、いや、本来の平野だった

彼女の動きに相手が全くついていけない

平野の才能が台上で爆発した

 

ベンチで身振り手振りを交え、アドバイスを送る伊藤の存在も大きかった

中国を知り尽くす彼女の言葉に、コートの3人も真剣に耳を傾けた

未来の指導者までが育った

流れは日本に来ている

 

2対2で迎えた第5試合

張本が1セットを先取する

悲願の世界一まであと2セット

しかし、その道のりは険しく、届かなかった

それなのにどういう訳だろう

この悔しさの中の晴れ晴れとした心地は

 

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大谷、ドジャースへ 今年印象に残ったプレイヤーたち

2023-12-11 11:46:32 | スポーツ

エンゼルスからフリーエージェントになった大谷翔平選手が9日、ドジャースに移籍しました。10年総額7億ドル(約1015億円)という超大型契約です。

 

赤から青へ。やはり本命のドジャースへの移籍になりました。天文学的な数字で訳が分からないのですが、優勝争いを宿命づけられた名門・ドジャースということもあり、これまでとは比べ物にならないぐらい風当たりは強くなります。

来シーズンは打撃だけになりますが、2割8分、40本塁打以上を期待しています。あとはチームを優勝へ導くことです。それには殊勲打(先制打・同点打・逆転打)を1本でも多く打たなければなりません。要はここぞという時に打つことです。

大谷翔平のサヨナラホームランが見たい。ワールドシリーズでプレーする姿が見たい。

 

次に今年、個人的に印象に残ったプレイヤーを挙げていきます。

大谷翔平、吉田正尚、山本由伸、近本光司(以上野球)、リーチマイケル(ラグビー)、久保建英(サッカー)、田中希美、川内優輝、北口榛花(以上陸上)、井上尚弥(ボクシング)、池江璃花子(水泳)、早田ひな(卓球)、和田由紀子(バレーボール)藤井聡太(将棋)

瞬間的に思い付いたプレイヤーを挙げているので、また付け足すこともあるかもしれません。それでは。

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大谷、メジャー初完封・2打席連続本塁打

2023-07-28 12:25:54 | スポーツ

大谷選手、凄いとしか言いようがありません。ダブルヘッダー第1試合でメジャー初完封。第2試合で2打席連続の37号、38号本塁打。まさに超人的な活躍です。 

 

何故、こうした活躍が出来たか。それは心技体の心の部分にあります。技は6月に打撃でひとつ上の段階に達した印象があります。ところが最近の大谷選手はヘルメットを叩きつけたり、ベンチから球審の判定に抗議したりと彼らしくない態度がありました。これは迫るトレード期限に相当ナーバスになっていたのだと思います。

そして試合前にほぼ結論が出ました。エンゼルスのGMが大谷を放出しないことを明言したのです。本人は安心したと思います。それが早速、結果として出ました。

 

投手としてはピークを過ぎつつあると思っていましたが、9回1安打完封で9勝目ですか。怪我さえなければ10勝は確実で、あとは15勝に近づけてもらいたいです。規定投球回数に達することも大切です。これに達しないと防御率をはじめ、投手成績の意味が半減してしまいます。

 

打者としての期待は高まります。7月が終わって37、8本に達してくれればとブログに記した覚えがあるのですが、届きましたね。まずは自己最高、50本は超えて欲しい。現在、58本ペースらしいですが、例年、二刀流の疲れでペースが落ちますから高望みはしないでおきます。この試合でも38号を打ったあと脇腹を痛めてベンチに下がりましたから。疲れと怪我が最大の敵です。

 

しかし、そうした個人記録よりも大谷選手がこだわっているのはチームの勝利です。「身を粉にして」なんて久し振りに聞いた言葉です。WBCを見るまでもなく、ホームランを打った後にセーフティーバントを試みる選手です。「エンゼルスのため、ファンのため」。そうした思いが体で表現されているからこそ、彼には心を動かされるものがあるのです。

 

「9月にヒリヒリした戦いがしたい」。大谷君はもちろん、エンゼルスにも奮起してもらって、彼に秋までヒリヒリした戦いをしてもらいたいものです。

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WBC 日本優勝から一夜明けて

2023-03-23 14:20:18 | スポーツ

侍ジャパン、本当によくやってくれました。MVPは大谷翔平。文句なしでしょう。

 

決勝のアメリカ戦。3対2で日本1点リードの9回裏。マウンドを託せるのは大谷しかいませんでした。

先頭打者に四球で無死一塁。バッターは一番のベッツ。昨年35本のホームランを打っています。しかし、マウンドに大谷、右打者、1点リードされた最後の攻撃ということを考えるとバントで後続のトラウト、ゴールドシュミットに託すのが、得点の確率は高かったです。ここが野球とベースボールの違いだと思います。

 

ベッツが併殺打で二死でトラウト。カウント3-2からのスライダーは真ん中から真横に曲がる、お手本のような球でした。さすがのトラウトのバットも空を斬りました。

大谷はこれまでの日本プロ野球史上、最高の選手ではないでしょうか。今後は大リーグ史上最高の選手を目指して欲しい。

 

吉田正尚は打撃の名人ですね。彼なくして日本の優勝はなかった。今季からメジャーリーグですが、ケガなどがなければ高い成績を残せるでしょう。

ヌートバー、近藤もよく塁に出ました。村上も決勝の一発は完璧な当たりでした。岡本もよかった。

投手では戸郷が良い内容でした。決勝は投手力の勝利です。

あと一人、忘れてならないのはダルビッシュ有投手。こないだ東北高校のユニフォームを見て、20年前のダルビッシュを思い出しました。線が細く故障がち。しかし、球が飛び抜けて速く、才能溢れる華のある少年でした。

今大会は投手としては、実力を充分に発揮出来ませんでしたが、早くからチームに合流し、後輩投手に自らの技術を惜しみ無く伝授しました。栗山監督が「ダルビッシュジャパン」というほど、チームの精神的支柱でした。

 

そして栗山監督。王監督がカリスマ性、原監督が統率力なら栗山監督は人徳で選手を見事に束ねました。僕は監督としては栗山さんが最も好きですね。こんなに笑顔の絶えない楽しそうなチームはこれまでなかった。

 

すべては栗山さんが大谷君をドラフトで指名して、二人三脚で二刀流に挑んだことが始まりでした。あのまま、高卒でアメリカへ渡っていたら、現在、大谷選手は野球を続けていたかすらわかりません。栗山さんとの出会いが大谷君の野球人生を大きく変え、そして日本の、世界の野球を変えました。

 

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WBC準決勝、日本サヨナラ勝ちで決勝進出。

2023-03-21 13:16:39 | スポーツ

侍ジャパン、やりましたね。劇的でした。これまで不振の村上選手のサヨナラ二塁打というのもよかった。日本が今大会初めて迎えた正念場の準決勝はメキシコ相手に6対5で勝ちました。

 

それにしても大谷、吉田正尚は凄い。WBCの日本史上最強といっていいです。一・二番のヌートバー、近藤もよく出塁します。それに五番の村上が加われば、打線はさらに強力になるでしょう。

 

試合は4回に先発の佐々木が3ランを打たれ、重苦しい展開になりました。それを振り払ったのが吉田のライトポール際への同点3ランでした。

しかし、直後の8回表に山本らが2点を献上し、3対5と再びリードを許します。直後、山川の犠牲フライで1点を返したものの、1点リードされたまま試合は9回裏へ。

先頭打者の大谷が二塁打を放ちます。大谷はガッツポーズでベンチを鼓舞しました。続く吉田はフォアボール。無死1、2塁でここまでノーヒットの村上。栗山監督の心は微動だにしなかったでしょう。村上はその期待に応え、打球は左中間へ伸びてフェンスに直撃。二塁ランナーの大谷に続き、一塁ランナーの周東がホームを踏み、サヨナラ勝ち。それにしても村上はよく打ちました。そしてメキシコは強かった。

 

決勝の相手は宿敵アメリカ。これまで日本は苦労せず勝ち進んでいたので、今日の苦しい試合をものにしたのは大きいです。最低でも1試合は、このようなゲームを乗り越えないと優勝には届きませんからね。アメリカ戦は思い切りぶつかっていって欲しいです。

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日本、悠々と予選突破 村上をどう使うか

2023-03-14 11:36:45 | スポーツ

ワールドベースボールクラシックで日本代表は順当に準々決勝進出を決めました。相手はイタリア。サッカーのイメージが強いですが、野球も力をつけてきました。実力は遥かに日本が上でしょう。しかし一戦勝負。何が起こっても不思議ではありません。

 

投手陣は万全です。日本の投手の実力はこの5年程で確実に伸びましたね。しかも層が厚い。

問題は打撃陣でしょう。ヌートバー、近藤、大谷の一、二、三番は好調で、ここは動かしたくない。問題は四番の村上です。不振ですね。シーズン中ならば時間をかけて立て直せばいいのですが、短期決戦はそうはいかない。残りの試合で期待に応えられる確率は五分五分だと思います。

必ずと言っていいほど苦しい試合はある訳ですから、危ない賭けに出るよりは、安定感抜群の吉田正尚を四番に起用する手は充分あり得ます。

村上選手は六番ぐらいに下げて、気楽に打たせた方が結果は出やすいですね。栗山監督は日ハム監督時代は我慢強く、打順を変えないタイプでした。この短期決戦でどのような決断を下すか注目です。

 

周囲が村上選手に優しすぎる。最近の傾向ですね。本人はそれを「嫌だ」と言っています。だからといって、昔のようにあまりに厳しい批判をぶつけるのも、いいとは思いません。「村上、しっかりしろ」ぐらいでいいんじゃないですか。

 

それにしても視聴率が凄いですね。今の時代に40%台を叩き出すのは驚異的です。

やはり大谷というスーパースターの存在は大きいですし、彗星のように現れたヌートバー選手がひたむきにグラウンドを躍動する姿が素晴らしいです。彼を日本代表に呼び、かつトップバッターで起用した名伯楽・栗山さんの眼力も流石です。WBCが終わり、MLBの開幕後も、ヌートバーは高い注目を集めるのは間違いないでしょう。

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大谷、驚異の2連発 WBCのあり方

2023-03-07 11:20:05 | スポーツ

WBC強化試合で大谷翔平選手が2打席連続ホームランを放ちました。

1本目は低めの球をすくい上げました。打球が上がり過ぎていたので、平凡なセンターフライ、それでも大谷選手のパワーならフェンスギリギリまでいくかと思いましたが、ボールは遥かその上でした。膝をついて片手で打った規格外の一発です。 

2本目もバットの根元の方に当たってかなり詰まっていましたが、スタンドまで届きました。やはり大谷は怪物です。

世界最高の選手である大谷に他国のマークは集まるので、実力派の村上、吉田選手らもかなり楽に打てそうです。

 

WBCのあり方ですが、秋に開催するのがベストです。シーズン前の3月に全力プレーは難しいですね。秋、11月開催の問題は選手たちが疲れていることです。

なので、30才未満の選手が中心の大会にした方がいいでしょう。30才以上は限定的な枠を作ればいいと思います。

開催方法は、大リーグのポストシーズン方式を取り入れればいいでしょう。ベスト4までは5戦勝負、ベスト4からは7戦勝負でやれば、かなり本当の実力が分かる価値のある大会になると考えます。

 

今大会に話を戻すと、準々決勝からはトーナメント方式なので、投手力が大きなウェートを占めます。日本は100試合戦えば優勝でしょうが、一度負けたら終わりなので何が起こるか分かりません。

ダルビッシュ、大谷、山本、佐々木、これだけの投手を集めていますから、珠数制限はあるものの、優勝候補の筆頭ではあります。優勝の条件としては、投手陣が失点した時に、強力打線がカバーできるかどうかでしょう。

優勝の確率は40~50%とみています。野球大国の力を示して欲しいですね。

 

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大谷のMVPはあり得るか?

2022-09-01 11:30:40 | スポーツ

大谷選手、投打ともに上り調子になりつつあります。昨シーズンは最後にペースダウンしましたが、今シーズンはラストスパートに期待したいです。

 

しかし、今季のMVPに関しては厳しいです。例年通りなら大谷選手がMVPでも何ら不思議のない、投打ともに高い成績を残しています。もし規定投球回数に達すれば、規定打席にはすでに到達していることを考えれば、空前絶後かもしれません。

ただ、どちらかに絞らなければならないとすれば、ヤンキースのジャッジ選手の方が無難でしょう。本塁打はすでに50本を超え、OPSでも他を大きく引き離しています。ジャッジ選手をヤクルトの村上選手に置き換えると分かりやすいかもしれません。

 

無難という表現を使ったのは、今シーズンのジャッジ選手の成績でMVPが取れないとなると、大谷以外の他の選手のモチベーションが落ちるからです。「いくら数字を残しても、大谷が10勝・30本の成績を残せばどうにもならない」と思うのが自然な感情ではないでしょうか。大谷君もそれは望んでいないと思います。

ただ実際には評価は別れるかもしれませんね。突然、大谷翔平という過去に比類なき規格外の選手が現れた訳ですから。二刀流という部分に絞れば、大谷君はもはやベーブ・ルースを大幅に超えています。

今季の大谷選手には投手として規定投球回数に達すること、打者としてはホームラン30本からできるだけ多く積み上げてもらいたいです。

 

 

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