ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

日本の野球はもっと出塁率を重視すべき

2009-11-28 00:10:44 | Weblog
少し前の話になりますが、今年のプロ野球のMVPはセリーグがラミレス、パリーグがダルビッシュが受賞しました。

もはや日本のエースともいえるダルビッシュは文句なしだと思います。ラミレスにしても1年を通して4番の重責を担い、首位打者を獲得するなど安定した成績を残したのでこれも異論はなかったんです。

しかし、先ほどOPS、つまり出塁率+長打率の数値がセリーグで最も高かったのが、巨人の同僚である阿部選手で、ラミレス選手はリーグ5位だということを知りました。僕はOPS至上主義者という訳ではありませんが、OPSがホームランや打率などよりもチームへの貢献が高いという事は理解しているつもりです。だからMVPは阿部選手でも良かったのではないかとも思います。

勿論、4番という重責の中でのヒットやホームランは下位打者のそれよりもはるかに価値があります。その点ではラミレス選手の受賞もおかしくはないし、OPSが高く、守備においても、打者有利の東京ドームで防御率2点台という素晴らしい数字に大きく貢献した阿部選手でも文句なしだったのではないでしょうか。

問題なのは日本の野球が未だにOPS,というよりも出塁率を軽視している事です。最高出塁率というタイトルがありますが、打率、打点、本塁打の下に置かれていて最多安打などと同じ位置です。先ずこれを見直さないといけません。出来るだけ早い時期に現在の打撃三冠と同列に出塁率を扱うべきだと思います。

しかし、残念ながら現状はそういった雰囲気はないですね。出塁率の高い選手こそが最良の選手という認識が根付けば、日本の野球も大きく進歩すると思うのですが。
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よく聴くラジオ

2009-11-25 14:20:47 | Weblog
店番をしている時はよくラジオを聴いています。

月曜から金曜までは大体同じパターンです。午後1時から「テリーとたい平のってけラジオ」。3時半からは「荒川強啓デイキャッチ」。

「テリーとたい平のってけラジオ」は1時台はテリーさんが世の中の話題になっていることについて独自の視点で話します。2時台はゲストとのトークがメインコーナー。3時台は商店街と中継で結んだりその日によって色々で、最後は「今日の日が記念日」というコーナーで閉めます。
テリーさんのカツゼツの悪さをたい平さんが上手くフォローしているようです。

この番組が休みだったり、イマイチの時は「大竹まことゴールデンラジオ」に流れます。この番組は曜日によって女性アシスタントが変わります。大竹さんは美声ですからそういった意味では聞きやすいのですが政治の話が多いので、政治、スポーツ、芸能と色々な話が聞けるのってけラジオの方を聴くことが多いです。テリー時々大竹という感じでしょうか。

テレビでのテリーさんは過激な発言、大竹さんはこわもてという印象がありますが、ラジオでは少し違います。お二人ともリスナーや世間に対する優しさが端々で感じられます。ラジオの方が本音が出やすいのかもしれません。

3時半からはTBSに移動して「荒川強啓デイキャッチ」。メインは4時からの日替わりコメンテーターを交えてのニュースランキング。政権交代前はどちらかというと民主党よりの番組だったのですが、最近は少し趣が変わってきたようですね。与党になったからには民主党にも厳しい目を向けざるを得なくなったのではないでしょうか。ちなみに僕の好きなコメンテーターは宮台真司氏ですかね。少々、理屈っぽいですけど。(笑)

それと金曜日だけ、ニッポン放送で午前11時半から始まる「ラジオビバリー昼ズ」を聴いています。金曜は松村邦洋さんがレギュラー出演しているからです。最近は巨人でブレーク中のオビスポの物真似をよくします。ゾマホンにしか聞こえないんですけどね。(笑)

土曜日は午前10時から「久保純子のライオンミュージックサタデー」から始まります。毎週テーマを絞ってベスト5を発表していきます。聞いてる年代は30代から40代が多いようです。大体ランキングを見れば分かります。

それとこの番組、どうも生放送ではないようなんです。クボジュンの都合はあるかもしれないけれど、やはりラジオは生がいいですね。

11時からは春までは「吉井歌奈子ミュージックトリップ」という音楽番組を聴いていたのですが、残念ながら終わってしまったので、今は「アッコのいいかげんに1000回」を聞いています。あと5回ほどで本当に1000回を迎えるそうです。

午後1時からは「久米宏ラジオなんですけど」。久米さんはテレビで見ると歳月の流れを感じさせるけど、声と歯切れのよさは昔と変わりませんね。

日曜は11時ごろから「三宅裕司のサンデーハッピーパラダイス」を聴いています。確かこの番組、最新の音楽チャートを発表していたのですが、時代の流れからかいつの間にか消滅したようです。昔、「三宅裕司のヤングパラダイス」という番組のリスナーだった僕としては三宅さんの素朴な語り口が懐かしいです。

午後1時からは「爆笑問題の日曜サンデー」。アシスタントは友近。相変わらず、暴走する太田さんを田中さんが止めるという展開ですが、27人の証言というコーナーでは太田さんの博識ぶりに凄いなあと感心させられることもあります。

大体、一週間の流れはこんな感じですね。10代のころは夜のリスナーだったのですが、今ではすっかり昼のリスナーになりました。時に眠気に耐えながら、時に不安や緊張感に耐えながらラジオを聴いています。欠かせない友といっても過言ではないかもしれません。
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「天地人」終了

2009-11-24 00:11:56 | Weblog
NHKの大河ドラマ「天地人」が終了しました。僕は戦国時代のドラマが好きということもあり、ほとんど見ました。名前だけしか知らなかった直江兼続がどういう人物であったか、おおよそ分かりました。勿論、主人公なので美化されている部分は少なからずあると思いますが。

兼続を演じた妻夫木聡は若者から壮年期を経て老境までをうまく演じ分けていたと思います。特に最終回は良かったです。今回の妻夫木君のように若い役者が大河主演の時は一年を通してどれだけ役者として成長するのかという楽しみがありますね。

上杉景虎を演じた玉山鉄二も良かった。上杉謙信の死後、上杉景勝との争いに敗れる役どころでしたが、景虎の悲哀が伝わってくる演技でした。玉山君にはこれからも時代劇にどんどん出演してほしいですね。

それと石田三成を演じた小栗旬。脚本が三成が善、家康が悪という描き方をしていたのですが、表面上は冷徹であるけれども、心の深い部分では、私利私欲のない、ただこの国の平穏のために尽くした三成を小栗君は熱演していました。三成のいなくなった後の天地人は物足りなさを感じました。それほど小栗三成の存在感は大でした。

深田恭子の淀君は違和感がありました。大阪落城のシーンでも無念さや悲哀といったようなものが伝わってきませんでした。かつての大河ドラマ「徳川家康」で燃え盛る炎の中で散った夏目雅子さんを子供ながらに記憶している僕としては深キョンの淀君は大いに物足りなかったです。まあ、可愛いから許しますけど。(笑)

とにもかくにも、一年間楽しませてもらいました。脚本に問題がなかったとはいいませんが、若手男優が健闘したのが収穫ではないでしょうか。
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パニック障害と裁判員制度

2009-11-18 14:37:54 | Weblog
これまで裁判員として参加した方たちに行ったアンケートでは「やる前は不安だったけれど、終わってみればいい経験になった」という感想が97パーセントを締めたそうです。パニック障害の僕は確実に残りの3パーセントに入ると想像します。

先ず、裁判所に行くまでに電車に乗らなければいけないのが大変なことです。電車はここ数年乗ってないですね。

裁判所に何とか到着したとして、裁判員としての役目をまともに果たせるかといえば、間違いなくノーです。とにかく早くこの場から逃れたいという思いだけが僕の心を支配するでしょう。

こんな状態の人間に裁かれる被告人も不幸です。原告の方も含めて、人生がかかっている訳ですからね。僕は裁判員にはなってはいけないのです。万一、裁判員に選ばれたら、病気を理由に辞退したいと考えています。ただ、パニック障害という病気をどれだけ理解してもらえるかは全く分かりませんが。
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病院へ

2009-11-11 20:34:26 | Weblog
今日は自転車で病院へ行ってきました。埼玉県東部は雨風ともに強く、結構きつかったです。

待合室で缶コーヒーを飲みながら、テレビから流れてくる市橋容疑者の逮捕や亡くなられた森繁さんの話題を背中で聞いていました。

1時間20分ほどして僕の名前が呼ばれました。話は短め。ここ最近の調子に大きな変化はないと伝えると、朝夕に飲んでいるレキソタンという薬を「朝だけ少し減らす事にチャレンジしてみてください」と先生に言われました。

病院を出て近くの薬局で4種類の薬をもらい、帰ってきました。次の予約を見たらもう12月になっていました。4週間後なので当たり前といえば当たり前ですが、時の流れの速さを感じます。
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珍しく読書

2009-11-08 20:52:27 | Weblog
私は本を読むのが苦手で、それが小さなコンプレックスでもあります。読書好きになりたいですが、なかなか難しいですね。そんな私がこないだ、一冊の小説を読み終えました。東野圭吾の「手紙」です。

殺人犯は憎むべき存在です。その親にも育てた責任はあると思うので同情はしません。ただ、兄弟は別です。殺人犯に兄がいる弟がいる、あるいは姉がいる妹がいると聞くと、彼らや彼女たちはとてつもない重荷を背負っていくのだろうなと想像します。「手紙」にはまさにそのことが丹念に描かれていました。

主人公の直貴の兄は強盗殺人を犯しました。兄は決して悪人として描かれている訳ではありません。様々な要因が重なり、ほんの一瞬、魔がさしてしまったのです。しかし、いかなる理由があろうと兄が尊い命を奪ったことに間違いはなく、直貴もとてつもない重荷を背負うことになります。

直貴は勉強ができ、異性にも好感をもたれるタイプで、おまけに歌もうまい。本来ならば幸せをつかみやすい条件が揃っているのですが、ことごとく兄の存在に邪魔をされてしまいます。その仮定を丹念に、ごく自然に東野さんは描いています。

これまでの私の読書経験上、感覚的には100ページ読んだつもりでも、実際にはまだ60ページしか読んでいないことが良くありました。「手紙」はまったく逆です。自分の感覚よりもページ数は遥かに進んでいました。特にラストシーンは切なさが募ります。この先、兄弟はどうなってしまうのか、直貴を取り巻く人間関係はどう変わっていくのか、とても気になります。続編を期待したくもなりますが、それはなくていいのかもしれない。読者それぞれが物語の続きを描けばいいと思うからです。

かつて五木寛之氏は「難しい言葉を並び立てるよりも、分かりやすい言葉で読者に伝えられる人が本当の一流だ」と語っていたことがありますが、まさにその意味では東野さんは一流です。もっと若いうちに彼の本と出会えれば、私ももう少しは本を読んでいたかもしれません。
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吉岡聖恵の声から香るもの

2009-11-07 00:22:36 | Weblog
年のせいか、最近若い人の音楽にさっぱりついていけません。でも、「いきものががり」だけは例外です。特にボーカルの吉岡さんの歌声がいいですね。

歌が上手いのは勿論なんですが、彼女の声は青春の香りがするのです。動画で「卒業写真」や「思い出がいっぱい」を弾き語りで歌っている彼女を発見しました。凄くいいです。どちらも名曲だから誰が歌ってもそれなりには聞こえるとは思うんですが、どちらも青春の歌なので、吉岡さんの声がぴったりなんです。その時代独特の輝きや切なさを見事に表現しています。

おそらく、いきものがかりは幅広い層に支持されているのではないでしょうか。10代や20歳前後の若者には勿論、20代後半から30代以上の人々も吉岡さんの歌声にはぐっと来ると思います。なぜなら彼女の声は青春の香りがするから。誰もが一度は通ったはずの懐かしい風景の香りが。
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ワールドシリーズ、松井MVP!

2009-11-05 20:11:04 | Weblog
やってくれましたね、どデカいことを。やっぱり松井秀喜は凄い男です。

正直、第5戦でフィリーズが勝ってくれて、僕は内心「シメた」と思いました。ニューヨークに帰れば松井はスタメンで出られる。そこで活躍すればMVPの可能性は大いにあると考えていました。しかし松井は僕の想像をはるかに超えてくれました。

ヤンキース3勝2敗で迎えた第6戦。4打数3安打1ホームラン6打点。松井の大活躍でヤンキースは9年ぶりにワールドシリーズを制覇しました。

思えば、今から7年前の日本シリーズ。巨人が西武を4勝0敗のストレートで下したのですが、大喜びする巨人ナインの中で松井の表情だけが何処か淋しそうでした。あの時すでにアメリカ行きの決意を固めていたのでしょう。

巨人の4番。その重さを一番知っているのも松井でしょう。また、通算本塁打数も清原和博がケガでペースダウンしていた事もあり、王貞治に迫れる男は松井以外に見当たりませんでした。

松井はそれらをすべて捨てました。この決断はどうだったのか。今日、ひとつの結果が出ました。松井も安堵しているでしょう。

それにしても2009年はWBCのイチローに始まり、ワールドシリーズの松井で締めくくりました。野球の神様は粋な計らいをしましたね。


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お知らせ

2009-11-04 19:28:31 | Weblog
「ざっくばらんの部屋」から「パニックびとのつぶやき」にブログタイトルを変えてみました。こちらのほうがストレートかなと思い立ち、改名しました。「パニックびと」とはパニック障害の人という意味です。

今日は週に一度の休日だったのですが、11時過ぎに起きたにもかかわらず、午後2時半過ぎから5時過ぎまでまた寝ていました。薬の影響なのか軽いうつ状態にあるのかはよく分かりません。一応、主治医の先生からは薬ではないかと言われていますが。こうして私の休日はあっけなく過ぎていきます。

という訳で更新率はお世辞にも高くないブログですが、これからもよろしくお願いします。<(_ _)>
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