ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

藤井聡太、叡王防衛 タイトル戦13連勝

2022-05-25 10:18:41 | 将棋

昨日、叡王戦第3局が行われ、藤井聡太叡王が挑戦者の出口若武六段を109手で下し、3連勝のストレートで叡王を防衛しました。

 

昨日の対局に関しては出口六段にも勝機があったのですが、適切な手が指せず、最後の最後で藤井叡王が辛うじて勝利しました。

4年前の新人王戦では藤井七段、出口三段でしたから、二人とも大きく飛躍しました。新人王戦でも感じましたが、出口君は好青年で将棋の才能も高いので今後が楽しみです。

 

ストレート勝ちで叡王を防衛した藤井五冠。これでタイトル戦13連勝となりました。連勝記録は大山康晴十五世名人の17連勝。しかし、この記録はかなり難しそうです。次の棋聖戦の相手が難敵の永瀬王座ですから、連勝記録よりもしっかり防衛することが求められます。

 

藤井五冠は10代にして全盛期に入ったと思われます。まさに早熟の天才です。このような人を他分野で何人か見て来ました。しかし、期待が大きい分、それに見合う成績が求められるため、藤井君も今後が大変だと思います。しかし、将棋への強い探求心を持ち続ければ、AIの進化により、将棋のレベルが急速に上がっている難しい時代ですが、藤井聡太は輝き続けるのではないでしょうか。

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幸せってなんだろう?

2022-05-21 11:00:02 | 

昔の詩人は「幸せは山の彼方の空にある」と言った

ある芸人は「ぽん酢しょうゆのある家」と鼻歌で定義した

ある水泳選手は金メダルを手に入れた時、「今まで生きてきた中でいちばん幸せ」と幼い声を発した

幸せってなんだろう?

 

幸せそうな人はよく見かける

ただ彼らがそれを実感していなければ違うのだろう

不幸せに見える人も彼が幸せを実感していればそうなのだろう

 

そもそも幸せとは存在するのだろうか?

僕にはそれすら疑わしいのだ

しかし仮にあるとするなら

それは刹那であり

失った時に遠ざかっていくその姿を

未練がましく観賞するものではなかろうか

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上島竜兵さん急死、心が苦しい方へ

2022-05-12 10:22:04 | 社会

ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが急死しました。自殺のようです。個人的にお笑いトリオと言えば、まずダチョウ倶楽部が浮かびます。中でも上島さんは中心的な存在でした。まずは上島さんのご冥福を願います。長い間、僕らを笑わせてくれてありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

上島さんが心の病だったかは解りませんが、自殺者はうつ病、うつ状態の人が多いようです。僕もパニック障害に加えてうつ病も併発しているため、当事者なのですが。うつ病発症のひとつのパターンとしては、自律神経の交感神経ばかりが働いてしまって、脳がこれでは危険と判断して、副交感神経を大量に放出します。そうすると体が異様にだるくなってしまい、思うように起き上がれない、落ち込み易いなどの様々な症状が出ます。

 

最近、心が苦しい、気分の落ち込みが激しいと感じる方は精神科や心療内科に通院するのもひとつの選択肢でしょう。しかし、それを実行に移すのは簡単ではありません。僕はパニック障害を発症してから病院へ行くまで14年かかりました。

昨日、4週間ぶりに病院へ行ったのですが、そこは大きな病院で医師は多くの患者を抱えているため、1人あたりの診察時間は1、2分です。昨日も「どうですか?」と聞かれ、こちらが一言、二言話すと「では次回の診察は・・・」こんな感じです。

自分の場合は薬を貰うためと割りきっているのでその病院に通い続けているのですが、話をじっくり聞いてほしいなら、個人経営のメンタルクリニックがいいと思います。ただ当たり外れが大きいと思われるので、自分に合わなければやめた方がいいでしょう。

 

水泳の池江璃花子選手が白血病との闘病を振り返り「本当の辛さは家族も解ってくれなかった」と話していました。まして心の病はなかなか理解してもらえるものではありません。その事を頭に置いておいた方がいいと思います。もし周囲に理解してくれる人がいるなら、それはかなり幸運です。

 

まずは無理をしないことだと思います。心の病に根性論はほぼ通用しません。体を引きずるようにして会社や学校に行っても、悪化してしまうだけですから。

 

 

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儚いもの

2022-05-05 09:56:32 | 

戦地であれば当然だが

平和であっても、人はあっさり命を落とすことがある

昨日まで元気だった者が、今日はすでに死んでいる

案外、儚いものかもしれない

昨今、日本では人生100年などと耳にするけれど

そこまで悠長に構えられる気分ではない

 

僕はいつもと変わらぬ、いや、少しずつ変わっていく街を歩く

夕焼けの雨は儚い

もうすぐ沈む太陽

まもなく止むだろう雨

ただ、それらが時に東の空に虹を浮かべたりする

儚い力が新たな儚いものを生み出し、消えてゆく

 

 

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