政府が少子化対策に取り組み始めました。もはや手遅れですが、何もやらないよりははるかに良いと思います。
私がこれまで何度か記してきたベーシックインカムと45才定年制。
ベーシックインカムに関してはコロナ渦での10万円給付のように、希望する国民全員が受け取れることが理想ですが、現状は難しい。よって生活に余裕のある方には年末調整で返してもらえばいいと思います。
最初は金額も、国が給付可能な額で、また必ずしも毎月ではなく、季節に1度でも構いません。着眼大局・着手少局が大事です。
45才定年制ですが、終身雇用が根強い大企業が対象です。同じ会社で20年も働けば、会社も本人も向き、不向きは判断できるはずです。
必要な社員は再契約を結び、その会社には必要のない社員には退職金を払って辞めてもらうか、契約社員で再雇用するか選べるシステムも必要でしょう。
また40代半ばは子育て世代ですから、国や社会が子育てに全面的に協力することが求められます。
何故、45才定年制かといえば、この年齢を過ぎると、個人差はありますが、自身に新しい価値を身に付けるエネルギーが低下してしまう年代になります。また世界的に日本が低いと言われる競争力を上げる為です。
会社側は例えば社員が35才、40才の時に会社の評価を伝えておくべきでしょう。
このシステムによって、本人が求められている場所に転職できる社会に変えていくことが重要ではないでしょうか。