君は投げ時を探している棋士のような顔を浮かべているけど
終わりにするのはまだ少し早かろう
君がパンを食べたくなるのは、体や心がまだ生きたいと叫んでいるから
瞼が重くなるのは、細胞が明日の生活に備えるために休息したいと訴えているから
宇宙の歴史から見れば、君の人生は紙ヒコーキのフライト時間と変わりない
どれだけ辛く苦しい時が長く続こうとも、そんなもんだよ
どんなに幸せな人であろうとも、その法則に変わりはない
所詮、紙ヒコーキのフライト
もう春がそこまで来ている
今年もまた桜はきっと咲くだろう
かつて希望と不安が交差した、君の大好きだった春が微笑みながら
もうそこまで歩み寄っているよ
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詩のタイトルだけ見るとAKBの朝ドラの主題歌の模倣かと思われるかもしれませんが、この詩は何年も前に書いたもので、多分、いちばん最初はここのブログだったと思います。今このブログの過去をさかのぼって、掲載されているかは自分も分かりません。何せ10年以上、続けているし、ずいぶん、削除してしまったものもありますからね。
ただし、詩はブクログのパブーの「カナタニ・ソラノ詩集」という電子書籍に保存しています。「紙ヒコーキのフライト」も収めてありました。
阿久悠、松本隆、秋元康で育った世代ですが、秋元さんは心身ともに骨太の人で、自分とは正反対で共通点などないと思っていましたが、「人生は紙飛行機のようなもの」という発想を共有できて、少し親近感が沸きました。
終わりにするのはまだ少し早かろう
君がパンを食べたくなるのは、体や心がまだ生きたいと叫んでいるから
瞼が重くなるのは、細胞が明日の生活に備えるために休息したいと訴えているから
宇宙の歴史から見れば、君の人生は紙ヒコーキのフライト時間と変わりない
どれだけ辛く苦しい時が長く続こうとも、そんなもんだよ
どんなに幸せな人であろうとも、その法則に変わりはない
所詮、紙ヒコーキのフライト
もう春がそこまで来ている
今年もまた桜はきっと咲くだろう
かつて希望と不安が交差した、君の大好きだった春が微笑みながら
もうそこまで歩み寄っているよ
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詩のタイトルだけ見るとAKBの朝ドラの主題歌の模倣かと思われるかもしれませんが、この詩は何年も前に書いたもので、多分、いちばん最初はここのブログだったと思います。今このブログの過去をさかのぼって、掲載されているかは自分も分かりません。何せ10年以上、続けているし、ずいぶん、削除してしまったものもありますからね。
ただし、詩はブクログのパブーの「カナタニ・ソラノ詩集」という電子書籍に保存しています。「紙ヒコーキのフライト」も収めてありました。
阿久悠、松本隆、秋元康で育った世代ですが、秋元さんは心身ともに骨太の人で、自分とは正反対で共通点などないと思っていましたが、「人生は紙飛行機のようなもの」という発想を共有できて、少し親近感が沸きました。