ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

桜はそっと伝えてくれた

2016-03-30 20:13:00 | 
幸せが詰まった財布を川に落としてしまった

流されていく財布を僕は必死に追いかける

けれども、それは姿を消した


後日、財布は発見されたが、幸せは死んでいた

喪服の僕は震えが止まらず

そんなものは必要ないと小さく口にする

幸せなんてつまらない

僕は喪失感に苛まれながら、強がるほかはなかった


川沿いの桜は暖かさに屈したように咲いていた

何日か前まで怒りに震えたように、強く握り締められていた蕾が、緩やかにほどけている

桜が僕にそっと伝えてくれた

一瞬でも、凛々しく咲いた時があればそれでいいのだと
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生きにくいと感じているあなたへ

2016-03-27 23:14:39 | Weblog
森山直太朗の曲のようなタイトルですが。まず自分がパニック障害で通院して、毎日、薬を飲んでいる状態ですから、アドバイスはできません。ただ、現代社会で生きにくいと感じている人は相当数存在すると考えています。

人を3つのタイプに分けます。

1.政治家、企業の社長タイプ
2.学者、芸術家タイプ
3.平均タイプ

おおよその人間はこのどこかに属するのだと思います。おそらくこのタイトルが気になって、ここを見た人は、2のタイプが多いのかなと想像します。自分も2ですね。

1の人は、短い睡眠時間でもエネルギッシュに動けるタイプ。料亭で夜な夜な宴会を楽しみつつも、朝になると「よし、今日もやるぞ」という。まさに政治家タイプですね。

小泉元総理は政治家としては珍しい2だと思われます。料亭などを好まず、クラシック好きで、普段はあの演説する姿からは想像もつかないほど、声が小さいそうです。だからこそ政治家としては変人という事になるのでしょう。

2の人は睡眠時間が長めで、また多数派に属さない傾向があります。うまく芸術家にでもなれればいいのですが、間違ってサラリーマンにでもなると、脳疲労がたまりやすいタイプかと思われます。

元TBSの小林悠アナが退社理由が適応障害だったそうですが、数年前、彼女が担当していたラジオを聴いていて「仏像が好き」「ダムを見るのが好き」など変わった感性の持ち主だなと思っていました。女子アナは1のタイプの人が向いている職業だと思います。彼女は2だったのかもしれません。そうだとするとかなり辛くなる可能性が高いですね。

3の人は、一見、何も特徴がないようですが、実は3こそ幸福になる才能が最も高いと考えています。世の中、教育から普通の人に合わせてできているから、生きやすいと思われます。

2の人が「1になりたい、3になりたい」と思っても、なかなか難しいですね。ある程度、遺伝、幼少時の環境で決まってしまっているのではないでしょうか。だから2として生きるしかないのですが、それを自覚して、自分に見合った仕事や生き方を見つける事が、生きにくさを少しでも改善する鍵だと思います。2の人だからこそできる事があると思いたいですね。
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